投稿者: shoyuonline

  • ご祝儀袋の選び方(結婚祝い)

    ご祝儀袋の選び方(結婚祝い)

    結婚のお祝いとしてお金を包んで渡す「ご祝儀」。
    ご祝儀袋にはさまざまなマナーがあります。
    こちらのページでは、水引の種類や、ご祝儀袋の選び方を解説します。
    一見ややこしそうに感じるかもしれませんが、ひとつひとつ意味や由来を考えると覚えやすくなりますよ。

    水引の結び方は「結び切り」か「あわじ結び」

    水引とは、のし袋の表にある飾り紐のことです。
    結婚のお祝いには「結び切り」か「あわじ結び」を選びます。

    結び切り

    結び切り

    あわじ結び

    あわじ結び

    「結び切り」や「あわじ結び」は、一度結ぶと簡単にはほどけない結び方。
    “一度きり”ということで、何度も繰り返すのは好ましくないお祝いごとに使います。
    両端を引っ張るほどに強く結ばれる結び方なので、“末永く付き合う”という意味もあります。

    松結び

    松結び

    あわじ結び

    鶴の飾り結び

    ほかにも「輪結び」や「松結び」、鶴をかたどった飾り結びなどがあります。
    これらも結婚のお祝いにお使いいただけます。

    蝶結び

    蝶結び(→結婚祝いにはNG)

    一方「蝶結び」は、何度あっても喜ばしいお祝い事(出産祝い、進学祝いなど)に用い、お中元やお歳暮の のし紙 にも描かれます。
    カジュアルなご祝儀袋だと、さまざまな水引のものが売られており、悩むかもしれませんが、
    「一度結ぶと簡単にはほどけない結び方のものを選ぶ」と覚えていただくと良いかと思います。

    水引の色は「金銀」か「紅白」

    結婚のお祝いには、「金銀」もしくは「紅白」の水引を選びます。
    「黒白」や「黄白」はお悔やみごとで使われる水引です。

    「のし」がついているものを選ぶ

    「のし」とは、ご祝儀袋の右上にある飾りのことです。
    のしは、もともとはあわび貝を薄く伸ばしたもの。
    あわびを昔、縁起物として神様へのお供えしていたことから、お祝いの贈り物にのしをつけるようになり、それが次第に簡略化され、現在のような紙の飾りになったようです。
    結婚のお祝いには、のしのついたご祝儀袋を選ぶようにしましょう。
    なお、のしは、お悔やみ事にはつけません。

    のし

    のし

    包む金額とご祝儀袋の格を合わせる

    ご祝儀袋の見た目が豪華なのに、包む金額が小さいと失礼にあたります。
    金額に合ったご祝儀袋を選ぶようにしましょう。
    市販のご祝儀袋にはパッケージに金額の目安が書かれていることが多いので、それを参考にお選びいただくと良いかと思います。

    渡す相手との関係性や結婚式の格と、ご祝儀袋の格を合わせる

    親しい友人へ渡す場合は、カジュアルなデザインのご祝儀袋でも問題ないでしょう。
    水引の色も、「金銀」や「紅白」以外にピンクなど他のカラーが混ざったカラフルなデザインのものも多くあります。
    ただし、上司など目上の方に渡す場合や、格式ある披露宴の場合は、場にふさわしいフォーマルなご祝儀袋を選ぶようにしましょう。

    フォーマルなご祝儀袋

    フォーマルなご祝儀袋

    カジュアルなご祝儀袋

    カジュアルなご祝儀袋

    まとめ

    ご祝儀袋の選び方についてご紹介いたしました。
    お祝いごとには失敗できないマナーがたくさんありますが、昔の慣習にルーツがあるものが多く、理由を知ると応用が効きます。
    上記ポイントをおさえながら、ご祝儀袋をお選びください。
    書遊Onlineでは、和紙にこだわった慶事用のし袋(ご祝儀袋)を多数取り扱っております。

    『慶事用のし袋』はこちら>>

  • 印泥にまつわる豆知識

    印泥にまつわる豆知識

    書作品に欠かせないアイテム、印泥。
    印泥が固まってしまったとき、ゆるくベタベタになってしまったときの復活方法や、日々のお手入れ方法についてご紹介いたします。

    印泥とは

    印泥は、辰砂(硫化第二水銀)を主原料に、「もぐさ」と呼ばれる植物の繊維と油を混ぜて作られていると言われています。
    印泥は中国で作られ、それぞれの職人が秘伝として継承しているため、詳細はわからないのです。
    「上海西冷印社」の印泥が有名です。
    辰砂(硫化第二水銀)は体に有毒なので、誤って口に入れないように注意してください。

    印泥とは
    ■ 印泥の使い方はこちら>>

    印泥が固まってしまったとき

    長期間使わなかったり、温度の低い場所で保管していたりすると、印泥が固くなって印に印泥がうまくつかなくなることがあります。

    印泥が固まってしまったとき

    表面だけが固まっている場合

    表面だけが乾燥して固くなっている場合は、底からしっかり混ぜて、表面の固い部分と中のほうのやわらかい部分を混ぜ合わせてください。
    このとき金属のへら等を少しあたためて使うとより混ぜやすくなります。

    全体が固まっている場合

    印泥をあたためると、やわらかくなります。
    少しずつ様子を見ながらあたためてください。
    このとき金属のへら等を少しあたためて使うと、より混ぜやすくなります。
    対処方法を4つご紹介いたします。

    1. 暖房器具の近くに置き、ゆっくりあたためる

    2. 容器の底に遠くからドライヤーの温風をあてる

    3. 印泥をナイロン袋(耐熱)に入れ湯煎(ぬるま湯)であたためる

    印泥を容器から取り出し、ナイロン袋(耐熱)に入れます。袋の口を縛り、袋ごとぬるま湯につけます。
    やわらかくなったら、袋の上から軽くもむように混ぜます。
    混ざったら容器に戻してください。

    4. 印泥用の油を混ぜる

    印泥専用の油が売っていますので、それを少し混ぜていただくとやわらかくなります。
    ひまし油や、半固体のグリース油がお使いいただけますが、印泥メーカーが発売している専用の油のほうが安心です。
    ※弊社Onlineショップでは取り扱いはございません。

