カテゴリー: コラム

  • 宣紙とは?

    宣紙とは?

    中国を代表する「宣紙」とは

    中国では「書画を書く(描く)ことを目的に漉かれた大きな紙」を総称して「書画紙」と呼ばれ、中でも産地・原材料・漉き方が限定された紙は「宣紙」と分類されています。
    (「宣紙」は、日本では通称「本画仙(ほんがせん)」と呼ばれることもあります。)

    「宣紙」は、産地・原材料・漉き方などが限定されており、その条件を満たした紙でなければ「宣紙」と名乗ることができない重要な紙として定められています。
    それでは「宣紙」と名乗るための条件を確認しましょう。

    「宣紙」と名乗るための条件

    「宣紙」と名乗るためには、以下①~④の4つの条件を満たす必要があります。

    1. 原料
      安徽省宣城市涇県(あんきしょうせんじょうしけいけん)地域で採れる「青檀木の樹皮」と「沙田で育った稲藁」を使用すること(①以外の原料を混ぜてはならない)
    2. 使用する水
      安徽省宣城市涇県固有の山泉水を使用すること
    3. 生産地
      安徽省宣城市涇県地域で漉かれた紙であること
    4. 製法
      伝統的な工法を用いた純手漉であること

    以上の4つの条件を満たした紙のみに「宣紙」と名乗ることが許されているということなので、ごく限られた紙であることがお解りいただけると思います。

    宣紙の最高級品「紅星牌」

    中国宣紙の代表格としてその名が知られる「紅星牌(こうせいはい)」。
    書道に携わる方ならこの名を知らない方はいないのではないでしょうか。

    もちろん書道を志している全ての方が好む紙質というわけではありませんが、特別な風合いを持ち合わせているからこそ日本にも数多くの紅星牌愛好者がいらっしゃいます。
    そんな中国宣紙の代表格である紅星牌について詳しくご紹介いたします。

    厳選された優良な原料のみを使う

    宣紙の中でも名高い紅星牌では、厳選された原料が用いられており、2~3年生の青檀樹の皮と砂地で育てられた稲藁、そして生産地の水で製造されています。

    定められた原料とは

    青壇皮(せいたんぴ)と稲藁(いねわら)のことです。
    「青壇皮」とは、安徽省涇県地域で育った青壇木(楡「二レ」科の落葉高木)の樹皮のことで、宣紙の原料に最優良の品質とされており、耐水性と耐蝕性に優れ、きめ細かく、強度に優れているという特長があります。
    また「稲藁(いなわら)」は、安徽省涇県地域の農家で栽培された「砂田稲藁(さでんいなわら)」のみが使用されます。(中国の稲は日本の稲よりも背が高く大きいそうです。)
    優れた原料は、地域まで厳選され、また紙漉きに非常に重要な要素となる使用する水までもが定められおり、それら原料と水に熟練職人の伝統工法が合わさって漉きあげられる紙が、「宣紙」として認められます。
    宣紙が高品質で長期保存に向くというのも納得できるのではないでしょうか。

    熟練の腕を必要とする紙

    伝統的な工法とは

    漉く紙の大きさに応じた「簾(すのこ)」を用い、「複数の紙漉き職人が呼吸を合わせて純粋な手漉きで紙を漉く」という方法です。
    「宣紙」を漉くためには「熟練した技」が必要とされており、「宣紙」を漉くことができる一人前の熟練職人になるためには、数年間を要するほど至難の技だとされており、全てにおいて最高のものが合わさってこそ生み出される宣紙は貴重な紙だといえます。 (還流式と呼ばれる半自動の手漉きは、純粋な手漉きとはいえません。)

    宣紙の種類

    「宣紙」は、紙を漉く際にニジミを止める薬品を使用されることは一切ありませんが、漉きあげられた宣紙に二次加工となるドーサ引きを施した紙も宣紙として認められています。
    ドーサ引きの程度によって、以下の種類に分類されます。

    • 「生宣(二次加工なし/ニジミが多い)」
    • 「半熟宣(二次加工少な目/ニジミが少な目)」
    • 「熟宣(二次加工多め/ニジミ少ない)」

    と3種類に種別されており、日本に輸入されている宣紙のほとんどは、「生宣」と分類されています。

    墨のニジミが美しく、保存向き

    丁寧に漉きあげられた宣紙の紙質は、書き味もまた格別で、特に美しいニジミを表現することができます。
    また、虫を寄せ付けにくい性質をもち、長期保存にも最適とされており、千年以上も前から中国に継承されてきた名家の書画のほとんどに宣紙が使われてきたと言われ、重要な書類や史料の保存にも宣紙が活躍してきた事実は、その優れた特長を表しています。

    配合率や漉き方で変わる宣紙の呼び方

    宣紙には、原料の配合率や漉き方、厚みによって共通の呼称があり、下記の通り分類されています。

    • 棉料単宣(めんりょうたんせん)
    • 浄皮単宣(じょうひたんせん)
    • 浄皮羅紋(じょうひらもん)
    • 棉料綿連宣(めんりょうめんれんせん)
    • 棉料重単宣(めんりょうじゅうたんせん)
    • 棉料夾宣(めんりょうきょうせん)
    • 棉料二層夾宣(めんりょうにそうきょうせん)
    • 棉料三層夾宣(めんりょうさんそうきょうせん)

    原料配合や漉き方の違いにより、同じ宣紙であっても紙質に違いが生まれます。
    厚手の紙なのか薄手の紙なのか、またニジミが多いのか、ニジミが少ないのか… その違いについてご紹介します。

    棉料単宣(めんりょうたんせん)

    基準となる最もポピュラーな紙で、薄手です。
    棉料単宣の原材料配合率は、「青檀皮 約30%:稲藁 約70%」で製造されており、稲藁の割合が多いため浄皮単宣に比べてニジミがやや多くなります。
    墨の特長を最大限に引き出すことのできる紙質で、墨の濃度に関わらず美しい墨色を表現することができます。
    日本で最も流通している種類がこの棉料単宣です。

    浄皮単宣(じょうひたんせん)

    厚さは棉料単宣と同様に薄手です。
    浄皮単宣の原材料配合率は、「青檀皮 約40%:稲藁 約60%」で製造されており、稲藁の割合が棉料単宣に比べて少ないため、棉料単宣よりもややニジミが少なくなります。
    中国では書画一体の作品が多く制作されるため、浄皮単宣の流通が盛んですが、日本での流通は少ないようです。

    浄皮羅紋宣(じょうひらもん)

    細かな網目状の簾の目で漉かれた紙で、羅紋模様の美しい漉き目が特徴的な紙です。
    浄皮羅紋の原材料配合率は、「青檀皮 約40%:稲藁 約60%」で製造されており、浄皮単宣よりもさらに薄く漉かれるため、浄皮単宣よりもややニジミが多くなります。
    墨色が美しく表現できるとされていますが、日本での流通は非常に少なめです。

    棉料綿連宣(めんりょうめんれんせん)

    単宣よりも薄く漉いています。墨の色が最も美しく出ると言われています。
    棉料綿連宣の原材料配合率は、「青檀皮 約30%:稲藁 約70%」で製造されており、棉料単宣よりも薄いため、ニジミが多くなります。
    墨色が最も美しく表現できるともいわれますが、日本での流通は非常に少なめです。

    棉料重単宣(めんりょうじゅうたんせん)

    単宣を少し厚く漉いています。単宣より厚く漉かれることで墨色に深みが出ます。
    棉料重単宣の原材料配合率は、「青檀皮 約30%:稲藁 約70%」で製造されており、棉料単宣よりもやや厚いため、棉料単宣よりもニジミがやや少なくなります。
    日本での流通は少なめです。

    棉料夾宣(めんりょうきょうせん)

    紙を漉く際に二度すくいして漉かれているため、単宣を2枚合せにした程度の厚さがあります。
    棉料夾宣の原材料配合率は、「青檀皮 約30%:稲藁 約70%」で製造されており、紙に厚さがあるため棉料単宣に比べてニジミが少なくなります。
    紙が厚く、墨が紙に浸透するため、運筆がやや重くなりますが、紙の厚さの分だけ墨が紙の奥まで浸透するため、墨色に奥行きが出ることから力強い表現に適しています。
    日本での流通は少なめです。

    棉料二層夾宣(めんりょうにそうきょうせん)

    棉料夾宣を漉きあげた際に2枚重ねにし、1枚の紙として乾燥させています。
    棉料二層夾宣の原材料配合率は、「青檀皮 約30%:稲藁 約70%」で製造されており、紙に厚さがあるため棉料夾宣に比べてニジミが少なくなります。
    夾宣よりもさらに紙が厚く、さらに墨が紙に浸透するため、やはり運筆は重くなりがちですが、墨が紙の奥までより浸透するため、棉料夾宣よりもさらに墨色に奥行きを表現できることから力強い表現に適しています。 日本での流通は非常に少なめです。

    棉料三層夾宣(めんりょうさんそうきょうせん)

    棉料夾宣を漉きあげた際に3枚重ねにし、1枚の紙として乾燥させています。
    棉料三層夾宣の原材料配合率は、「青檀皮 約30%:稲藁 約70%」で製造されており、さらに紙の厚さが増すため、棉料二層夾宣に比べてニジミが少なくなります。
    棉料二層夾宣よりもさらに紙が厚く、さらにさらに墨が紙に浸透するため、やはり運筆は重くなりますが、墨が紙の奥までより浸透するため、棉料二層夾宣よりもさらに墨色に奥行きを表現できることから力強い表現に適しています。 日本での流通は非常に少なめです。

    紙の厚さはどの厚さを選べばよいか

    種類があり過ぎてどの種類を選べば良いのか迷われるかも知れませんが、残念ながら既述の通り日本での流通が限られていたり、流通していない種類もあるため、試してみたいと思っても試すこともできないのが実情です。
    日本の業者が紅星牌を中国から仕入れるためには、紅星牌だけがコンテナに積まれた状態で輸入する必要があり、ご存知の通り紅星牌の価格は年々上がり続けています。
    そんな中、ご購入いただける確率の低い種類を豊富なサイズ展開で仕入れることは、非常に大きなリスクを背負うことに繋がるため、ご購入いたける確率が高い棉料単宣に絞られて日本で流通しています。
    そのため、夾宣や二層夾宣・三層夾宣と大きく厚さの異なる紙は、入手が困難な状況であることにご理解いただければと思います。

    薄い紙(棉料単宣・棉料綿連宣・浄皮羅紋宣)

    紙の厚さが薄いため、紙に奥行きがないため、墨が横に広がる現象となります。
    そのため、同じ原料配合の紙であれば、薄ければ薄いほどニジミが多く、カスレが少なくなる傾向があります。
    また、紙が薄いことから運筆時にかかる紙の抵抗が少なく、軽い運筆が可能になり、線の連続性や切れ味を表現しやすくなります。
    薄い紙に適した墨の濃度は、「中濃墨・濃墨・超濃墨・淡墨が最適」で、元々カスレが少なる傾向がある薄い紙でもカスレの表現が得られやすくなります。
    適した作風としては、連綿体の作風など動きのある作風に向く傾向があります。
    「淡墨」では、薄い紙の特性であるニジミの多さを利用し、透明感のある美しい墨の広がりと立体感のある表現が可能になります。

    厚い紙(棉料夾宣~三層夾宣)

    紙が厚いため、紙の奥行きの方向へと墨が浸透するため、横への広がりは少なくなります。
    そのため、厚ければ厚いほどニジミが少なく、カスレが多くなる傾向があります。
    また、紙が厚いことから運筆時にかかる紙の抵抗が増し、運筆が重くなり、線の力強さや奥行の表現がしやすくなります。
    厚い紙に適した墨の濃度は、「普通濃度・中濃墨」で、粘りの少ない墨が適していると思われ、「一画一画をしっかり書くような単体の作風」や、「深みや重みを持たせたい作品風」に向く傾向があります。
    いかがですか。どんな作品を書きたいかによって、選ぶべき紙の厚さも自ずと変わるため、作風によっていつもと違う紙に挑戦することができれば新たな発見があるかも知れませんね。
    紙選びはとっても奥が深く、チャレンジ精神を掻き立てるものです。
    「宣紙」に関わらず、使い慣れたいつもの紙をご利用されるのももちろん良いですが、今一度お使いになる紙を見直してみると、気分が変わるだけでなく、新たな発見や筆や墨との組み合わせの試行錯誤にも繋がり、書道の楽しみがさらに広がっていきますね。