    印泥がベタベタになってしまったとき

    夏の暑い時期は、ゆるくなったり、油が分離してベタベタになったりしやすくなります。
    対処方法を2つご紹介いたします。

    1. 手ぬぐいやさらしなどで表面の油分を取る

    手ぬぐいやさらしで印泥の表面をとんとんと優しくたたき、油分をふき取ってください。
    印泥のサイズに切った手ぬぐいやさらしを印泥の上にのせて一晩おいておくのも効果的です。
    印泥の油分が分離してベタベタになっている場合、そのまま作品に押されますと、少し経ってから印の周囲に油がにじみ出る場合があります。
    印泥の染み出した油分はできるだけ吸い取ってからご使用ください。

    2. 冷蔵庫で少し冷やす

    冷蔵庫で少しの間冷やしてからよく混ぜてお使いください。
    様子を見ながら少しずつ冷やしてください。

    日々のお手入れと、印泥の保管で気を付けたいこと

    印泥は使うたびにしっかりと練り混ぜてください。
    長期間使わない場合も、月に1度程度は混ぜていただくと、固まったり、油が分離してベタベタになったりするのを防ぐことができます。
    印泥を保管するときは、陶器の容器のふたをし付属の箱に入れて保管してください。
    印泥は、暑いとベタベタになってしまい、寒いと固まってしまいます。
    適度な温度の場所で保管していただくのがおすすめです。

    印泥を混ぜる

    印泥の容器(印合)はなぜ陶器が多いの?

    印泥は、そのままだと印泥に含まれる油が蒸発しやすいのですが、陶器は油の蒸発を抑える効果が高いことから印合によく使われます。
    また、桐箱が付属していることもありますが、桐箱は中の湿度を一定に保とうとする働きがあり、印泥を長持ちさせる効果があります。

    印泥の容器

    有害な重金属を一切含まない「七宝印泥」

    「七宝印泥」は有害な重金属を一切含まない有機・無機顔料を用い、昔ながらの製法で作られたオーガニックな印泥です。
    人にも地球にもやさしい、環境に配慮した安心・安全な印泥としてご利用いただけます。
    硬くならず目詰まりしにくい高級もぐさと良質な油を使っているため、印泥がかたくなったり、油分が分離してしまったり、というトラブルが少ないのが特徴です。
    また、使用時にほのかに香る白檀の香りが心を整えます。

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    まとめ

    印泥の豆知識をご紹介いたしました。
    印泥を長くお使いいただくためには日々のお手入れが欠かせません。
    使うたびにしっかり混ぜることと、長期間使わない場合も月に1度は混ぜるようにしてください。
    固くなったり、ゆるくなってベタベタになったりした場合は、さきほどご紹介しました方法をお試しください。

    書遊Onlineでご紹介している『印泥』はこちら»

  • 印矩の使い方

    印矩の使い方

    作品に印を押す位置は、作品を制作する上でとても大切にされている方が多いのではないでしょうか。
    でも大きな作品に印をまっすぐ押すのは難しいですよね。
    印矩(いんく)は押したい位置に印を押すためにとても便利な道具です。 この読み物では、印矩の使い方をご紹介いたします。

    印矩の役割

    印矩を印の押したい位置に合わせて固定し、印を印矩にぴったり沿わせることで、押したい位置に押すことができます。
    ガイドの役割を果たす、印専用の定規のような道具です。
    印矩は、主にTのような形(T型)とLのような形(L型)の2種類があり、二辺を固定することで印の位置が定まります。
    1回押しただけでは薄かったときに複数回押すことがあるかと思います。
    その際にも、印矩があれば同じ位置に同じ角度で押すことができます。

    印矩T型
    印矩L型

    印矩を使った印の押し方

    Step1 印影を作って位置を決める

    作品を書き終え、署名を終えると印を押す段階です。
    最初に『印影(いんえい)』を作ります。
    『印影』とは、別の紙(作品と同じ種類の紙)に印を押し、その印の形に切り抜いたものを指します。
    この『印影』を作品の上に置き、印を押す位置を決めます。

    印影を作って位置を決める

    Step2 印影の位置に合わせて印矩を置く

    印影を動かさないように注意しながら、印矩を印影の形に沿うように置きます。
    印矩を置いたら、印矩の位置はそのまま、印影を外します。

    Step3 印矩を固定して印を押す

    印に印泥をつけます。
    ■ 印泥の使い方はこちら>>

    印に印泥をつける

    印矩が動かないように左手で押さえながら、印矩の90度の角に印の角を合わせるようにして印を押します。
    押したあとも、印矩は動かさないようにしてください。

    印矩を固定して印を押す

    Step4 印矩は動かさず、薄かったら再度同じ位置に押す

    印矩の位置はそのまま、印のつき具合を確認して、薄かったら再度印泥をつけて同じ位置に押しなおします。
    印矩があるので、同じ位置に重ねて押すことができます。

    薄かったら再度同じ位置に押す

    印矩の裏表

    印矩には面取りをしている面と、していない面がある場合があります。
    面取りがしてある方を作品に接するようにして使用してください。
    印を押した際に、印泥が印矩について作品に汚さないようにするためです。

    印矩の形と材質

    主にTのような形(T型)とLのような形(L型)の2種類があり、スライド式のものもあります。
    使いやすい形をお選びください。
    印矩の材質は、黒檀などの木材から真鍮といった金属製のもの、透明のものまであります。
    重いほうが印矩がずれにくくなります。

    まとめ

    印矩の使い方をご紹介いたしました。
    印矩は、押したい位置に印を押すためにとても便利な道具です。
    1回押してみて薄かった場合も、印矩があれば、再度同じ場所に押すことができます。
    印泥の使い方や印泥の豆知識を、別の読み物にてご紹介しておりますので合わせてご覧くださいませ。

    書遊Onlineでご紹介している『印矩』はこちら»

  • 印泥の使い方

    印泥の使い方

    印泥(いんでい)は作品をより引き立たせる大切なアイテム。
    納得のいく印を押せるようになるためには、印泥の正しい使い方を知ることが大切です。

    印泥の使い方

    印泥をご購入後、開封するところから、印に印泥をつけるところまでをご説明いたします。

    Step0 開封

    ご購入時、印泥は平らで固まった状態になっています。
    印泥にビニールがかかっている場合は剥がしてください。
    このままお使いになることも可能ですが、印に印泥をしっかり付着させるためにもヘラで練り混ぜてからご使用されることをお勧めいたします。
    練り混ぜず使ってしまうと、印泥の同じところばかりが減って、使ううちにどんどん印泥がつけにくくなってしまったり、朱と油が分離して印がきれいに押せなくなってしまうためです。
    (混ぜ方はStep1でご説明いたします)

    印泥開封時

    Step1 ヘラで底からしっかり混ぜる

    印泥をヘラでしっかりと混ぜてください。
    (前回使用されてから日数が経過すると、固まった状態になり印面全体に綺麗に印泥が付着できないため、この作業はご使用になる度に必要です。)
    底から持ち上げるように全体的に混ぜるのがポイントです。
    しっかりと撹拌させなければ、同じ箇所ばかり印泥をつけることになり、印泥のつきが悪くなってしまいます。
    また、印泥の原料である朱と油は分離しやすく、よく混ぜてあげないと油分が分離して腐ってしまいますので、しっかり練り混ぜてください。

    印泥を混ぜる

    Step2 団子状にする

    しっかりと練り混ぜたあと、写真のように、丸く団子状にしてください。
    丸い状態にすることで、印泥を印にまんべんなくつけることができます。

    印泥を団子状にする

    Step3 印泥を軽くたたくような感覚でつけていく

    印泥を、印に軽くたたくような感覚でつけていきます。
    ぎゅっと押し付けてしまわないように気を付けてください。
    印泥を動かしても印を動かしてもどちらでも構いません。
    印泥がどのくらいついたか、印の面をたびたび確認しながらつけるのがポイントです。
    つけ過ぎず、少な過ぎず。
    つけ過ぎると、彫ったところに印泥が入り込んで印面の線が潰れてしまいますし、少な過ぎると印が映りません。

    印に印泥をつける

    Step4 印褥台と印矩を使って印を押す

    印に印泥をつけ終わったら、次は印褥台と印矩を使って紙に押します。
    紙の下に印褥台を敷き、印を押したい位置に印矩を合わせてください。

    ■ 印矩の使い方はこちら>>

    印矩を固定して印を押す

    使い終わった印泥は、しまう前にもう一度全体を混ぜ、ふたをし、付属の木箱に入れて保管します。
    印泥は使うたびにしっかり練り混ぜてください。
    長期間放置すると、乾燥して固まってしまったり、油が分離してベタベタになったりしてしまいます。
    長期間使わない場合も、定期的に練り混ぜてください。

    ■ 【印泥の豆知識】「固まってしまった」「ベタベタになった」ときの復活方法はこちら>>

    印泥の色の選び方

    印泥には多様な色合いがあります。
    押す印の種類はもちろんのこと、印の色や場所によって作品の印象は大きく変わります。

    印泥の色

    ■光明(こうみょう)・・・明るい朱色で、優しい印象の仮名・漢字作品向き
    ■箭鏃(せんぞく)・・・鮮やな黄口朱色で、品のある印象の万能作品向き
    ■美麗(びれい)・・・光明よりも濃いめの赤色で、落ち着いた印象の漢字作品向き

    参考として、かな作品向き、漢字作品向きと書いていますが、色の選び方に決まりはありません。
    ご自身の作風に合う色、お好みの色をお選びください。

    印泥の色

    印泥の重さの単位

    印泥のサイズ(容量)は「両」という単位を使い、1両装は30gです。
    書遊Onlineでは、1/5両装(6g)、1/2両装(15g)、2/3両装(20g)、1両装(30g)、2両装(60g)、3両装(90g)、5両装(150g)、10両装(300g)を取り扱っております。
    容器が小さすぎると印泥がつけづらいことがあるので、印の大きさに合わせてお選びください。
    目安としては、2.0cm角の印材なら、1/2両装(15g)で問題なく印泥をつけることができます。

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    「七宝印泥」は有害な重金属を一切含まない有機・無機顔料を用い、昔ながらの製法で作られたオーガニックな印泥です。
    人にも地球にもやさしい、環境に配慮した安心・安全な印泥としてご利用いただけます。
    硬くならず目詰まりしにくい高級もぐさと良質な油を使っているため、印泥がかたくなったり、油分が分離してしまったり、というトラブルが少ないのが特徴です。
    また、使用時にほのかに香る白檀の香りが心を整えます。

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    まとめ

    印泥の使い方をご紹介いたしました。
    印泥は、底からしっかり練り混ぜて団子状に丸めてからお使いください。
    印に印泥をつける際は、ぎゅっと押し付けず、軽くたたくようにつけるのがポイントです。
    印矩を使って押す方法や印泥の豆知識を別の読み物にてご紹介しておりますので、合わせてご覧くださいませ。

    書遊Onlineでご紹介している『印泥』はこちら»

  • 新しい石を楽しもう。印材の種類と選び方。

    新しい石を楽しもう。印材の種類と選び方。

    印材の種類

    印材にはたくさんの種類があります。
    印材の比較がしやすいよう、「切れ味」「やわらかさ」「細工度」「粘り度」の目安を載せております。
    印材選びの参考になさってください。

    初心者の方や女性の方は、「細工度」の高い印材をお選びいただくと彫りやすいかと思います。
    印材は天然物ですので、同じ種類の印材でも彫り味が異なることも多々あります。
    さまざまな石に触れ、たくさん彫り、ぜひその彫り味の違いをお楽しみください。

    ※切れ味、やわらかさ、細工度、粘り度は5段階表示です。
    ※印材は天然石のため、あくまでも目安としてご覧ください。
    ※同銘柄でも、色が画像とは異なる場合がございます。

    印材  
    ▼ 項目
    切れ味 「5」になるほど切れ味が鋭い。パリパリとした彫り味。
    やわらかさ 「5」になるほどやわらかく、彫りやすい。一方で脆く割れやすくなる。
    細工度 「5」になるほど細工しやすい。
    粘り度 「5」になるほど粘り度が高く、字がとびにくい。

    青田青白章石(せいでんせいはくしょうせき)


    印材と言えば「青田」。切れ味良く、細工性に優れた石。

    印材と言えば「青田」。切れ味良く、細工性に優れた石。
    青田青白章石(せいでんせいはくしょうせき)は、中国浙江省青田県山脈で採れる印材です。
    自然な趣を出しやすい石質で、印材と言えば「青田」といわれる程に人気が高く、 青田にはじまり青田で終わると言われるほどに多くの方に好んで使われています。
    青田石は比較的石質にムラがない上、切れ味が良く、細工性に優れた石です。

    ■書遊Onlineでご紹介している『青田青白章石』はこちら»

    純白青田石(じゅんぱくせいでんせき)


    不純物が少なく、切れ味に優れた石

    純白青田石(じゅんぱくせいでんせき)は、中国の浙江省青田県山脈で採れる青田青白章石から極力不純物の少ない箇所を選別して採れたものです。

    ■書遊Onlineでご紹介している『純白青田石』はこちら»