    書遊がおすすめする純宣紙 / 宣紙系書画紙

    HOGYOKUSENSHI寶玉宣紙

    純宣紙

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    「究極の純粋な宣紙を目指す寶玉宣紙」

    寶玉宣紙は、安徽省涇県産の青檀皮・砂田稲藁・清らかな渓流水、熟練手漉き職人の卓越した手漉技術による最高級の純宣紙で、墨の濃度全てにおいて 「純粋な宣紙ならではの表現力」 をお愉しみいただけます。 なめらかな書き心地、美しいニジミとカスレの表現に優れ、淡墨では基線をしっかり残しながら放射状にやわらかに広がるニジミ、さらに淡墨の妙味である立体的な表現力を備えています。 墨・硯・水・温度など様々な条件を組み合わせることで、無限の可能性を引き出す「寶玉宣紙」で、多種多様な作品制作をお愉しみください。

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    KOSEIHAI 紅星牌

    純宣紙

    紅星牌 / 純宣紙

    「中国宣紙の代表格である紅星牌」

    紅星牌宣紙は、安徽省産の青壇皮と砂田稲藁を厳選し、生産地の水を用いて熟練職人が純手漉で漉き上げる最高級紙です。青壇皮は耐水・耐蝕性に優れ、強度と細やかさを兼ね備え、稲藁は大きくしなやか。数年の修練を要する技で仕上げられ、保存性と書画表現に優れた逸品として高く評価されています。

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    HOOHAI 鳳王牌

    宣紙系書画紙

    鳳王牌 / 宣紙系書画紙

    「羊毛筆×濃墨での揮毫で是非お試しください」

    熟練の職人が「純手漉」で漉きあげる書画紙。宣紙を好まれるお客様向けの棉料単宣に漉きあげました。 羊毛筆×濃墨での揮毫に最適で、淡墨作品にもご利用いただけます。 「鳳王牌」は墨の浸透に優れ、ニジミとカスレによる潤渇の表現に適しております。

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    ZUIOOHAI 瑞王牌

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    瑞王牌 / 宣紙系書画紙

    「滲みを好まれる方にはお勧めの画仙紙」

    ふんわりとした紙質でじんわりと滲みが出るのが特長です。 紙の表面が強い胡粉で効いており、筆の引っ掛かりがよく創作作品に非常に向いております。 水分を多く含んだ紙で、墨を入れた時に「実線→滲み→水分」と判るほどです。

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    SEIRYUUHAI 青龍牌

    宣紙系書画紙

    青龍牌 / 宣紙系書画紙

    「宣紙特有のパリッとした紙質が特長」

    独自の原料・配合で高品質・低価格を実現し、本画仙の中でも書きやすさに特化した紙です。 「美しい滲み」と「綺麗なカスレ」に定評があり、淡墨でお使いいただくとよりその良さが引き立ちます。 滲みがあることで、味わいある風合いを醸し出し、古典臨書・創作制作にも向いております。

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    No009 №009

    宣紙系書画紙

    №009 / 宣紙系書画紙

    「安徽省産手漉き漢字向き画仙紙」

    滲みを好む方には最適の紙です。 紙質はパリッとしており、寝かせればなお綺麗な墨色が表現できます。 濃墨・淡墨ともに美しい滲みとカスレを表現でき、抜群の書き味に富んでいます。

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  • 書道だいすき!第6話 細筆のおろし方と洗い方【書道】

    書道だいすき!第6話 細筆のおろし方と洗い方【書道】

     

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    細筆の卸し方と洗い方

    皆さん今日も楽しんでますか?
    僕はですね今日この小筆を使って手紙を書きましたよ。たまにはやっぱりペンではなくて小筆を使って手紙を書きたい。
    うん、なかなか小筆を使って手紙を書くと言うのは時間がある時心に余裕がある時しか出来ないんですけど、それでも小筆を使って書いてみたいって思うんです。

    でもね、僕個人的なんですけど小さい時から馴染みがあるんです。また書道教室の話になるんですけど小学校4年生ですよ。小4ですよ。小学校4年生で男の子は楷書、女の子は仮名を先生が習わせてくれたんです。今思うと凄い体験させて頂いたんじゃないかなって言う風に思いますね。うん、小学校6年生ぐらいにはもうあの写経ですよ。あの写経をですね書くぐらいまでやってましたしね。

    あと中学校ぐらいなったら千字文なんかも小筆で書いてたような気がします。その分だけこの小筆。特にね卸し方であったりもちろん使い方、あと使い終わった後の直し方ですね。そう言うところはですね先生非常に細かく丁寧に教えてくれたんです。

    もう色々周りの話を聞くとですね、「小筆って凄い使い方が難しいんやあ」って言う風におっしゃる方が多くてですね、「どうやって卸したら良いの?」とか、「書いた後、使い終わった後どうやって直したら良いの?」って言う声が思いの外多いって言うことにビックリしたんですね。

    もうせっかくなんで僕のやり方にはなってしまいますけど、皆さんと一緒に勉強して行きたいて言う風に思いまして今回この動画にまとめてみましたんで、よろしくお願いします。

     

    小筆の卸し方

    • 小筆の穂先を水に浸けずに、手でほぐす独特の方法を解説。

    • 水に浸けると、穂先が下ろしすぎてしまうことを説明。

    小筆の手入れ

    • 水滴を垂らした紙の上で、小筆を回転させながら墨を落とす方法を解説。

    • 穂先を整え、通気性の良い状態で乾燥させるポイントを紹介。

    ポイント

    • 小筆を水に浸けると穂先が下ろしすぎてしまうため、水を使わずに手で丁寧にほぐす方法を推奨。

    • 墨を落とす際は、水滴を垂らした紙の上で小筆を回転させ、穂先を整える。

    • 乾燥させる際は、通気性を確保するため、キャップの先端を切ることを提案。

     

    まとめ:小筆にも挑戦し、書道の奥深さを楽しもう!

     

    皆さんですね、普段大筆ばっかね使われてるかも知れませんけど、この動画を見たことによって、「小筆もやっぱり使って見ようかなあ」、普段ペンでね書いている所、手紙であったり葉書の宛名であったりね、そう言うのを小筆で書いて見ようかなあって言う風にちょっとだけでも思って頂けましたら、僕はとってもとってもそれだけでも本当に嬉しいですので、是非ともチャレンジして見て下さいね。

    この動画チャンネルでは、書道大好きやだって言うだけではなくて書くことの楽しさ、書くって言うのは良いよ。って言うのを、どんどんどんどん発信して行きたいなあと言う風に思っておりますのでこの動画チャンネルを見て頂いて良いなあ。って、私これから見たいな。って言う風に思って頂いた方どうかチャンネル登録、高評価何卒よろしくお願い致します。

    またコメント欄もですね解放させて頂いておりますので、こんなことやって欲しいなあ。こう言うのはもっともっと楽しんでないの?こう言うのってどうなってるの?でも結構です。そう言うコメントどんどんお待ちしておりますので、皆さん遠慮無く待ってますんで、よろしくお願いしますね。

     

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  • 書道だいすき!第5話 お気に入りの筆は3本用意しよう!【書道】

    書道だいすき!第5話 お気に入りの筆は3本用意しよう!【書道】

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    お気に入りの筆は3本用意しよう!

    はい、どうも!書道大好きしまうちです。皆さん今日も書道楽しんでますか?
    今日も筆を持ちましたよ。やっぱりこの筆を持つとね心が落ち着くんですよね。ただひたすらに文字を書くことだけに集中する。言わば、ゾーンに入ると言うんですかね。僕はこの瞬間がねたまらなく好きなんです。これもね僕の中ではやっぱり書道って楽しいな。って思える瞬間なんですね。

    そんな僕なんですが、特に使用頻度の高い半紙筆で、この半紙筆に関しましては僕実は自分が気に入った筆3本全く同じもの用意して使ってるんです。
    いやいや皆さん「何で3本も?3本もいる?」って言う風に思った方、実はそこには深い理由があるんです。それについて今回解説して行ければと思っています。

     

    従来の筆の手入れと問題点

    ・多くの人は、気に入った筆を1本大切に使い、墨をつけて書き、使用後は流水で洗って乾かす、というサイクルを繰り返している。

    ・しかし、使い続けるうちに筆が痩せてきたり、墨の含みが悪くなったり、毛が抜けたりすることがある。

    ・これらの問題を「消耗品だから仕方ない」と諦めてしまうのは勿体ない。

     

    3本ローテーションのメリット

    • 十分な乾燥時間: 1本の筆を集中的に使うと、筆管の中まで完全に乾く時間がなくなり、毛が腐って傷んでしまう。3本をローテーションすることで、筆を休ませる期間を作り、完全に乾燥させることができる。

    • 常に最高の状態: 常に乾いた状態の良い筆を使うことで、墨の含みが良く、穂先がまとまり、書きやすい状態を維持できる。

    • 品質の維持: 筆の品質を最大限に活かし、最高のポテンシャルを発揮した運筆ができる。

    • 技術向上: 良い筆を使うことで、字が上達し、書道がさらに楽しくなる。

    筆の選び方に関する補足:

    • 複数の筆を用意する場合、作られた時期(ロット)が同じものを選ぶと、書き心地の違いが少ない。

     

    まとめ

    筆の扱いについて、今まで色々と紹介させて頂きました。
    もう既に「私はこの筆が気に入った」って言うのを見つけられている幸運なあなた!是非とも同じ筆を複数本ご用意頂きたいんです。
    付け加えると、作られた時期によって若干微妙に違うんですよね。出来れば同じロットで作られた筆を使って頂くことで微妙な描き心地の違いが少なくなります。そう言うことも合わせて知っておいて下さいね。

    今回の動画はこれで以上になります。今回も参考になったわ、勉強になったわって言う方は是非ともチャンネル登録、高評価何卒何卒よろしくお願い致します。
    僕も少しは慣れましたかね?めっちゃね、ほんとめちゃめちゃ緊張してるんですよ。でもね一生懸命皆さんに想いが届けば良いなと思ってまたこれからも頑張って行きますんで、皆さん今後ともよろしくお願い致します。

  • 書道だいすき!第4話 正しい筆のおろし方【書道】

    書道だいすき!第4話 正しい筆のおろし方【書道】

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    筆の正しい下ろし方

    書道大好きしまうちです。皆さん今日も書道楽しんでますか?
    僕はですね、今日新しい筆をおろしたんですよ。そしたらその筆が思いのほか僕の腕に合ったんですね。そしたらいつもより、ちょっとだけなんですけど字が綺麗に書けたんです。これって些細なささやかな喜びなんですけど、僕にはめちゃめちゃ嬉しいことなんです。
    やっぱり、楽しい、嬉しい、ハッピー!そんな今日の僕です。皆さん筆新しいものを手に入れた時筆の状態確認したりしてますか?

    今日はここに、2種類の筆用意させて頂きました。
    大体ね書道用品店どこでもねこのようにキャップがついてある。もしくはねこのようにビニールがかかってある。毛が痛まないようにね、保護されてることが多いんですけども、まず、このこちら大きめの筆なんですけども、これこのように保護されているビニールを取りますと、何も糊がついてない状態です。

    もうこのまま綺麗に捌かれている筆。これを捌き筆って言いますね。これはですね、そのままこの筆に墨をつけて頂いて使って頂いても大丈夫なんです。ただですね、問題はこちらキャップを外しますと、糊で固められている筆ですね。これいわゆる固め筆って言うんですけど。これをですね、皆さんもう新しい筆が手に入ったから、もうすぐに使いたい。もうやるで、書きたいでって言うことでこのようにね、手でね、いきなりカシカシカシっていう風にね、やって下ろしてですね、もう糊が付いたまま、もういきなりもう墨につけて書くっていうことねされてることないですか?

    そういう僕も実は、そんなことを知らない時はやってしまったことあるんです。もうすぐに書きたいから、もう下ろして達に下ろして、もう墨つけて筆には悪いことしたなっていう風思ってしまうんです。
    何故にって言うと、もうとにかくね糊でガチガチに固められてますので、この糊分をとにかくしっかり取ってあげないと、墨をつけた時にですね、その墨がしっかり毛に乗らないんですね。と言うことは、逆に、まあ筆の毛にも悪いですし、文字を実際書く時にも、しっかり筆を使いこなせない。筆の機能を使いこなせないっていうことになってしまいますね。

    ですから、そういうのを防ぐためにも、しっかりとですね、筆を下ろす。忘れがちなんですけどやっぱりめちゃくちゃ大事なことだと思うんです。ですから、今日はそのしっかり糊分を取る、筆を下ろすって言うことですね。それをこれから実践してきますんで、良く良く見て下さいね。

     

    ポイント:糊で固められた筆

    新品の筆は、毛がばらけないように糊で固められています。この糊を落とさずに使用すると、墨が毛にうまく乗らず、筆の性能を十分に発揮できません。

    誤った下ろし方

    • 手で無理やりほぐす

    • 糊がついたまま墨をつける

    これらの方法は、筆の寿命を縮める原因になります。

    正しい下ろし方(具体的な手順

    1. ぬるま湯につける: 筆全体をぬるま湯に浸し、外側の糊を丁寧に落とします。

    2. 先からほぐす: 筆の先から少しずつ丁寧にほぐしていきます。

    3. 根元までほぐす: 根元までしっかりと糊を落とします。

    4. 流水で洗い流す: 筆管の中に残った糊分を流水でしっかり洗い流します。

     

    補足

    筆の種類(捌き筆、固め筆)によって、下ろしの方法が少し異なります。
    ほぐす際に、不要な毛や痛んだ毛は自然に抜けます。流水で洗った後は、できるだけ自然乾燥させるのが理想的です。

     

    まとめ:「筆」の卸し方の重要性

    今回言ったような筆の卸し方をして頂いてこの筆を持っているポテンシャルを最大限に活かしてあげる。おおー今日はめちゃめちゃ筆が動いてくれるじゃないかっていう風な所にいき着くと思いますんで、是非ともこの筆の卸し方、しっかり覚えておいて下さい。よろしくお願いします。

    筆の卸し方いかがでしたでしょうか?
    意外に大切なんですね。筆の洗い方と同様に筆の卸し方、それをしっかり最初にやってあげるとやはりね筆の寿命が全然変わって来ると思うんですね。道具を長く大切に使う。少しでも自分の腕に合い、文字が綺麗に書ける。そういう風になって頂くためにも、是非とも筆の卸し方、やっぱり大切だなって言う風に思って頂けたら、これ以上ない喜びであります。この動画を見て私もこれからやってみようかなあって言う風に思って頂いた方、もし宜しければチャンネル登録、高評価、何卒よろしくお願い致します。それでは、書道大好き、しまうちでした。また近い内に会いましょう。また!

     
     

  • 書道だいすき!第2話 正しい筆の洗い方【書道】

    書道だいすき!第2話 正しい筆の洗い方【書道】

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    書道だいすき 第2話 動画の概要

    書道大好き島内氏が筆の正しい洗い方と手入れ方法について詳しく解説しています。
    彼は娘の筆が手入れ不足で傷んでいる状態を例に挙げ、筆を大切にする重要性を強調しています。
    動画では、ぬるま湯での付け洗い、根元の墨の除去方法、筆串を使った整え方、そして適切な乾燥方法までの一連のプロセスが実演されています。
    島内は、筆をきちんと手入れすることで筆本来の特性が発揮され、書道がより楽しくなると説明しています。
    最終的に、この知識を通じて書道を楽しむ人が増えることを願っていると締めくくっています。

    書道と筆の大切さを紹介

    書道大好き島内氏が挨拶し、書道を楽しんでいるかと視聴者に問いかけます。
    彼は今日使っている羊毛筆について触れ、その柔らかさと回転の美しさを称賛しています。
    島内氏は筆などの道具を大切に使いたいという思いを語り、墨で書いた後の手入れが不十分だと悲しくなると述べています。

    傷んだ筆の状態確認

    娘の筆を改めて映像で見ると、根元は固まっており、毛先はバッサバサでほうきのようになっていることを指摘します。
    この悲惨な状態の筆を綺麗にしていく過程を紹介すると述べています。

    流水での洗浄方法

    30度以下のぬるいお湯で筆を洗う工程を紹介します。
    島内は、根元を持って優しく洗うことの重要性を強調し、見える部分だけでなく、軸管の中に入った毛の部分に溜まった炭もしっかり取り除く必要があると説明しています。
    根元の部分を特に念入りにもみほぐすことで、固まった墨を取り除くことができると述べています。

    ぬるま湯での付け洗い

    30度以下のぬるいお湯で筆を洗う工程を紹介します。
    島内は、根元を持って優しく洗うことの重要性を強調し、見える部分だけでなく、軸管の中に入った毛の部分に溜まった炭もしっかり取り除く必要があると説明しています。
    根元の部分を特に念入りにもみほぐすことで、固まった墨を取り除くことができると述べています。

    筆串を使った整え方

    島内は筆串が大切な道具だと説明し、髪の毛を整えるときの櫛と同じような役割を果たすと比喩しています。
    娘の筆からはたくさんの傷んだ毛が取れたことを示しながら、筆串を使って毛を整えることで筆が綺麗になっていく様子を実演しています。
    この方法を知らない人にもぜひ試してほしいと勧めています。

    筆の乾燥と締めくくり

    綺麗になった筆を見せながら、島内はこれが筆の「普通」の状態であるべきだと強調します。
    最後に筆を手つりにつるして、しっかり乾燥させることの重要性を説明しています。
    筆をきちんと洗うことで、筆本来の特性が発揮され、開閉する能力も回復すると述べています。
    島内は、この動画を通じて筆の洗い方を覚え、書道をより楽しめる人が増えることを願っていると締めくくり、チャンネル登録と高評価をお願いしています。

    関連商品のご紹介

    小カテゴリ墨池

    墨池
    -Bokuchi-

    墨池は「液体墨(墨汁)を入れるための小さな器」です。
    硯のように墨をするのではなく、墨液を注いでおいて筆に含ませるために使います。

  • 書道だいすき!第1話 書道ってめっちゃ楽しい!

    書道だいすき!第1話 書道ってめっちゃ楽しい!

    誰よりも書道を愛する『しまうち』による公式Youtubeアカウント!
    書道に限らず『書く』に関係することはなんでも紹介します
    一人でも多くの方に『書く』楽しさを広めたい! 是非チャンネル登録してお楽しみください!
    www.youtube.com/@書道だいすき

    書道って楽しい!

    皆さん、初めまして。書道大好き、しまうちです。
    この動画チャンネルをご覧いただき、本当にありがとうございます。

    僕がこの動画チャンネルで皆さんに伝えたいことは、ずばり、書道ってめっちゃ楽しい。これなんです。楽しいと感じてもらえれば、好きになる。好きになれば、続けたくなる。面白くなる。そして、その魅力を誰かに伝えたくなる。結果、一人でも多くの人に、「書道ってめっちゃ好きやわ」「書道ってめっちゃ楽しいわ」って思っていただければ、僕は本当にめちゃめちゃ嬉しいんです。

    でも、実際に僕一人でできることは、本当に本当に微力なんです。ですので、この動画チャンネルをご覧頂いている皆様の、エネルギーパワーを僕に貸してください。そして、「書道って楽しいって知ってる?」って、多くの人に、本当に広めていただきたい。

    書道って何が楽しい?6つのポイントを紹介

    1. 文字が綺麗に描けること: 字が綺麗に書けるようになると、周りからの評価も高まり、自分の強みや自信に繋がります。

    2. 様々なジャンルがあること: 漢字、仮名、篆刻、墨字、前衛書、ペン字、実用書など、書道には多岐にわたるジャンルが存在し、奥深さを感じられます。

    3. 豊富な道具: 小学校の習字道具だけではなく、専門店には想像を超える様々な道具が存在し、文房具好きのように道具自体を楽しむことができます。

    4. 多様な表現方法: 半紙に書くだけでなく、書道パフォーマンスのようにダイナミックな表現方法も存在し、今後はアナログとデジタルを融合した新しい表現も生まれる可能性があります。

    5. 幅広い年齢層が楽しめること: 子供からお年寄りまで、親子三代で楽しめる生涯学習の代表的な存在として、書道の年齢層の広さを楽しめます。

    6. 多くの展覧会があること: 実際に作品を見ることで、書道は技術だけでなく、鑑賞を通して楽しむこともできます。

    まとめ

    書道の楽しさ伝わったでしょうか?
    まだまだね伝え足りないことは多いんですが、この動画チャンネルを通して一人でも多くの人に「書道って楽しいな」って思ってもらえるように頑張って行きますので、今後とも何卒よろしくお願い致します。

    そしてまた少しでも皆さんパワー分けてあげるよっていう方がいらっしゃいましたらチャンネル登録、高評価、何卒何卒よろしくお願い致します。書道大好き、しまうちでした。

  • 硯の洗い方・研ぎ方

    硯の洗い方・研ぎ方

    硯は墨を磨るための道具として、紀元前である殷の時代に硯の原形が発生し、日本では飛鳥時代に伝わったとされています。
    古では硯は石や土・瓦・玉・陶器などから作られ、銘硯といわれる石質の発見と、優れた彫刻家によって時代と共に実用・鑑賞用に発展してきました。
    書道は墨を磨るところから始まると言われるように、墨磨りは重要視されるため、清潔に手入れされた硯で墨を磨って心を整えたいですね。
    硯を清潔に保っていない場合、硯にこびりついた墨が悪影響を及ぼし、墨色を悪くしたり、悪臭を放つ原因にもなります。
    また、またこびりついた墨の腐敗が原因で、表具の際に不具合が発生することもあります。
    硯は使う度に硯を丁寧に洗うことで清潔に保ち、長く大切に使いましょう。
    それでは愛玩品ともなる「硯」を大切に使うためのお手入れ方法をご紹介します。

    硯の洗い方

    1.硯をお湯に20分~30分程度つけ置き

    墨の原材料となる膠は、お湯で溶かすことができますが、膠を溶かす最適温度は 約70℃とされています。
    70℃程度のお湯につけ置きすることで硯にこびりついた煤や膠の汚れが落ちやすくなり、目詰まりの解消にもつながります。

    硯をお湯につけ置きする

    2.やわらかい素材で硯を洗う

    硯にキズがつかないよう、やわらかいスポンジや柔らかい毛質の歯ブラシなどでやさしく丁寧に水洗いしてください。
    硯の縁周辺や隅っこなど洗いにくい箇所も丁寧に洗いましょう。

    やわらかい素材で硯を洗う

    3.水分のふき取りと乾燥

    洗い終えた硯は、布などで水分を拭き取るなどした後、急激な乾燥は避け自然乾燥させてください。

    硯を乾かす

    墨が固まって取れにくいときは

    頑固にこびりついた墨を取り除きたい時も上記の1.2.3.と同様の方法でお手入れしていただければ問題ありません。
    それでも墨汚れが落ちない場合は、お湯に浸す時間を長くするなどしながら、上記を何度も繰り返して根気よく洗ってください。

    墨が磨れにくいと感じた時は

    墨を磨ってもなかなか磨れない、磨れているような気がしない、という経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。
    硯で墨が磨れるのは、硯の表面にある「鋒鋩(ホウボウ)」というヤスリの役割りを果たす細かな凹凸で墨が磨れます。
    この鋒鋩が摩耗するために墨が磨れなくなるということもあるようですが、鋒鋩はそんなに簡単に摩耗するものでありません。
    もし墨が磨れにくいと感じられた時は、以下の方法をお試しください。

    1.硯を洗い直してみる

    硯の表面を確認して墨の汚れが付いていないように見えても、鋒鋩の凹凸に目詰まりした煤や膠がこびりつき、鋒鋩を目詰まりさせている場合があります。
    この場合は、膠が最も溶解するといわれる 約70℃のお湯に20分~30分程度硯を浸し、やわらかいスポンジなどで丁寧に洗い直す必要があります。
    これまで一度もこの方法で洗われたことがない場合は、何度か繰り返して洗うと効果的だと思われます。

    2.墨の種類を確認する

    和墨で墨が磨れないということはまず考えにくいことですが、唐墨は和墨に比べて墨が磨りにくい(黒くなり辛い)傾向があるため、もし唐墨をお使いの場合は、和墨に替えてみるのも方法です。