    巴林石(ぱりんせき)


    程よい硬さで刻しやすく、細工性に優れた石

    巴林石(ぱりんせき)は、中国北東・内蒙古巴林右旗付近で採れる印材です。
    やや柔らかく刻しやすく欠けにくい石質が特長で、細工のできる石質です。
    初心者でも安心してお使いいただけます。
    巴林石(ぱりんせき)は、青田石などに比べると歴史の浅い印材で、ここ最近人気が高まってきた石です。

    ■書遊Onlineでご紹介している『巴林石』はこちら»

    遼寧丹凍緑石(りょうねいたんとうりょくせき)


    粘りがあり、細工性に優れた石

    遼寧丹凍緑石(りょうねいたんとうりょくせき)は、中国の遼寧丹東市で採れる印材です。
    粘りがあり欠けにくく、初心者の方にも安心してお使いいただける石質です。

    ■書遊Onlineでご紹介している『遼寧丹凍緑石』はこちら»

    青海彩凍石(せいかいさいとうせき)


    柔らかく、古風で味わい深い雰囲気の出る石

    青海彩凍石(せいかいさいとうせき)は、中国の青海省新彊自治区昆包山脈で採れる印材です。
    粘りがあり欠けにくく、古風で味わい深い雰囲気の出る石質です。
    また、透明感があり高級感をも感じさせる印材の一つです。

    ■書遊Onlineでご紹介している『青海彩凍石』はこちら»

    西蔵彩凍石(せいぞうさいとうせき)


    粘りがあり欠けにくく、切れ味や細工性に優れた石

    西蔵彩凍石(せいぞうさいとうせき)は、中国の西蔵自治区で採れる印材です。
    粘りがあり欠けにくく、初心者にも安心してお使いいただける石質です。

    ■書遊Onlineでご紹介している『西蔵彩凍石』はこちら»

    寿山平頭石(じゅざんへいとうせき)


    乾いた彫り味で切れ味に富む石

    寿山平頭石(じゅざんへいとうせき)は、中国福建省福州東方寿山・月洋付近で採れる印材です。
    乾いた彫り味で細工しやすく、切れ味に富みます。

    ■書遊Onlineでご紹介している『寿山平頭石』はこちら»

    乾隆凍石(かんりゅうとうせき)


    切れ味が良く、カリカリっと小気味よい彫り味が特徴の石

    乾隆凍石(かんりゅうとうせき)は、カリカリっと小気味よい彫り味が特徴の細工しやすい印材です。
    個々に出方が異なりますが、複雑に混ざりあう色がダイナミックな模様を作り、奥深い色をしています。

    ■書遊Onlineでご紹介している『乾隆凍石』はこちら»

    肖山紅石(しょうざんこうせき)


    印刀が食い込む感覚の彫り味と、あざやかな紅色が特徴の石

    肖山紅石(しょうざんこうせき)は、やや粘り気があり、印刀が食い込む感覚の彫り味が楽しめます。
    細工もしやすく、あざやかな紅色からは重厚感が感じられ、美しい表情を持つ石です。

    ■書遊Onlineでご紹介している『肖山紅石』はこちら»

    昌化石(しょうかせき)


    細工・切れ味に富んだ、乾いた彫り味が特徴の石

    昌化石(しょうかせき)は、浙江省の昌化地区で産出される石です。
    乾いた彫り味で細工・切れ味に富んでいます。

    ■書遊Onlineでご紹介している『昌化石』はこちら»

    白雲彩凍石(はくうんさいとうせき)


    白く透き通るような美しい石肌で、細工がしやすい石

    白雲彩凍石(はくうんさいとうせき)は、中国遼寧省海城県付近で採れる石です。
    名前の通り、白く透き通るような美しい石肌で、細工がしやすく、切れ味に富み、欠けにくい石質が特徴です。
    初心者の方でも安心して篆刻をお楽しみいただけます。

    ■書遊Onlineでご紹介している『白雲彩凍石』はこちら»

    大和青田(やまとせいでん)【人工印材】


    柔らかく彫りやすい人工印材

    大和青田(やまとせいでん)は、柔らかく初心者の方にも彫りやすい日本で造られた人工の印材です。
    天然の印材とは異なり一定の彫り味なので、これから篆刻を始められる方や、教材として同じ彫り味のものをたくさん必要とされる場合などに重宝します。

    ■書遊Onlineでご紹介している『大和青田【人工印材】』はこちら»

    印材選びのポイント

    ①なるべく色のムラがなく、均質なもの
    ②透明度の高いもの
    ③手で触ってみてねっとりとしていて油気が感じられるもの
    ④ガサガサしていないもの

    が良いと言われています。
    彫り手との相性もありますので、いろいろな石を彫ってみて、それぞれ特徴を知ることが大切です。

    初心者の方におすすめの印材

    篆刻が初めてという方には、

    ・青田青白章石(せいでんしょうはくしょうせき)
    ・巴林石(ぱりんせき)
    ・白雲彩凍石(はくうんんさいとうせき)
    ・肖山紅石(しょうざんこうせき)

    が、彫りやすさの点でおすすめです。
    とはいえ、たくさんの種類の石を刻ることが上達の近道ですので、手にとったときの印象で決めたり、ご自身が惹かれる石に挑戦してみることもおすすめです。

    まとめ

    書遊Onlineで取り扱っている印材の種類をご紹介しました。
    いろいろな種類の石を彫って、その彫り味の違いをお楽しみください。
    ご自身で篆刻した印があると、作品への愛着がぐっと増すことでしょう。
    「書作品の中で印は無彩色の中の紅一点、龍の目を描くがごとき大切なもの。」と言う書家の方もいらっしゃいます。
    この機会に篆刻に挑戦してみてはいかがでしょうか?