    3.硯の目立てをする

    硯をどれだけ洗っても、墨の種類を替えても、それでも墨が磨れない時の最終手段は、硯の「目立て」です。
    硯の目立てとは、硯の鋒鋩の凹凸を鋭くし直すことで、長年の使用によって摩耗した鋒鋩の目立てを行うことで以前のように墨が磨れるようになります。

    硯の「目立て」はあくまでも最終手段であって、安易に行うのは危険です。慎重に慎重に行うようにしましょう。
    詳しい方法は下記にてご確認ください。

    硯の「目立て」の方法(研ぎ方)

    硯の目立てには、二通りの方法があります。
    1.クリーム状の研磨剤を使用する方法
    2.クリーム状の研磨剤+耐水ペーパーを使用する方法
    3.硯用の砥石を使用する方法

    順にご説明しますが、その前に予備知識を少し。

    良質な硯の鋒鋩は、基本的に磨墨によって摩耗することはほとんどありません。
    そのため、良質な硯には目立てを行う必要がないと言っても言い過ぎではないと思われます。
    下の画像のように、硯は目立てを行うことで硯の表面が削られ、硯の色が変わったり、最悪の場合は大切な硯にキズがつくこともあり得ます。
    硯の目立ては、普段から硯を正しくキレイにお手入れされている方にはほとんど必要ありませんので、あくまでも硯の目立ては最終手段として、最悪の場合も想定して自己責任で行うようにしてください。

    1.クリーム状の研磨剤を使用する方法

    クリーム状の研磨剤として、皆さんご存知の「クリームクレンザー “ジフ”」を使用します。
    ジフはアルカリ性のクリーム洗剤で、汚れを浮き上がらせる界面活性剤とその汚れを削り落とす研磨材が組み合わされた洗剤です。
    また、ジフに使用されている研磨材は天然成分のカルサイトで、ガラスやステンレスよりやわらかいため、硯にキズをつけることなく硯をキレイにしてくれます。

    クリーム状の研磨剤を使用する

    使い方は簡単。
    硯を膠の溶解に最適と言われる約70℃のお湯に20分~30分程度つけ置きます。
    お湯の力で硯にこびりついた膠が溶解されるので、硯をお湯から出し、ジフを歯ブラシにつけ、墨を磨る要領で円を描くようにやさしくこすります。
    (ゴシゴシこすらないようにしましょう。)
    墨を磨る硯の墨堂(丘)はもちろん、墨がこびりつきやすい隅っこや、洗いづらい場所もしっかりとこすりましょう。
    何度も何度も全体をまんべんなく繰り返しこすることで、粗いジフの研磨剤粒子が細かくこなれていきますので、根気よくキレイにしましょう。
    キレイにできれば、40℃程度のお湯で硯をキレイ洗い、余分な水分をふき取ります。
    ジフで研磨したことで表面が削られるため、硯の表面が本来の明るい石色に変わりますが、硯を使っては洗い、使っては洗いを繰り返す間に馴染んできますのでご心配には及びません。

    硯をジフでやさしくこする
    ジフ研磨後

    ジフ研磨後の状態です。
    ※研磨を行うと、どうしても研磨後の画像のように硯の色は変わります。
    硯の色が変わることを好まれない場合は、目立てを行わないでください。

    2.クリーム状の研磨剤+耐水ペーパーを使用する方法

    1のジフで目立てを行った硯は、鋒鋩が研ぎ澄まされるため、鋒鋩の目が立ち過ぎるように感じられるかも知れません。
    そんな時は、耐水ペーパー(耐水ペーパーの番手は *注1 を参照)を使用します。
    硯を十分に水で濡らし、墨を磨る墨堂(丘)全体を耐水ペーパーで研磨します。
    この研磨によって、鋒鋩は残しながらも周囲の立ち過ぎた余分な部分を落とし、磨り心地を向上させることができます。

    耐水ペーパーは小さくちぎって折り畳むなどし、指の腹に敷いて墨を磨るイメージで円を描くように全体をまんべんなく研磨します。
    耐水ペーパーを指で押し付けてこすりつけるのではなく、全体を軽い力でまんべんなくペーパーをかけるようにしましょう。
    ただ、耐水ペーパーはすぐに目が詰まるため、指への抵抗感が変わってきたら調子が変わらないように何度か耐水ペーパーを取り換えながら硯の墨堂(丘)全体を研磨しましょう。
    (耐水ペーパーの番手数字が大きいほど目が細かくなるため、すぐに目詰まりします。)

    これで、ジフで研磨して立ち過ぎた鋒鋩が滑らかになります。
    全体的にまんべんなくジフで研磨できれば、40℃程度のお湯で硯をキレイ洗い、余分な水分をふき取りましょう。

    耐水ペーパーを使用する

    【*注1】 硯によって耐水ペーパーの番手は変えた方が良いと思われます。
    大まかな目安の耐水ペーパーの番手は、以下を目安にしてください。

    ・端渓硯:#2000~#3000
    ・歙州硯:#800~#1000
    ・羅紋硯:#600~#700
    ・学生羅紋硯:#400~#500

    ※耐水ペーパーの番手は、数字が大きくなるほど目が細かくなります。
     目の細かな磨り心地を求められる場合は、#3000・#4000の耐水ペーパーをご使用ください。
    ※繰り返しお伝えしますが、硯の目立ては硯を正しくキレイにお手入れされた硯にはほとんど必要ありません。
     あくまでも硯の目立ては最終手段として、最悪の場合も想定して自己責任で行うようにしてください。

    耐水ペーパーの種類
    ★★★耐水ペーパー研磨を行う前と後の画像を掲載★★★

    ※研磨を行うと、どうしても研磨後の画像のように硯の色は変わります。
    硯の色が変わることを好まれない場合は、目立てを行わないでください。

    3.硯用の砥石を使用する方法

    硯の目立ての方法として有名なのは「硯用砥石」ですね。
    一般的な硯用砥石は、固形化した泥の層を切り出したものです。
    泥砥石は泥の中に含まれた超微細な不純物(金属や砂利・ガラスなど)が含まれていることがあり、砥石をかける際に硯にキズがつく場合があります。
    泥砥石はあくまでも天然素材の製品のため、予めご了承の上ご利用ください。

    それでは硯に砥石をかける方法ですが、泥砥石をかける際は、予め硯面を水に浸し、泥砥石で墨を磨るように砥石をかけます。
    硯の角や洗いにくい箇所の場合は、砥石を砕くなどして小さな欠片を使って砥石をかけましょう。
    この砥石をかける工程は、硯面の凹凸を矯正するのではなく、目立てが目的です。
    そのため、力を入れて砥石をかけるのではなく、墨を磨るのと同様にやさしく力を入れずにかけましょう。
    砥石をかけ終えたら、硯をキレイ洗い、余分な水分をふき取りましょう。

    砥石をかけても良い硯と悪い硯

    泥砥石が天然素材でできているため、超微細な砂利が硯を傷つけてしまう可能性があります。
    そのため、泥砥石をかけても良い硯は?と尋ねられるとすると、「基本的にはどんな硯であっても泥砥石の使用は避けられた方が賢明です。」というのが本音です。
    どうしも砥石をかけられたい場合は、万が一硯にキズがついても諦めがつく硯にのみご使用になることをお勧めします。

    購入してすぐの硯で墨が磨れないときは

    中国の硯に多くみられる現象ですが、購入してすぐの硯は見た目を美しく保てるように、表面に化粧を施していることがあります。
    化粧を施された硯は、購入したままの状態で墨を磨っても墨がおりにくく、墨が硯の上を上滑りしているような感触や水を弾くような現象が起きます。
    この場合は、「硯の洗い方」の通り、硯を約70℃のお湯に20分~30分程度つけ置き、やわらかい素材ので硯を洗う、これを数回繰り返すと化粧が取れて墨が磨れるようになります。
    (硯への化粧は蝋(ロウ)を塗られていることが多いため、蝋を溶かす最適な温度は、膠の溶解温度と同様で、約70℃のお湯に浸して洗うのが理にかなっています。)
    複数回洗っても違和感が残るように感じられる場合は、通常の使い方である「墨を磨っては洗い、墨を磨っては洗い」を行っている間に化粧が落ち、本来の硯の磨り心地となります。

  • 篆刻に必要な道具(篆刻初心者の方向け)

    篆刻に必要な道具(篆刻初心者の方向け)

    「篆刻に興味があるけど、どんな道具がいるの?」「初心者がまず揃えておくべき道具は?」
    これから篆刻を始めたい方に向けて、篆刻に必要な道具について解説します。
    たくさん道具を揃えないといけない…と思われるかもしれませんが、一度ご用意いただければ長く使えるものばかりです。
    紹介する道具は書遊Onlineでお買い求めいただけますので、あわせてご覧いただけますと幸いです。

    印材(いんざい)

    篆刻印材には、石、木材、竹根(ちっこん)、象牙、水晶が使われます。
    石を使うことが多く、石はそのほとんどを中国から輸入しています。
    石は種類もサイズも豊富です。
    主な石としては、寿山平頭石(じゅさんへいとうせき)、青田青白章石(せいでんせいはくしょうせき)、昌化石(しょうかせき)、巴林石(ぱりんせき)があり、これらは四大印材と呼ばれています。
    彫りやすさが異なりますので、いろいろな種類の石を試してみて、自分に合ったものを見つけてください。
    初心者の方は、2.3cm角や2.5cm角、3.0cm角(一寸サイズ)がおすすめです。

    印刀(いんとう)

    別名「鉄筆」と呼ばれ、印を彫るときに使います。
    刃の角を使って石を彫っていきます。
    印刀には、中鋒(両刃)と片鋒(片刃)があり、石を彫るときは中鋒(両刃)を使います。
    柔らかい石には厚刃、硬い石には薄刃が適しています。
    印刀のサイズは彫る石のサイズによって変えますが、初心者の方には幅6mm程度のものがおすすめです。

    墨、朱墨

    墨は印稿作成時に使います。
    印稿とは印を彫る際の元になる原稿のことです。彫りたい文字を紙に書きます。
    墨液も使えないことはないのですが、固形墨を磨って使うほうが、よりきれいに作ることができます。

    朱墨は、布字(ふじ)をするときに使います。
    朱墨も固形墨がおすすめです。
    手にとったとき重いものを選ぶとよいでしょう。

    布字(ふじ)とは、印面に筆で文字を書き込むこと。
    昨今では、“印面に文字を転写する行為”も意味するようになりました。

    小筆

    小筆を2本用意します。
    墨用と朱墨用です。
    小さい印面に細かい字を書きますので、穂先がよく利くものが適しています。

    硯

    墨用と朱墨用の2つ用意してもかまいませんが、2つ合わさったコンパクトな二面硯がおすすめです。

    印泥(いんでい)

    押印(印を作品に押すこと)するときに使います。
    作風やご自身の好みに合わせて色をお選びください。

    印泥の使い方についてはこちら>>

    印床(いんしょう)

    印を固定する台です。
    印を手で持って彫るのは大変ですが、印床に印を挟んで固定すれば安全に彫ることができます。
    印床には、「ねじ式」と「くさび式」があります。
    「ねじ式」はねじで締めるので、誰でも簡単に使用することができます。
    「くさび式」は木槌で締めるので、彫り終わるまで緩んだりすることがありませんし、壊れることがありません。
    彫りたい印材の大きさによって対応する印床のサイズが変わりますので、確認してお選びください。

    水ペーパー

    印材に入っている傷を消したり、印面を平らに整えたりする際に使う紙やすりです。
    水をつけてこすります。
    印材の質感にもよりますが、目が粗いもの、中くらいのもの、細かいもの、の3種類が基本的となります。
    現在の販売されている印材では、400~800番くらいでしっかり水を水ペーパーに垂らして印面を整えることを十分綺麗な状態になります。

    転写シート

    雁皮でできている、布字をするための紙です。
    別紙に書いた印稿をこの転写シートを使って印面に転写します。
    転写シートを使わない方法(マジックインキ転写法)もあります。
    マジックインキ転写法の場合は、マジックインキ(イエロー)とトナー式プリンターをご用意ください。

    字典

    彫る文字の字形を調べる際に使います。

    以下は、補助的な道具です。
    無くても大丈夫ですし、代用できそうなものがあったらそちらをお使いください。

    水滴

    墨を磨る際や、水ペーパーを使う際に使います。

    印矩(いんく)

    印を押したい位置に押すための道具です。
    印専用の定規のようなものです。

    印矩の使い方についてはこちら>>

    印褥台(いんじょくだい)

    印をおすときの下敷きです。

    ブラシ、歯ブラシ

    印を彫っていくと、印面に粉がつきます。
    粉を落とすのに歯ブラシのようなものがあると便利です。

    布

    印をふく布です。
    印についた印泥をふくときに使います。
    ティッシュペーパーでも構いません。

    まとめ

    これらが篆刻に必要な道具です。
    たくさんありますが、印刀や印床など一度用意いただければ長く使えるものがほとんどです。
    「篆刻は難しそう」という印象をお持ちの方も多いかもしれませんが、自分で彫った印があれば、作品作りがより一層楽しくなると思います。
    ぜひチャレンジしてみてください。

  • ご祝儀袋の書き方(結婚祝い)

    ご祝儀袋の書き方(結婚祝い)

    結婚のお祝いとしてお金を包んで渡す「ご祝儀」。
    ご祝儀袋(慶事用のし袋)にはさまざまなマナーがあります。
    こちらのページでは、表書きと中袋の書き方を解説します。

    『ご祝儀袋の選び方』コラムはこちら>>

    濃い黒の筆ペンか、細字筆で書く

    結婚祝いに渡すご祝儀袋には、濃い黒色の筆ペンや筆で書きます。
    淡墨の筆ペンはお悔やみの場面で使うので、結婚祝いにはNGです。
    またボールペンや万年筆など線が細いペンは避けましょう。

    筆ペンは、穂先の形状によって書き味や線質が異なります。
    「硬筆タイプ」「軟筆タイプ」といった腰の強い穂先のものならペン感覚で書くことができますので、筆ペンに慣れていない方におすすめです。
    「毛筆タイプ」は、筆のようにハネ、はらいをきれいに表現できます。
    扱いが難しく練習が必要ですが、大人のたしなみとしてこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか?

    筆ペン・硬筆タイプ

    ▲筆ペン・硬筆タイプ

    筆ペン・軟筆タイプ

    ▲筆ペン・軟筆タイプ

    筆ペン・毛筆タイプ

    ▲筆ペン・毛筆タイプ

    表書きについて

    ご祝儀袋を買うと長細い紙がついていることが多いと思います。
    これは短冊といい、ここに「名目」と「贈り主の名前」を書きます。

    短冊

    名目

    結婚祝いの場合の名目は「寿」「御祝」「御結婚御祝」など。
    すでに名目が印刷されていることも多いので、それを使っていただいてもいいですし、白紙の短冊にご自身で書いても構いません。
    カジュアルなデザインのご祝儀袋ですと「Happy Wedding」と書かれた短冊が入っていることもあります。
    こちらはご友人に渡す場合などカジュアルなシーンでお使いいただけます。

    ご祝儀袋の書き方(寿)

    ▲ 寿

    ご祝儀袋の書き方見本(御結婚御祝)

    ▲ 御結婚御祝

    贈り主の名前

    名目の下には、贈り主の名前を書きます。
    贈り主が連名の場合、書き方に決まりがあります。

    個人 中央に氏名を書く。名目より文字サイズを少し小さくするとバランス◎
    夫婦 中央に夫の氏名、左に妻の名を書く。(姓なし、夫の名の横に)
    3人 中央に代表者(年上、格上)の人の氏名、その左に他の人の氏名を書く。
    4人以上 中央に代表者(年上、格上)の人の氏名、その左に「外一同」と書く。
    別紙(奉書紙など)を用意して、全員の氏名と住所を書いて中袋に入れる。
    ご祝儀袋の書き方見本(一人)

    ▲ 個人の場合

    ご祝儀袋の書き方見本(夫婦二人)

    ▲ 夫婦連名の場合

    ご祝儀袋の書き方見本(4人以上複数)

    ▲ 4人以上複数の場合

    表書きをバランスよく書くコツ

    水引の位置を確認し、名目や名前の書く位置を決めましょう。
    やってしまいがちなのは、文字を書いたあと、いざ水引をつけると文字の一部が水引に隠れてしまうパターン。
    名前の書き始めが水引に被ってしまうと、見た目がよくありません。
    不安な場合は、鉛筆(2Bや4Bなど消しやすいもの)でうっすらと目印をつけても良いでしょう。
    書いて乾燥したあとで消しゴムで消してしまえば問題ありません。

    中袋の書き方

    中袋とは、お札を直截入れる封筒のこと。
    ご祝儀袋を買うと中袋も付属していることが多いです。
    中袋の表面に金額を、裏面に自分の住所と氏名を、筆ペンもしくは筆で書きます。
    中袋にお札(新札)を入れる際はお札の肖像画がある面(表)と中袋の表を合わせます。

    新郎新婦がご祝儀袋を受け取ったあと、中袋に何も書かれていないと、誰がいくら包んでくれたのかわからなくなってしまいます。
    お相手への気遣いとして、金額と氏名をはっきり書くのがマナーです。

    表:中袋の中央に入れる金額を漢数字(旧字体)で書く。(例:金参萬円、金伍萬円)
    裏:左下に自分の住所と氏名を書く。

    中袋・表の書き方

    ▲ 中袋・表の書き方

    中袋・裏の書き方

    ▲ 中袋・裏の書き方

    ご祝儀袋(外包み)の包み方

    ご祝儀袋の包み方にも決まりがあります。
    裏面の折り返しは、上側を先に折り、それに重ねるように下側を折ります。
    これは「幸せが貯まりますように」の意味があります。
    不祝儀の場合は上下の順番が逆になるので間違えないように特に注意が必要です。

    まとめ

    ご祝儀袋の書き方を解説いたしました。
    ご祝儀袋ひとつとっても、決まり事やマナーがたくさん。
    しっかり守り、お祝いしましょう。
    筆ペンや筆で書くのは、慣れていない方にとっては緊張するかもしれません。
    字にあまり自信がなくても丁寧に書くことでちゃんと気持ちが伝わるものです。
    書遊では、オンラインレッスンにてペン字や実用書道を学ぶことができます。
    もしご興味ごさいましたら覗いてみてください。

    書道オンラインレッスンはこちら

    書遊Onlineでは、和紙にこだわった慶事用のし袋(ご祝儀袋)を多数取り扱っております。

    『慶事用のし袋』はこちら>>

    『筆ペン』はこちら>>

  • ご祝儀袋の選び方(結婚祝い)

    ご祝儀袋の選び方(結婚祝い)

    結婚のお祝いとしてお金を包んで渡す「ご祝儀」。
    ご祝儀袋にはさまざまなマナーがあります。
    こちらのページでは、水引の種類や、ご祝儀袋の選び方を解説します。
    一見ややこしそうに感じるかもしれませんが、ひとつひとつ意味や由来を考えると覚えやすくなりますよ。

    水引の結び方は「結び切り」か「あわじ結び」

    水引とは、のし袋の表にある飾り紐のことです。
    結婚のお祝いには「結び切り」か「あわじ結び」を選びます。

    結び切り

    結び切り

    あわじ結び

    あわじ結び

    「結び切り」や「あわじ結び」は、一度結ぶと簡単にはほどけない結び方。
    “一度きり”ということで、何度も繰り返すのは好ましくないお祝いごとに使います。
    両端を引っ張るほどに強く結ばれる結び方なので、“末永く付き合う”という意味もあります。

    松結び

    松結び

    あわじ結び

    鶴の飾り結び

    ほかにも「輪結び」や「松結び」、鶴をかたどった飾り結びなどがあります。
    これらも結婚のお祝いにお使いいただけます。

    蝶結び

    蝶結び(→結婚祝いにはNG)

    一方「蝶結び」は、何度あっても喜ばしいお祝い事(出産祝い、進学祝いなど)に用い、お中元やお歳暮の のし紙 にも描かれます。
    カジュアルなご祝儀袋だと、さまざまな水引のものが売られており、悩むかもしれませんが、
    「一度結ぶと簡単にはほどけない結び方のものを選ぶ」と覚えていただくと良いかと思います。

    水引の色は「金銀」か「紅白」

    結婚のお祝いには、「金銀」もしくは「紅白」の水引を選びます。
    「黒白」や「黄白」はお悔やみごとで使われる水引です。

    「のし」がついているものを選ぶ

    「のし」とは、ご祝儀袋の右上にある飾りのことです。
    のしは、もともとはあわび貝を薄く伸ばしたもの。
    あわびを昔、縁起物として神様へのお供えしていたことから、お祝いの贈り物にのしをつけるようになり、それが次第に簡略化され、現在のような紙の飾りになったようです。
    結婚のお祝いには、のしのついたご祝儀袋を選ぶようにしましょう。
    なお、のしは、お悔やみ事にはつけません。

    のし

    のし

    包む金額とご祝儀袋の格を合わせる

    ご祝儀袋の見た目が豪華なのに、包む金額が小さいと失礼にあたります。
    金額に合ったご祝儀袋を選ぶようにしましょう。
    市販のご祝儀袋にはパッケージに金額の目安が書かれていることが多いので、それを参考にお選びいただくと良いかと思います。

    渡す相手との関係性や結婚式の格と、ご祝儀袋の格を合わせる

    親しい友人へ渡す場合は、カジュアルなデザインのご祝儀袋でも問題ないでしょう。
    水引の色も、「金銀」や「紅白」以外にピンクなど他のカラーが混ざったカラフルなデザインのものも多くあります。
    ただし、上司など目上の方に渡す場合や、格式ある披露宴の場合は、場にふさわしいフォーマルなご祝儀袋を選ぶようにしましょう。

    フォーマルなご祝儀袋

    フォーマルなご祝儀袋

    カジュアルなご祝儀袋

    カジュアルなご祝儀袋

    まとめ

    ご祝儀袋の選び方についてご紹介いたしました。
    お祝いごとには失敗できないマナーがたくさんありますが、昔の慣習にルーツがあるものが多く、理由を知ると応用が効きます。
    上記ポイントをおさえながら、ご祝儀袋をお選びください。
    書遊Onlineでは、和紙にこだわった慶事用のし袋(ご祝儀袋)を多数取り扱っております。

    『慶事用のし袋』はこちら>>

  • 印泥にまつわる豆知識

    印泥にまつわる豆知識

    書作品に欠かせないアイテム、印泥。
    印泥が固まってしまったとき、ゆるくベタベタになってしまったときの復活方法や、日々のお手入れ方法についてご紹介いたします。

    印泥とは

    印泥は、辰砂(硫化第二水銀)を主原料に、「もぐさ」と呼ばれる植物の繊維と油を混ぜて作られていると言われています。
    印泥は中国で作られ、それぞれの職人が秘伝として継承しているため、詳細はわからないのです。
    「上海西冷印社」の印泥が有名です。
    辰砂(硫化第二水銀)は体に有毒なので、誤って口に入れないように注意してください。

    印泥とは
    ■ 印泥の使い方はこちら>>

    印泥が固まってしまったとき

    長期間使わなかったり、温度の低い場所で保管していたりすると、印泥が固くなって印に印泥がうまくつかなくなることがあります。

    印泥が固まってしまったとき

    表面だけが固まっている場合

    表面だけが乾燥して固くなっている場合は、底からしっかり混ぜて、表面の固い部分と中のほうのやわらかい部分を混ぜ合わせてください。
    このとき金属のへら等を少しあたためて使うとより混ぜやすくなります。

    全体が固まっている場合

    印泥をあたためると、やわらかくなります。
    少しずつ様子を見ながらあたためてください。
    このとき金属のへら等を少しあたためて使うと、より混ぜやすくなります。
    対処方法を4つご紹介いたします。

    1. 暖房器具の近くに置き、ゆっくりあたためる

    2. 容器の底に遠くからドライヤーの温風をあてる

    3. 印泥をナイロン袋(耐熱)に入れ湯煎(ぬるま湯)であたためる

    印泥を容器から取り出し、ナイロン袋(耐熱)に入れます。袋の口を縛り、袋ごとぬるま湯につけます。
    やわらかくなったら、袋の上から軽くもむように混ぜます。
    混ざったら容器に戻してください。

    4. 印泥用の油を混ぜる

    印泥専用の油が売っていますので、それを少し混ぜていただくとやわらかくなります。
    ひまし油や、半固体のグリース油がお使いいただけますが、印泥メーカーが発売している専用の油のほうが安心です。
    ※弊社Onlineショップでは取り扱いはございません。

    印泥がベタベタになってしまったとき

    夏の暑い時期は、ゆるくなったり、油が分離してベタベタになったりしやすくなります。
    対処方法を2つご紹介いたします。

    1. 手ぬぐいやさらしなどで表面の油分を取る

    手ぬぐいやさらしで印泥の表面をとんとんと優しくたたき、油分をふき取ってください。
    印泥のサイズに切った手ぬぐいやさらしを印泥の上にのせて一晩おいておくのも効果的です。
    印泥の油分が分離してベタベタになっている場合、そのまま作品に押されますと、少し経ってから印の周囲に油がにじみ出る場合があります。
    印泥の染み出した油分はできるだけ吸い取ってからご使用ください。

    2. 冷蔵庫で少し冷やす

    冷蔵庫で少しの間冷やしてからよく混ぜてお使いください。
    様子を見ながら少しずつ冷やしてください。

    日々のお手入れと、印泥の保管で気を付けたいこと

    印泥は使うたびにしっかりと練り混ぜてください。
    長期間使わない場合も、月に1度程度は混ぜていただくと、固まったり、油が分離してベタベタになったりするのを防ぐことができます。
    印泥を保管するときは、陶器の容器のふたをし付属の箱に入れて保管してください。
    印泥は、暑いとベタベタになってしまい、寒いと固まってしまいます。
    適度な温度の場所で保管していただくのがおすすめです。

    印泥を混ぜる

    印泥の容器(印合)はなぜ陶器が多いの?