    篆刻風景

    書遊Onlineでご紹介している『篆刻印材』はこちら»

  • 墨の原料と種類

    墨の原料と種類

    墨の原料

    墨は、「煤(すす)」、「膠(にかわ)」、「香料」の3つの原料から作られます。
    煤と溶かした膠を練り合わせたのち、香料を入れ、木型に入れて乾燥させたものが固形墨です。

    煤について

    煤には油煙・松煙・改良煤煙の3種類があり、その煤から作られる墨をそれぞれ「油煙墨」「松煙墨」「改良煤煙墨」と呼びます。

    ・油煙…菜種油などの植物油を燃やしてできた煤のこと。
    ・松煙…松の枝や皮を燃やしてできた煤のこと。
    ・改良煤煙…鉱物油・カーボンブラックなどを燃やしてできた煤のこと。

    煤

    膠について

    膠とは、牛皮・馬皮・鹿皮のニベ(外皮と肉質との中間にある結合組織)や骨などを煮詰めてコラーゲンなどのタンパク質を抽出し、それらを乾燥させたものです。
    墨を作る際は、膠を湯煎で溶かして使用します。
    膠には、墨の製造過程において粉末の煤を固める役割があり、磨った墨においては紙の上で煤を安定させる役割があります。

    膠

    香料について

    膠の独特の臭いを消すために香料を使います。この香料は、墨の磨り手の心を落ち着かせる副次効果もあります。
    龍脳(りゅうのう)、麝香(じゃこう)が代表的です。

    香料

    墨の種類

    墨は煤の種類によって「油煙墨」「松煙墨」「改良煤煙墨」に分けられます。

    ■油煙墨とは

    菜種油、胡麻油、桐油、椿油などの植物油を土器に入れ、藺草(いぐさ)で作る灯芯に火をともし、土器の覆いをかぶせてその内側についた煤を集めて採煙を行います。
    松煙墨の煤は、粒子が細かく均一なのが特徴で、この煤を溶かした膠と混ぜて練り合わせ、香料を入れ、木型に入れて乾燥させて作ります。
    墨は中国から伝わったものですが、油煙墨は日本が先駆けて開発した墨だと言われ、現在も優れた油煙墨が製造されています。

    油煙墨を製造するメーカーのひとつ、奈良にある『古梅園』では日本で唯一「煤採り」から油煙墨を製造しています。

    特集記事「墨造り一筋 昔ながらの製法の古梅園」はこちら>>

    ― 油煙墨の特徴 ―

    松煙墨とは異なり、墨の磨り口に光沢があり、濃墨では黒色ですが、淡墨では赤味を帯びた茶系となります。
    油煙墨は不純混合物がほとんどなく、粒子が細かく均一で普通濃度~濃墨に適しています。
    粒子が細かなため、硯あたりはなめらかで、磨り口には光沢があり、良質な油煙墨であるほどこの光沢が強くなります。
    墨色に関しては下記のような特徴があります。

    良質な油煙墨 品質が劣る油煙墨
     濃墨  つやと深みのある漆黒で、奥行きのある墨色。 深みのある黒色を放たない、赤茶けたものや白茶けた墨色。
     淡墨  薄茶に紫味や青味を含んだ墨色。
    きめ細やかなにじみの立体感が得られる。
    (使用した植物油の種類によって色味が異なる)
    きめが粗く立体感がない。

    ■松煙墨とは

    松煙墨には「いきまつ松煙」と「おちまつ松煙」があります。
    「いきまつ松煙」は生松の幹を削ってにじみ出た松ヤニからできた煤で造る墨で、「おちまつ松煙」は松ヤニを多く含んだ枯木からできた煤で造る墨という違いがあり、松煙墨の採煙は、松ヤニの出る部分を小割りにして乾燥させた後、部屋の中で燃やして、壁や天井についた煤を集めて採煙を行います。
    この煤を溶かした膠と混ぜて練り合わせ、香料を入れ、木型に入れて乾燥させて造ります。
    この製法は中国で開発された最も古い製法として古の日本に伝わりました。

    現在は油煙墨が主流となることに加え、良質な松が減少していることから、松煙墨は貴重品として扱われています。

    ― 松煙墨の特徴 ―

    油煙墨とは異なり、墨の磨り口に光沢がなく、古くなるほど黒系から青系に変化していくといわれており、均一でない粒子の煤が淡墨を美しく表現します。
    濃墨では落ち着きのある艶を感じさせない墨色、淡墨では透明感のある美しい墨色が楽しめます。
    松煙墨は古筆の臨書や水墨画などの背景に用いると良い効果が得られるといわれています。

    ■改良煤煙墨とは

    改良煤煙墨は、洋墨煙と呼ばれ、鉱物油・カーボンブラックなどを原料としています。
    比較的実用墨や普及品に多く使用され、松煙墨や油煙墨と比較すると“早く黒くなる”のが特徴ですが、墨本来の「墨は七色に光る」が味わえないところだといえるでしょう。
    改良煤煙墨が松煙墨や油煙墨に劣るというものの、筆や硯の道具を長持ちさせるためには、墨液よりも改良煤煙墨の使用をお薦めします。

    書遊Onlineで人気の油煙墨

    梅花墨

    1. 梅花墨 大 3.0丁型(古梅園)

    菜種油を使った最も粒子の細かい最上級の油煙墨です。 重量感があり、濃墨では純黒、淡墨では薄い紫色を含む黒です。 のびが良く、漢字・かな作品用に最適です。

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    金神仙

    2. 金神仙 1.5丁型(古梅園)

    菜種油を使った最上級の油煙です。濃墨ですと艶のある純黒で、淡墨ですと茶系の黒です。漢字作品用・かな書・写経などに適しています。

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    紅花墨

    3. 五星 紅花墨 5.0丁型(古梅園)

    菜種油を使った油煙墨で、非常にのびが良いのが特徴です。 濃墨ですと絵具に近いような美しい黒、淡墨ですと灰色がかった色です。

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    書遊Onlineで人気の青墨・松煙墨

    利久

    1. 利久 1.5丁型(日本製墨)

    当社製造の他墨の青墨煙に植物性藍を混合し、より青味を加えた松煙墨。書家・画家の好みを生かして調整した極上濃青墨です。

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    青龍胎

    2. 青龍胎 1.5丁型(墨運堂)

    塗り重ねができて光らず、濃淡が自在に表現でき、奥行が深く、墨色に距離感のある立体的な画に適しています。 絵手紙や水墨画の練習用におすすめです。

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    蓬莱

    3. 蓬莱 2.0丁型(古梅園)

    400有余年にわたる墨作りを通して開発された青墨に向く油煙で作られた、煤だけの色の青墨です。淡墨では灰色がやや強く、青みのかかった色で、どんよりとした重さが感じられ、水墨画・俳画などに適しています。

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    まとめ

    墨の原料と種類についてご紹介いたしました。
    墨は、「煤(すす)」、「膠(にかわ)」、「香料」の3つの原料から作られ、煤の種類によって「油煙墨」「松煙墨」「改良煤煙墨」に分けられます。
    それぞれ墨色に特徴がありますので、作りたい作品に合わせて種類をお選びくださいませ。