    印泥は、そのままだと印泥に含まれる油が蒸発しやすいのですが、陶器は油の蒸発を抑える効果が高いことから印合によく使われます。
    また、桐箱が付属していることもありますが、桐箱は中の湿度を一定に保とうとする働きがあり、印泥を長持ちさせる効果があります。

    印泥の容器

    有害な重金属を一切含まない「七宝印泥」

    「七宝印泥」は有害な重金属を一切含まない有機・無機顔料を用い、昔ながらの製法で作られたオーガニックな印泥です。
    人にも地球にもやさしい、環境に配慮した安心・安全な印泥としてご利用いただけます。
    硬くならず目詰まりしにくい高級もぐさと良質な油を使っているため、印泥がかたくなったり、油分が分離してしまったり、というトラブルが少ないのが特徴です。
    また、使用時にほのかに香る白檀の香りが心を整えます。

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    まとめ

    印泥の豆知識をご紹介いたしました。
    印泥を長くお使いいただくためには日々のお手入れが欠かせません。
    使うたびにしっかり混ぜることと、長期間使わない場合も月に1度は混ぜるようにしてください。
    固くなったり、ゆるくなってベタベタになったりした場合は、さきほどご紹介しました方法をお試しください。

    書遊Onlineでご紹介している『印泥』はこちら»

  • 印矩の使い方

    印矩の使い方

    作品に印を押す位置は、作品を制作する上でとても大切にされている方が多いのではないでしょうか。
    でも大きな作品に印をまっすぐ押すのは難しいですよね。
    印矩(いんく)は押したい位置に印を押すためにとても便利な道具です。 この読み物では、印矩の使い方をご紹介いたします。

    印矩の役割

    印矩を印の押したい位置に合わせて固定し、印を印矩にぴったり沿わせることで、押したい位置に押すことができます。
    ガイドの役割を果たす、印専用の定規のような道具です。
    印矩は、主にTのような形(T型)とLのような形(L型)の2種類があり、二辺を固定することで印の位置が定まります。
    1回押しただけでは薄かったときに複数回押すことがあるかと思います。
    その際にも、印矩があれば同じ位置に同じ角度で押すことができます。

    印矩T型
    印矩L型

    印矩を使った印の押し方

    Step1 印影を作って位置を決める

    作品を書き終え、署名を終えると印を押す段階です。
    最初に『印影(いんえい)』を作ります。
    『印影』とは、別の紙(作品と同じ種類の紙)に印を押し、その印の形に切り抜いたものを指します。
    この『印影』を作品の上に置き、印を押す位置を決めます。

    印影を作って位置を決める

    Step2 印影の位置に合わせて印矩を置く

    印影を動かさないように注意しながら、印矩を印影の形に沿うように置きます。
    印矩を置いたら、印矩の位置はそのまま、印影を外します。

    Step3 印矩を固定して印を押す

    印に印泥をつけます。
    ■ 印泥の使い方はこちら>>

    印に印泥をつける

    印矩が動かないように左手で押さえながら、印矩の90度の角に印の角を合わせるようにして印を押します。
    押したあとも、印矩は動かさないようにしてください。

    印矩を固定して印を押す

    Step4 印矩は動かさず、薄かったら再度同じ位置に押す

    印矩の位置はそのまま、印のつき具合を確認して、薄かったら再度印泥をつけて同じ位置に押しなおします。
    印矩があるので、同じ位置に重ねて押すことができます。

    薄かったら再度同じ位置に押す

    印矩の裏表

    印矩には面取りをしている面と、していない面がある場合があります。
    面取りがしてある方を作品に接するようにして使用してください。
    印を押した際に、印泥が印矩について作品に汚さないようにするためです。

    印矩の形と材質

    主にTのような形(T型)とLのような形(L型)の2種類があり、スライド式のものもあります。
    使いやすい形をお選びください。
    印矩の材質は、黒檀などの木材から真鍮といった金属製のもの、透明のものまであります。
    重いほうが印矩がずれにくくなります。

    まとめ

    印矩の使い方をご紹介いたしました。
    印矩は、押したい位置に印を押すためにとても便利な道具です。
    1回押してみて薄かった場合も、印矩があれば、再度同じ場所に押すことができます。
    印泥の使い方や印泥の豆知識を、別の読み物にてご紹介しておりますので合わせてご覧くださいませ。

    書遊Onlineでご紹介している『印矩』はこちら»

  • 印泥の使い方

    印泥の使い方

    印泥(いんでい)は作品をより引き立たせる大切なアイテム。
    納得のいく印を押せるようになるためには、印泥の正しい使い方を知ることが大切です。

    印泥の使い方

    印泥をご購入後、開封するところから、印に印泥をつけるところまでをご説明いたします。

    Step0 開封

    ご購入時、印泥は平らで固まった状態になっています。
    印泥にビニールがかかっている場合は剥がしてください。
    このままお使いになることも可能ですが、印に印泥をしっかり付着させるためにもヘラで練り混ぜてからご使用されることをお勧めいたします。
    練り混ぜず使ってしまうと、印泥の同じところばかりが減って、使ううちにどんどん印泥がつけにくくなってしまったり、朱と油が分離して印がきれいに押せなくなってしまうためです。
    (混ぜ方はStep1でご説明いたします)

    印泥開封時

    Step1 ヘラで底からしっかり混ぜる

    印泥をヘラでしっかりと混ぜてください。
    (前回使用されてから日数が経過すると、固まった状態になり印面全体に綺麗に印泥が付着できないため、この作業はご使用になる度に必要です。)
    底から持ち上げるように全体的に混ぜるのがポイントです。
    しっかりと撹拌させなければ、同じ箇所ばかり印泥をつけることになり、印泥のつきが悪くなってしまいます。
    また、印泥の原料である朱と油は分離しやすく、よく混ぜてあげないと油分が分離して腐ってしまいますので、しっかり練り混ぜてください。

    印泥を混ぜる

    Step2 団子状にする

    しっかりと練り混ぜたあと、写真のように、丸く団子状にしてください。
    丸い状態にすることで、印泥を印にまんべんなくつけることができます。

    印泥を団子状にする

    Step3 印泥を軽くたたくような感覚でつけていく

    印泥を、印に軽くたたくような感覚でつけていきます。
    ぎゅっと押し付けてしまわないように気を付けてください。
    印泥を動かしても印を動かしてもどちらでも構いません。
    印泥がどのくらいついたか、印の面をたびたび確認しながらつけるのがポイントです。
    つけ過ぎず、少な過ぎず。
    つけ過ぎると、彫ったところに印泥が入り込んで印面の線が潰れてしまいますし、少な過ぎると印が映りません。

    印に印泥をつける

    Step4 印褥台と印矩を使って印を押す

    印に印泥をつけ終わったら、次は印褥台と印矩を使って紙に押します。
    紙の下に印褥台を敷き、印を押したい位置に印矩を合わせてください。

    ■ 印矩の使い方はこちら>>

    印矩を固定して印を押す

    使い終わった印泥は、しまう前にもう一度全体を混ぜ、ふたをし、付属の木箱に入れて保管します。
    印泥は使うたびにしっかり練り混ぜてください。
    長期間放置すると、乾燥して固まってしまったり、油が分離してベタベタになったりしてしまいます。
    長期間使わない場合も、定期的に練り混ぜてください。

    ■ 【印泥の豆知識】「固まってしまった」「ベタベタになった」ときの復活方法はこちら>>

    印泥の色の選び方

    印泥には多様な色合いがあります。
    押す印の種類はもちろんのこと、印の色や場所によって作品の印象は大きく変わります。

    印泥の色

    ■光明(こうみょう)・・・明るい朱色で、優しい印象の仮名・漢字作品向き
    ■箭鏃(せんぞく)・・・鮮やな黄口朱色で、品のある印象の万能作品向き
    ■美麗(びれい)・・・光明よりも濃いめの赤色で、落ち着いた印象の漢字作品向き

    参考として、かな作品向き、漢字作品向きと書いていますが、色の選び方に決まりはありません。
    ご自身の作風に合う色、お好みの色をお選びください。

    印泥の色

    印泥の重さの単位

    印泥のサイズ(容量)は「両」という単位を使い、1両装は30gです。
    書遊Onlineでは、1/5両装(6g)、1/2両装(15g)、2/3両装(20g)、1両装(30g)、2両装(60g)、3両装(90g)、5両装(150g)、10両装(300g)を取り扱っております。
    容器が小さすぎると印泥がつけづらいことがあるので、印の大きさに合わせてお選びください。
    目安としては、2.0cm角の印材なら、1/2両装(15g)で問題なく印泥をつけることができます。

    有害な重金属を一切含まない「七宝印泥」

    「七宝印泥」は有害な重金属を一切含まない有機・無機顔料を用い、昔ながらの製法で作られたオーガニックな印泥です。
    人にも地球にもやさしい、環境に配慮した安心・安全な印泥としてご利用いただけます。
    硬くならず目詰まりしにくい高級もぐさと良質な油を使っているため、印泥がかたくなったり、油分が分離してしまったり、というトラブルが少ないのが特徴です。
    また、使用時にほのかに香る白檀の香りが心を整えます。

    「七宝印泥」詳細ページへ

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    まとめ

    印泥の使い方をご紹介いたしました。
    印泥は、底からしっかり練り混ぜて団子状に丸めてからお使いください。
    印に印泥をつける際は、ぎゅっと押し付けず、軽くたたくようにつけるのがポイントです。
    印矩を使って押す方法や印泥の豆知識を別の読み物にてご紹介しておりますので、合わせてご覧くださいませ。

    書遊Onlineでご紹介している『印泥』はこちら»

  • 新しい石を楽しもう。印材の種類と選び方。

    新しい石を楽しもう。印材の種類と選び方。

    印材の種類

    印材にはたくさんの種類があります。
    印材の比較がしやすいよう、「切れ味」「やわらかさ」「細工度」「粘り度」の目安を載せております。
    印材選びの参考になさってください。

    初心者の方や女性の方は、「細工度」の高い印材をお選びいただくと彫りやすいかと思います。
    印材は天然物ですので、同じ種類の印材でも彫り味が異なることも多々あります。
    さまざまな石に触れ、たくさん彫り、ぜひその彫り味の違いをお楽しみください。

    ※切れ味、やわらかさ、細工度、粘り度は5段階表示です。
    ※印材は天然石のため、あくまでも目安としてご覧ください。
    ※同銘柄でも、色が画像とは異なる場合がございます。

    印材  
    ▼ 項目
    切れ味 「5」になるほど切れ味が鋭い。パリパリとした彫り味。
    やわらかさ 「5」になるほどやわらかく、彫りやすい。一方で脆く割れやすくなる。
    細工度 「5」になるほど細工しやすい。
    粘り度 「5」になるほど粘り度が高く、字がとびにくい。

    青田青白章石(せいでんせいはくしょうせき)


    印材と言えば「青田」。切れ味良く、細工性に優れた石。

    印材と言えば「青田」。切れ味良く、細工性に優れた石。
    青田青白章石(せいでんせいはくしょうせき)は、中国浙江省青田県山脈で採れる印材です。
    自然な趣を出しやすい石質で、印材と言えば「青田」といわれる程に人気が高く、 青田にはじまり青田で終わると言われるほどに多くの方に好んで使われています。
    青田石は比較的石質にムラがない上、切れ味が良く、細工性に優れた石です。

    ■書遊Onlineでご紹介している『青田青白章石』はこちら»

    純白青田石(じゅんぱくせいでんせき)


    不純物が少なく、切れ味に優れた石

    純白青田石(じゅんぱくせいでんせき)は、中国の浙江省青田県山脈で採れる青田青白章石から極力不純物の少ない箇所を選別して採れたものです。

    ■書遊Onlineでご紹介している『純白青田石』はこちら»

    巴林石(ぱりんせき)


    程よい硬さで刻しやすく、細工性に優れた石

    巴林石(ぱりんせき)は、中国北東・内蒙古巴林右旗付近で採れる印材です。
    やや柔らかく刻しやすく欠けにくい石質が特長で、細工のできる石質です。
    初心者でも安心してお使いいただけます。
    巴林石(ぱりんせき)は、青田石などに比べると歴史の浅い印材で、ここ最近人気が高まってきた石です。

    ■書遊Onlineでご紹介している『巴林石』はこちら»

    遼寧丹凍緑石(りょうねいたんとうりょくせき)


    粘りがあり、細工性に優れた石

    遼寧丹凍緑石(りょうねいたんとうりょくせき)は、中国の遼寧丹東市で採れる印材です。
    粘りがあり欠けにくく、初心者の方にも安心してお使いいただける石質です。

    ■書遊Onlineでご紹介している『遼寧丹凍緑石』はこちら»

    青海彩凍石(せいかいさいとうせき)


    柔らかく、古風で味わい深い雰囲気の出る石

    青海彩凍石(せいかいさいとうせき)は、中国の青海省新彊自治区昆包山脈で採れる印材です。
    粘りがあり欠けにくく、古風で味わい深い雰囲気の出る石質です。
    また、透明感があり高級感をも感じさせる印材の一つです。

    ■書遊Onlineでご紹介している『青海彩凍石』はこちら»

    西蔵彩凍石(せいぞうさいとうせき)


    粘りがあり欠けにくく、切れ味や細工性に優れた石

    西蔵彩凍石(せいぞうさいとうせき)は、中国の西蔵自治区で採れる印材です。
    粘りがあり欠けにくく、初心者にも安心してお使いいただける石質です。

    ■書遊Onlineでご紹介している『西蔵彩凍石』はこちら»

    寿山平頭石(じゅざんへいとうせき)


    乾いた彫り味で切れ味に富む石

    寿山平頭石(じゅざんへいとうせき)は、中国福建省福州東方寿山・月洋付近で採れる印材です。
    乾いた彫り味で細工しやすく、切れ味に富みます。

    ■書遊Onlineでご紹介している『寿山平頭石』はこちら»

    乾隆凍石(かんりゅうとうせき)


    切れ味が良く、カリカリっと小気味よい彫り味が特徴の石

    乾隆凍石(かんりゅうとうせき)は、カリカリっと小気味よい彫り味が特徴の細工しやすい印材です。
    個々に出方が異なりますが、複雑に混ざりあう色がダイナミックな模様を作り、奥深い色をしています。

    ■書遊Onlineでご紹介している『乾隆凍石』はこちら»

    肖山紅石(しょうざんこうせき)


    印刀が食い込む感覚の彫り味と、あざやかな紅色が特徴の石

    肖山紅石(しょうざんこうせき)は、やや粘り気があり、印刀が食い込む感覚の彫り味が楽しめます。
    細工もしやすく、あざやかな紅色からは重厚感が感じられ、美しい表情を持つ石です。

    ■書遊Onlineでご紹介している『肖山紅石』はこちら»

    昌化石(しょうかせき)


    細工・切れ味に富んだ、乾いた彫り味が特徴の石

    昌化石(しょうかせき)は、浙江省の昌化地区で産出される石です。
    乾いた彫り味で細工・切れ味に富んでいます。

    ■書遊Onlineでご紹介している『昌化石』はこちら»

    白雲彩凍石(はくうんさいとうせき)


    白く透き通るような美しい石肌で、細工がしやすい石

    白雲彩凍石(はくうんさいとうせき)は、中国遼寧省海城県付近で採れる石です。
    名前の通り、白く透き通るような美しい石肌で、細工がしやすく、切れ味に富み、欠けにくい石質が特徴です。
    初心者の方でも安心して篆刻をお楽しみいただけます。

    ■書遊Onlineでご紹介している『白雲彩凍石』はこちら»

    大和青田(やまとせいでん)【人工印材】


    柔らかく彫りやすい人工印材

    大和青田(やまとせいでん)は、柔らかく初心者の方にも彫りやすい日本で造られた人工の印材です。
    天然の印材とは異なり一定の彫り味なので、これから篆刻を始められる方や、教材として同じ彫り味のものをたくさん必要とされる場合などに重宝します。

    ■書遊Onlineでご紹介している『大和青田【人工印材】』はこちら»

    印材選びのポイント

    ①なるべく色のムラがなく、均質なもの
    ②透明度の高いもの
    ③手で触ってみてねっとりとしていて油気が感じられるもの
    ④ガサガサしていないもの

    が良いと言われています。
    彫り手との相性もありますので、いろいろな石を彫ってみて、それぞれ特徴を知ることが大切です。

    初心者の方におすすめの印材

    篆刻が初めてという方には、

    ・青田青白章石(せいでんしょうはくしょうせき)
    ・巴林石(ぱりんせき)
    ・白雲彩凍石(はくうんんさいとうせき)
    ・肖山紅石(しょうざんこうせき)

    が、彫りやすさの点でおすすめです。
    とはいえ、たくさんの種類の石を刻ることが上達の近道ですので、手にとったときの印象で決めたり、ご自身が惹かれる石に挑戦してみることもおすすめです。

    まとめ

    書遊Onlineで取り扱っている印材の種類をご紹介しました。
    いろいろな種類の石を彫って、その彫り味の違いをお楽しみください。
    ご自身で篆刻した印があると、作品への愛着がぐっと増すことでしょう。
    「書作品の中で印は無彩色の中の紅一点、龍の目を描くがごとき大切なもの。」と言う書家の方もいらっしゃいます。
    この機会に篆刻に挑戦してみてはいかがでしょうか?

    篆刻風景

    書遊Onlineでご紹介している『篆刻印材』はこちら»

  • 墨の原料と種類

    墨の原料と種類

    墨の原料

    墨は、「煤(すす)」、「膠(にかわ)」、「香料」の3つの原料から作られます。
    煤と溶かした膠を練り合わせたのち、香料を入れ、木型に入れて乾燥させたものが固形墨です。

    煤について

    煤には油煙・松煙・改良煤煙の3種類があり、その煤から作られる墨をそれぞれ「油煙墨」「松煙墨」「改良煤煙墨」と呼びます。

    ・油煙…菜種油などの植物油を燃やしてできた煤のこと。
    ・松煙…松の枝や皮を燃やしてできた煤のこと。
    ・改良煤煙…鉱物油・カーボンブラックなどを燃やしてできた煤のこと。

    煤

    膠について

    膠とは、牛皮・馬皮・鹿皮のニベ(外皮と肉質との中間にある結合組織)や骨などを煮詰めてコラーゲンなどのタンパク質を抽出し、それらを乾燥させたものです。
    墨を作る際は、膠を湯煎で溶かして使用します。
    膠には、墨の製造過程において粉末の煤を固める役割があり、磨った墨においては紙の上で煤を安定させる役割があります。

    膠

    香料について

    膠の独特の臭いを消すために香料を使います。この香料は、墨の磨り手の心を落ち着かせる副次効果もあります。
    龍脳(りゅうのう)、麝香(じゃこう)が代表的です。

    香料

    墨の種類

    墨は煤の種類によって「油煙墨」「松煙墨」「改良煤煙墨」に分けられます。

    ■油煙墨とは

    菜種油、胡麻油、桐油、椿油などの植物油を土器に入れ、藺草(いぐさ)で作る灯芯に火をともし、土器の覆いをかぶせてその内側についた煤を集めて採煙を行います。
    松煙墨の煤は、粒子が細かく均一なのが特徴で、この煤を溶かした膠と混ぜて練り合わせ、香料を入れ、木型に入れて乾燥させて作ります。
    墨は中国から伝わったものですが、油煙墨は日本が先駆けて開発した墨だと言われ、現在も優れた油煙墨が製造されています。

    油煙墨を製造するメーカーのひとつ、奈良にある『古梅園』では日本で唯一「煤採り」から油煙墨を製造しています。

    特集記事「墨造り一筋 昔ながらの製法の古梅園」はこちら>>

    ― 油煙墨の特徴 ―

    松煙墨とは異なり、墨の磨り口に光沢があり、濃墨では黒色ですが、淡墨では赤味を帯びた茶系となります。
    油煙墨は不純混合物がほとんどなく、粒子が細かく均一で普通濃度~濃墨に適しています。
    粒子が細かなため、硯あたりはなめらかで、磨り口には光沢があり、良質な油煙墨であるほどこの光沢が強くなります。
    墨色に関しては下記のような特徴があります。

    良質な油煙墨 品質が劣る油煙墨
     濃墨  つやと深みのある漆黒で、奥行きのある墨色。 深みのある黒色を放たない、赤茶けたものや白茶けた墨色。
     淡墨  薄茶に紫味や青味を含んだ墨色。
    きめ細やかなにじみの立体感が得られる。
    (使用した植物油の種類によって色味が異なる)
    きめが粗く立体感がない。

    ■松煙墨とは

    松煙墨には「いきまつ松煙」と「おちまつ松煙」があります。
    「いきまつ松煙」は生松の幹を削ってにじみ出た松ヤニからできた煤で造る墨で、「おちまつ松煙」は松ヤニを多く含んだ枯木からできた煤で造る墨という違いがあり、松煙墨の採煙は、松ヤニの出る部分を小割りにして乾燥させた後、部屋の中で燃やして、壁や天井についた煤を集めて採煙を行います。
    この煤を溶かした膠と混ぜて練り合わせ、香料を入れ、木型に入れて乾燥させて造ります。
    この製法は中国で開発された最も古い製法として古の日本に伝わりました。

    現在は油煙墨が主流となることに加え、良質な松が減少していることから、松煙墨は貴重品として扱われています。

    ― 松煙墨の特徴 ―

    油煙墨とは異なり、墨の磨り口に光沢がなく、古くなるほど黒系から青系に変化していくといわれており、均一でない粒子の煤が淡墨を美しく表現します。
    濃墨では落ち着きのある艶を感じさせない墨色、淡墨では透明感のある美しい墨色が楽しめます。
    松煙墨は古筆の臨書や水墨画などの背景に用いると良い効果が得られるといわれています。

    ■改良煤煙墨とは

    改良煤煙墨は、洋墨煙と呼ばれ、鉱物油・カーボンブラックなどを原料としています。
    比較的実用墨や普及品に多く使用され、松煙墨や油煙墨と比較すると“早く黒くなる”のが特徴ですが、墨本来の「墨は七色に光る」が味わえないところだといえるでしょう。
    改良煤煙墨が松煙墨や油煙墨に劣るというものの、筆や硯の道具を長持ちさせるためには、墨液よりも改良煤煙墨の使用をお薦めします。

    書遊Onlineで人気の油煙墨

    梅花墨

    1. 梅花墨 大 3.0丁型(古梅園)

    菜種油を使った最も粒子の細かい最上級の油煙墨です。 重量感があり、濃墨では純黒、淡墨では薄い紫色を含む黒です。 のびが良く、漢字・かな作品用に最適です。

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    金神仙

    2. 金神仙 1.5丁型(古梅園)