    書遊Onlineでご紹介している『墨』はこちら»

  • 「和墨」と「唐墨」の違い

    「和墨」と「唐墨」の違い

    「和墨」と「唐墨」の違い

    墨は、日本で作られたものを「和墨(わぼく)」、中国で作られたものを「唐墨(どうぼく、からすみ)」といいます。
    成分の配分の割合や製法が異なり、墨色や、墨の伸び、寿命など異なる特徴を持っています。
    どちらが良い悪いではありません。
    それぞれの墨の特徴を理解し、つくりたい作品により適した墨をお選びいただくことが大切です。

    和墨と唐墨

    墨伝来の歴史と、日本独自に変化した和墨

    日本への墨の伝来は、一説には文字の伝来と同じ頃であるといわれています。
    中国における墨の歴史は日本よりはるかに長く、紀元前1500年頃以前の中国殷の時代から墨は始まったとされています。
    それから時代ごとに数多くの製墨家などが台頭するようになり、特に文化大革命前の墨は寿命が長く、「古墨」と言われる名墨は破格値がつく程に珍重されています。

    今日では和墨と唐墨には大きな違いが見られますが、日本に墨が伝来した頃からその差が歴然としてあったわけではないと思われます。
    おそらく、日本と中国の製法の違い、気候風土の違い、紙の発達の違いによって、墨の製法に独特の差が出てきたのだと考えられます。
    日本においては、唐の文化を多大に受けていた時代から、菅原道真の遣唐使廃止宣言によって変わりゆく国風文化の時代の中で書風が変化したことや、
    日本独自で生まれた仮名文化が発展していったことによって、繊細な表現が求められるようになりました。
    繊細な表現に向く墨はどういうものなのか・・・
    書き手や墨磨り職人が共に工夫を重ね、求められる墨を作りだしてきた結果、日本の墨は独自の変化を遂げてきたのでしょう。

    ▲和墨

    ▲唐墨

    煤と膠の配合比率の違い

    墨というのは、煤(すす)と膠(にかわ)に香料を加え、混ぜ固めて作られています。
    和墨と唐墨との大きな違いには、まずこの原料の配合の比率が異なることです。
    それに加えて、膠の種類や粘度の違いが関係しています。

     
    和墨 唐墨
    配合比率(煤:膠) 10:6 10:12
    膠の粘度 高粘度 低粘度
    特徴 墨のおりが早く、強い黒が出せる。粘り気が強い。墨のおりが遅く、黒味が出にくい。粘り気が弱い。

    和墨には粘り気が強い膠が使われているのに対し、唐墨には粘り気は少ないものの膠の量が多く含まれています。
    和墨は煤の割合が多いため墨を磨る時のおり方が早く、強い黒が出せる反面、膠が高粘度であるが故に粘り気も強く感じられます。

    一方で唐墨は、煤よりも膠の割合が多いため墨のおり方が遅く、黒味が出にくい反面、粘度が低い膠なので粘り気が弱く感じられます。
    これには作られる国の風土の違いも影響しています。
    日本の水はほとんどが軟水であるのに対し、中国の水は硬水であることも要因となっています。
    唐墨は、日本の水で磨ると柔らかな墨色となりますが、硬水で磨ると濃墨の色調に深みが増すとも言われています。

    「和墨」と「唐墨」それぞれの特徴

     
    和墨 唐墨
    墨の色 重厚味があり、力強く基線が黒々として素朴で品位と深みがある。淡墨では透明感があり美しい。 素朴さに欠けるが、品位と深みを備えており、やや茶味の墨色。
    墨の強度 割れにくい。 割れやすい。ものによっては頻繁に割れてしまう。
    墨色の力強さ 新しい墨であっても、墨色に力強さと厚みがある。新しい墨では墨色に力強さに欠ける。
    古墨になると力強さと厚みが出てくる。
    墨の伸び 墨の伸びは悪い。墨を枯れさせる必要がある。 墨の伸びが良い。
    にじみ にじみにくい。墨が紙に浸透しにくいため、枯れた紙が必要。 にじみが美しい。墨が紙によく浸透する。
    墨の寿命 寿命は短め。低品質のもので約10年、高品質のもので約50年。
    共に寿命がくると炭素凝集が起こり、膠の分解が激しくなるため墨色に濁りが出る。
    寿命が長い。
    古墨になると力強さと厚みが出て美しいにじみが出て味わい深くなる。

    書遊Onlineで人気の和墨

    五星 紅花墨 1.0丁型

    1. 五星 紅花墨 1.0丁型(古梅園)

    菜種油を使った油煙墨で、非常にのびが良いのが特徴。濃墨ですと絵具に近いような美しい黒、淡墨ですと灰色がかった色です。

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    さくら形 1.0丁型

    2. さくら形 1.0丁型(古梅園)

    古梅園創業以来受け継がれる銘墨で、菜種油を使った油煙墨。非常にのびが良く、濃墨では濃い紫味を含み、淡墨では淡い茶系の色です。

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    皇壽

    3. 金神仙 1.5丁型(古梅園)

    菜種油を使った最上級の油煙墨。濃墨ですと艶のある純黒で、淡墨ですと茶系の黒です。

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    書遊Onlineで人気の唐墨

    唐墨 気叶金蘭

    1. 唐墨 気叶金蘭 1/16(上)

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    凛

    2. 唐墨 鉄斎翁書畫寶墨 1/4丁

    商品ページを見る
    皇壽

    3. 唐墨 気叶金蘭 1/4丁

    商品ページを見る

    まとめ

    和墨と唐墨、どちらが良い悪いではありません。
    用途や目的で使い分けることが多いため、どちらかに軍配をあげるのは難しいですが、唐墨は日本の気候下では頻繁に割れてしまうということがあります。
    これはやはり環境に適した製法で作られているが故に起こることであり、唐墨が悪いということではありません。
    唐墨の古墨は破格値がつく程に珍重されていますし、一方で近年の和墨は企業努力により品質がとても良くなっています。
    それぞれの特徴を理解し、どんな文字を書きたいか、どんな作品に仕上げたいかということをふまえて墨をお選びください。

    書遊Onlineでご紹介している『墨』はこちら»

  • 第2回 書初めコンテストの受賞者発表

    第2回 書初めコンテストの受賞者発表

    第2回書初めコンテスト ノミネートの発表

    2021年1月1日に書遊Onlineでは「2021年の目標・抱負」をテーマにした「第2回 書初めコンテスト」の作品を募集しました。
    テーマである自分自身の目標と抱負を表現する書き方にとらわれない自由な発想の作品を300点近くご応募いただきました。