    菜種油を使った最上級の油煙です。濃墨ですと艶のある純黒で、淡墨ですと茶系の黒です。漢字作品用・かな書・写経などに適しています。

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    紅花墨

    3. 五星 紅花墨 5.0丁型(古梅園)

    菜種油を使った油煙墨で、非常にのびが良いのが特徴です。 濃墨ですと絵具に近いような美しい黒、淡墨ですと灰色がかった色です。

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    書遊Onlineで人気の青墨・松煙墨

    利久

    1. 利久 1.5丁型(日本製墨)

    当社製造の他墨の青墨煙に植物性藍を混合し、より青味を加えた松煙墨。書家・画家の好みを生かして調整した極上濃青墨です。

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    青龍胎

    2. 青龍胎 1.5丁型(墨運堂)

    塗り重ねができて光らず、濃淡が自在に表現でき、奥行が深く、墨色に距離感のある立体的な画に適しています。 絵手紙や水墨画の練習用におすすめです。

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    蓬莱

    3. 蓬莱 2.0丁型(古梅園)

    400有余年にわたる墨作りを通して開発された青墨に向く油煙で作られた、煤だけの色の青墨です。淡墨では灰色がやや強く、青みのかかった色で、どんよりとした重さが感じられ、水墨画・俳画などに適しています。

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    まとめ

    墨の原料と種類についてご紹介いたしました。
    墨は、「煤(すす)」、「膠(にかわ)」、「香料」の3つの原料から作られ、煤の種類によって「油煙墨」「松煙墨」「改良煤煙墨」に分けられます。
    それぞれ墨色に特徴がありますので、作りたい作品に合わせて種類をお選びくださいませ。

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  • 「和墨」と「唐墨」の違い

    「和墨」と「唐墨」の違い

    「和墨」と「唐墨」の違い

    墨は、日本で作られたものを「和墨(わぼく)」、中国で作られたものを「唐墨(どうぼく、からすみ)」といいます。
    成分の配分の割合や製法が異なり、墨色や、墨の伸び、寿命など異なる特徴を持っています。
    どちらが良い悪いではありません。
    それぞれの墨の特徴を理解し、つくりたい作品により適した墨をお選びいただくことが大切です。

    和墨と唐墨

    墨伝来の歴史と、日本独自に変化した和墨

    日本への墨の伝来は、一説には文字の伝来と同じ頃であるといわれています。
    中国における墨の歴史は日本よりはるかに長く、紀元前1500年頃以前の中国殷の時代から墨は始まったとされています。
    それから時代ごとに数多くの製墨家などが台頭するようになり、特に文化大革命前の墨は寿命が長く、「古墨」と言われる名墨は破格値がつく程に珍重されています。

    今日では和墨と唐墨には大きな違いが見られますが、日本に墨が伝来した頃からその差が歴然としてあったわけではないと思われます。
    おそらく、日本と中国の製法の違い、気候風土の違い、紙の発達の違いによって、墨の製法に独特の差が出てきたのだと考えられます。
    日本においては、唐の文化を多大に受けていた時代から、菅原道真の遣唐使廃止宣言によって変わりゆく国風文化の時代の中で書風が変化したことや、
    日本独自で生まれた仮名文化が発展していったことによって、繊細な表現が求められるようになりました。
    繊細な表現に向く墨はどういうものなのか・・・
    書き手や墨磨り職人が共に工夫を重ね、求められる墨を作りだしてきた結果、日本の墨は独自の変化を遂げてきたのでしょう。

    ▲和墨

    ▲唐墨

    煤と膠の配合比率の違い

    墨というのは、煤(すす)と膠(にかわ)に香料を加え、混ぜ固めて作られています。
    和墨と唐墨との大きな違いには、まずこの原料の配合の比率が異なることです。
    それに加えて、膠の種類や粘度の違いが関係しています。

     
    和墨 唐墨
    配合比率(煤:膠) 10:6 10:12
    膠の粘度 高粘度 低粘度
    特徴 墨のおりが早く、強い黒が出せる。粘り気が強い。墨のおりが遅く、黒味が出にくい。粘り気が弱い。

    和墨には粘り気が強い膠が使われているのに対し、唐墨には粘り気は少ないものの膠の量が多く含まれています。
    和墨は煤の割合が多いため墨を磨る時のおり方が早く、強い黒が出せる反面、膠が高粘度であるが故に粘り気も強く感じられます。

    一方で唐墨は、煤よりも膠の割合が多いため墨のおり方が遅く、黒味が出にくい反面、粘度が低い膠なので粘り気が弱く感じられます。
    これには作られる国の風土の違いも影響しています。
    日本の水はほとんどが軟水であるのに対し、中国の水は硬水であることも要因となっています。
    唐墨は、日本の水で磨ると柔らかな墨色となりますが、硬水で磨ると濃墨の色調に深みが増すとも言われています。

    「和墨」と「唐墨」それぞれの特徴

     
    和墨 唐墨
    墨の色 重厚味があり、力強く基線が黒々として素朴で品位と深みがある。淡墨では透明感があり美しい。 素朴さに欠けるが、品位と深みを備えており、やや茶味の墨色。
    墨の強度 割れにくい。 割れやすい。ものによっては頻繁に割れてしまう。
    墨色の力強さ 新しい墨であっても、墨色に力強さと厚みがある。新しい墨では墨色に力強さに欠ける。
    古墨になると力強さと厚みが出てくる。
    墨の伸び 墨の伸びは悪い。墨を枯れさせる必要がある。 墨の伸びが良い。
    にじみ にじみにくい。墨が紙に浸透しにくいため、枯れた紙が必要。 にじみが美しい。墨が紙によく浸透する。
    墨の寿命 寿命は短め。低品質のもので約10年、高品質のもので約50年。
    共に寿命がくると炭素凝集が起こり、膠の分解が激しくなるため墨色に濁りが出る。
    寿命が長い。
    古墨になると力強さと厚みが出て美しいにじみが出て味わい深くなる。

    書遊Onlineで人気の和墨

    五星 紅花墨 1.0丁型

    1. 五星 紅花墨 1.0丁型(古梅園)

    菜種油を使った油煙墨で、非常にのびが良いのが特徴。濃墨ですと絵具に近いような美しい黒、淡墨ですと灰色がかった色です。

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    さくら形 1.0丁型

    2. さくら形 1.0丁型(古梅園)

    古梅園創業以来受け継がれる銘墨で、菜種油を使った油煙墨。非常にのびが良く、濃墨では濃い紫味を含み、淡墨では淡い茶系の色です。

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    皇壽

    3. 金神仙 1.5丁型(古梅園)

    菜種油を使った最上級の油煙墨。濃墨ですと艶のある純黒で、淡墨ですと茶系の黒です。

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    書遊Onlineで人気の唐墨

    唐墨 気叶金蘭

    1. 唐墨 気叶金蘭 1/16(上)

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    凛

    2. 唐墨 鉄斎翁書畫寶墨 1/4丁

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    皇壽

    3. 唐墨 気叶金蘭 1/4丁

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    まとめ

    和墨と唐墨、どちらが良い悪いではありません。
    用途や目的で使い分けることが多いため、どちらかに軍配をあげるのは難しいですが、唐墨は日本の気候下では頻繁に割れてしまうということがあります。
    これはやはり環境に適した製法で作られているが故に起こることであり、唐墨が悪いということではありません。
    唐墨の古墨は破格値がつく程に珍重されていますし、一方で近年の和墨は企業努力により品質がとても良くなっています。
    それぞれの特徴を理解し、どんな文字を書きたいか、どんな作品に仕上げたいかということをふまえて墨をお選びください。

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  • うっとりする美しい装飾。かな作品に欠かせない「料紙」とは?

    うっとりする美しい装飾。
    かな作品に欠かせない「料紙」とは?

    「料紙」とは

    かな作品用に加工・装飾されたものを料紙とよびます。

    日本の書道史を語る上でなくてはならないのが、『かな』。
    平安時代に華やかな紙が開発され、気品漂う日本のかな文化が誕生しました。
    料紙の加工には、染紙、ぼかし染め、砂子振、金箔振、貝引きなど様々な手法が用いられ一枚の美しい紙が完成します。

    料紙のサイズ

    ・全懐紙 … 約36.5×48.5㎝

    ・半懐紙 … 約24.5×36.5㎝

    ・半紙判 … 約24.3×33.4㎝

    料紙のサイズは、漢字作品用の画仙紙とは異なる呼び名で表します。
    「全懐紙」「半懐紙」などのサイズの呼び名は平安時代に作られ、サイズは時代とともに変化していますが、現在もその呼び名が用いられています。

    現在では「全懐紙」(約36.5×48.5㎝)を基本に、半分にした「半懐紙」(約24.5×36.5㎝)の2種類のほか、大きな「特殊判」や、古筆の臨書にそのまま使用できる「古筆版」も作られるようになっています。
    また、画仙紙と同じ「半紙」「半切」サイズの料紙もございます。

    料紙の加工と種類

    ■ぼかし

    紙に色を染める加工で、柔らかくぼかしながら繊細に色付けが施されています。

    ぼかし

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    ■砂子ぼかし

    砂子(すなご)とは金や銀の箔を粉末にしたもので、ぼかした紙に糊をのせ、上から金や銀の粉を振り落として装飾されたものです。

    砂子ぼかし

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    ■切箔砂子ぼかし

    砂子ぼかしの上に金や銀の箔を種々な形に細かく切り貼付けて装飾されたものです。
    砂子よりもやや大きめの箔を用い、砂子の繊細で淡い輝きと箔の強い輝きが相重なると、より華やかに感じられます。

    切箔砂子ぼかし

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    ■具引き加工

    料紙の表面に胡粉を塗る加工が施されています。
    具引き(ぐびき)というのは紙の表面に胡粉を塗ることで、墨のりをよくする効果があります。

    具引き加工

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    また、料紙はドーサ引きというにじみ止めを施した紙が用いられます。
    ドーサ引きというのは、膠(にかわ)とミョウバンをお湯に溶かしたドーサ液を刷毛などで紙に塗って仕上げるニジミ止め加工のことです。
    かな文字は筆の先を使い、流れるように細い曲線で書くため、ニジミが多い紙ではうまく書けません。
    そのため紙の表面でサラサラと円滑に筆運びができるようドーサ引きをした紙を使用します。

    古筆臨書用紙とは

    平安時代から鎌倉時代にかけて書かれた和様書道のすぐれたものを「古筆」と言いますが、 この筆跡を学ぶうえで必要になるのが古筆臨書用紙です。
    寸松庵・継色紙・一條摂政集・高野切・針切・小島切・香紙切・本阿弥切・関戸本古今集、など。
    「清書用」・「練習用」、古筆の種類により異なる様式を再現しています。

    関戸本古今集

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    一度は使ってみたい、特別感溢れる希少な限定品

    伝統的な技法で、手のこんだ装飾を施した希少な料紙は、ずっと見ていたくなる美しさです。

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    ※限定品につき在庫がなくなり次第販売は終了となりますこと、予めご了承ください。

    書遊Onlineで販売中の料紙ランキング

    明日香 半紙判

    1. 明日香 半紙判

    繊維の風合いがある薄い紙で、5色にそれぞれ異なる模様が印刷されています。初心者向けで書きやすく、細字、かな、手紙文の練習や競書提出用など幅広く使用できるのもポイントです。

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    仮名貴族3

    2. 仮名貴族3 半紙判

    別漉き楮紙砂子入り。5色にそれぞれ違った柄が入っています。 砂子が入った上からさらに、砂子と白色の胡粉打ち風の印刷が施されています。 紙の色あいと柄共に、清楚でとても華やかな印象の料紙です。 少しにじみが出せるので、中字を書きたい方におすすめです。

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    かほり

    3. かほり 半紙判

    雁皮を主原料とした少し渋めの色に、花や波、七宝などの落ち着いた柄を印刷しています。筆滑りがよく初心者の方にもおすすめです。細字向きの料紙です。

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    まとめ

    創作意欲が掻き立てられるような美しい料紙。
    さまざまな色、装飾の料紙がございますので、つくりたい作品のイメージに合わせてお選びください。
    料紙と聞くと少し敷居が高い印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
    お手頃な価格の料紙も多く取り扱っておりますので、どうぞお気軽にお楽しみください。

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