    前回を上回るご応募数となり、魅力的な作品を多数ご応募頂きました。誠にありがとうございました。
    自宅で過ごす時間が増える中、WEBを通じて書道の楽しさをお客様が共感し書道の発展につながれば幸いです。

    今回のコンテストでの応募の中からノミネートされた書初め作品を発表させていただきます。

    書遊Online大賞【1名様】

    特賞【5名様】

    優秀賞【10名様】

    佳作【20名様】

    書遊Online大賞

    sayaka_kato0225様

    書遊Online 第2回書初めコンテストの大賞は、sayaka_kato0225様となりました。

    【受賞理由】

    心に突き刺さる言葉に惹かれました

    力強さの中に優しさも兼ね備えているそんな作品です。「自分を諦めない」この言葉の中には学校・仕事・プライベートと様々なシーンにおいて言えることだと感じます。 また、この作品を見て背筋がピンと伸びる気持ちになり、何事にも諦めないぞ!と勇気づけられる気持ちになりました。

    余白のとり方と墨色が素晴らしい

    文字の大小や漢字とかなの調和が良くとれています。また、一文字一文字の余白がバランスよく書かれており、作品全体の見せ場でもある「締」には作品全体を最も魅せる表現がされています。

    飾るともっと映える作品

    こんな作品が家にあればいいなぁと思いました。「諦めない」気持ちで日々の生活を取り組むことで、何か新しい自分が発見できるそんな作品です。落款の位置も作品とマッチしており、家のみならずどこへ行っても見かけると勇気と気合いの入る思いです。

    特賞

    特賞に選ばれたのは

    • minako_mrkm様
    • phenix_1111様
    • artsho_tsukuribito_creator_asa様
    • hikkou_kasyu様
    • medaka_saien.a様

    の作品となりました。

    特賞:minako_mrkm様

    【受賞理由】

    「生きる」この言葉の重みがうまく表現されています

    「生(せい)」とは何か。を考えさせられる作品です。文字の配置や墨色・印の位置などすべてにおいてバランスよく紙面に収められており、言葉の重みと同時に優しさをも感じられる作品です。

    特賞:phenix_1111様

    【受賞理由】

    綺麗なカスレと空間のとり方が素晴らしい!

    作品全体のバランスが秀逸です。”匠”の技がこの書でもうまく表現されており、手作業によるモノづくりの神髄をこの書にすべて凝縮されているように感じました。

    特賞:artsho_tsukuribito_creator_asa 様

    【受賞理由】

    色彩と書がうまく融合されている作品

    なんとも言えないほど鮮やかな色づかいで表現されており、思わず心躍る作品に仕上がっています。色彩と書の組み合わせが絶妙にマッチし、思わず遊びたくなる気持ちでいっぱいになりました。

    特賞:hikkou_kasyu 様

    【受賞理由】

    とても素朴で優しい表現に感服しました

    何事も頑張ってやっていれば、いつかきっと報われて良い日がやってくるよ。と言ってくれているような作品で感動しました。疲れたときでも、この作品をみると不思議と足が一歩出そうなイメージが好印象です。紙面に対して、文字の配置や押印の位置がとても上手く考えられています。

    特賞:medaka_saien.a 様

    【受賞理由】

    今にも舞い上がるそんな素晴らしい表現

    最終画の下への伸ばし方が作品全体と調和され、自然な動きで表現されています。”ゆっくりとゆったりと舞う”ような作風で、見ていてなんとも気持ちが穏やかになります。

    優秀賞

    優秀賞に選ばれたのは

    • shouka.2662様
    • kinako8700様
    • waka_036様
    • nagomitoiro様
    • oit_shodo様
    • koheikajito様
    • nm____0408様
    • kisyuu_calligraphy様
    • flone2020様
    • sai_313_mi様

    の作品となりました。

    優秀賞:shouka.2662 様

    【受賞理由】

    重厚感ある作風に惹かれました

    綺麗な墨色と次の画に繋げる線質がとても鮮やかです。下部の”心”が上部の”相”を上手く受けとめており、全体のバランスが整ってどっしりと構えた作風に仕上がっています。この”想”には悲しさ・明るさ・素朴さなど様々な想いが表現されており見惚れてしまう一点に感動しました。

    優秀賞:kinako8700 様

    【受賞理由】

    一球にかける思い!!が上手く表現されています

    文字の力強さと一点一画の丁寧さが伝わる作品です。卓球を意識された作品ですが、スポーツ全般を通じて誰が見ても気合いが入り、緊張感と集中力が一層高まる一筆に仕上がっています。

    優秀賞:waka_036 様

    【受賞理由】

    躍動感あふれる作風

    魂の叫びがすべてこの書に込められている作風です。これだけどっしりと大胆に書かれているのに、白と黒の余白がしっかりとれておりスカッとした仕上がりになっています。”魂”の力強さの裏に優しい印には心がホッとする思いになりました。

    優秀賞:nagomitoiro 様

    【受賞理由】

    何が咲くのかとても楽しみになる作風

    滑らかな線質で表現されており、ほんわかする気持ちになりました。書と色彩とのバランスがとても絶妙で感服しました。印の位置を真ん中に配置することで作品全体に締まりがある作風となっています。

    優秀賞:oit_shodo 様

    【受賞理由】

    気持ちが前に前に出る作風

    勇みたって着実に前へ進める気持ちが上手く表現されています。ワントーン金色をいれることで全体に明るさと華やかさがさらにもたらす作品となっています。

    優秀賞:koheikajito 様

    【受賞理由】

    静寂の中にも力強さを感じる書

    それぞれの思いや出来事をこの書にすべて表現されているように感じました。実に繊細な線質で”祈”の左払いは、最後の最後まで神経を研ぎ澄まされた仕上がりになっています。

    優秀賞:nm____0408 様

    【受賞理由】

    必ずや感動を与えてくれる作風

    筆と墨でどれだけの人の心を掴み、感動させられるのか。この書にはその可能性が十分に実現できる力強さと思いが詰まっています。筆が動きが軽やかで楽しくなる気持ちにもなりました。

    優秀賞:kisyuu_calligraphy 様

    【受賞理由】

    どっしりした”丑年”にふさしい書初め

    全体の字形のとりかたと色彩・印の配置が書にマッチしています。なんともどっしりとした字形が”丑”を連想させ可愛くも見える作風となっています。印がとてもユニークで面白い。

    優秀賞:flone2020 様

    【受賞理由】

    一日の始まり”あいさつ”特に元気良くしようと思いました

    気持ちのよい”あいさつ”は相手を元気にさせる作用があり、この書には十分表現されています。名前の書く位置がなんとも斬新で大きな声で話しかけているようにも見えてきます。

    優秀賞:sai_313_mi 様

    【受賞理由】

    切なる願いが伝わる作品

    暗いニュースが多い昨今、この書を見ていると希望が持てる気持ちになりました。”明るい未来”は必ずやってくる。文字からふつふつと感じさせる一筆となっています。

    佳作

    佳作に選ばれたのは

    • yoshikobanba様
    • zag04659様
    • risa_happygirl様
    • shinyaaah.1702様
    • miya_summer81様
    • yoko.eri.shinohara様
    • sutekina.kokorosho様
    • mi.yuki0719様
    • nakanakanakanakana様
    • misora3様
    • kimamaneko.onoresho様
    • kobe5312022様
    • yu_na_moon様
    • reii9221様
    • ichigoichiep様
    • kou_sho様
    • nichoyo_writing.road様
    • gihitusou様
    • en_utageya様
    • chichuan.s様

    の作品となりました。

    佳作:yoshikobanba様様

    【受賞理由】

    まさにしなやかさを感じさせる一筆

    しなやかさの中に”生きる”には力強さがありました。書もさることながら背景の柄も非常に綺麗な合わせ方です。

    佳作:zag04659様

    【受賞理由】

    “元気よくいこうよ”という気持ちになる作風

    ゴツゴツとした字形の中には人を勇気づける表現がされており、とにかくゆっくりでもいいから着実に前へ前へ歩んでいこうと感じました。

    佳作:risa_happygirl様

    【受賞理由】

    なんとも”HAPPY”な気持ちになりました

    この書を見ていると自然と笑顔になっていました。元気の良さがこの書から溢れ出ており、世界のみんながきっと笑顔になれる気がします。

    佳作:shinyaaah.1702様

    【受賞理由】

    実に丁寧に表現されています

    何事も丁寧にすることは簡単なようで非常に難しいこと。この書ではその思いがふつふつと伝わる気持ちが感じました。一点一画を見ているとすでに丁寧さが伝わります。

    佳作:miya_summer81様

    【受賞理由】

    大きなゆめがこの書から伝わりました

    大きく力強いゆめはきっと何でも叶う気がする書に仕上がっています。この一筆にはなんとも言えないくらい可愛らしいほんわかした表現になっています。

    佳作:yoko.eri.shinohara様

    【受賞理由】

    文字バランスと渇筆が綺麗に表現されています

    筆がよく動いており横作品の制作方法がとても考えられています。全体の墨色に対してほどよく渇筆を使いスカッと見せ、厳しい線質に仕上げています。

    佳作:sutekina.kokorosho様

    【受賞理由】

    きっと一年の目標が継続できる一筆

    “一日一枚”を筆で表現されたアイデア力と、色とりどりの色彩を織り交ぜることで華やかさを感じました。なかなか継続することは難しいですが、この書を見ながら少しずつ前に進めていければと感じました。

    佳作:mi.yuki0719様

    【受賞理由】

    まっすぐな言葉に感銘を受けました

    一人の力よりも沢山の力を合わせて協力することが大事。この書にはその力強さとまっすぐさを強く感じました。学校・会社など様々な場所で協力する大事さを改めて考えさせられました。

    佳作:nakanakanakanakana様

    【受賞理由】

    楽しく夢中になる姿が想像できました

    夢中になるほど集中して何事も取り組んでみたい。そんな気持ちがこの書から感じました。文字から絶対に実現するぞっ!という表れと丁寧さが伝わりました。

    佳作:misora3様

    【受賞理由】

    熱くなる思いになりました

    ダイナミックに迷いなく書かれたこの書には熱い気持ちがドンと伝わる思いになりました。気持ちを前に出し突き進めるそんな作風に勇気を元気がもらえました。

    佳作:kimamaneko.onoresho様

    【受賞理由】

    新年にふさわしくほっこりする作風

    すべての七福神が素敵な笑顔でなんとも微笑ましく気持ちが穏やかになる書です。書と絵の構成と絶妙にマッチしている点に感銘を受けました。

    佳作:kobe5312022様

    【受賞理由】

    素朴さと滑らかな書に心惹かれました

    この書の見ていると気持ちが穏やかになり、美しく綺麗な心になりそうな気がする書です。ゆっくりと滑らかな線質に優しさを感じました。

    佳作:yu_na_moon様

    【受賞理由】

    素敵な豊富と強い力を感じる書

    心にゆとりを持って優しく人に接する”広い心”。なんとも素敵な書にただただ感銘を受けました。背景の赤と柄のアクセントがより書を引き立たせていました。

    佳作:reii9221様

    【受賞理由】

    どっしりと構えた書に感動しました

    この作品から訴えかける力が心に突き刺さりました。一点一画洗練された書に迷いがなく必ずや継続する強い力を感じました。

    佳作:ichigoichiep様

    【受賞理由】

    “夢”に向かって突っ走れ!と気持ちが感じました

    そのダイナミックな書きっぷりかつ清らかな書に夢はきっと叶う!と感じる書です。この一文字にすべての事柄が凝縮されている気持ちになりました。

    佳作:kou_sho様

    【受賞理由】

    この書に大きな深さを感じました

    なんとも考えさせられる書。自身をもう一度見つめ、さらに深く鍛錬するそんな作品に感動しました。”深める”の一筆では、流れるような気持ちのよい書き味に仕上がっています。

    佳作:nichoyo_writing.road様

    【受賞理由】

    書の造形美が感じられる作風

    和紙を用いた作品に”育”の造形と線質に心惹かれました。にじみを上手く使いこなせた作品でボテボテし過ぎず、繊細さも兼ね備えた書でもあります。

    佳作:gihitusou様

    【受賞理由】

    目標が必ず遂行できる力強い書

    勘亭流で書かれたこの書は造形や余白・バランスすべてにおいて洗練されています。朱の上になんとも自然に黒をのせる表現に感銘を受けました。

    佳作:en_utageya様

    【受賞理由】

    眩い輝きを放つ書に惹かれました

    全体の構成とメタリックを用いた書の融合に魅力を感じました。”環”のスピード感ある動きの中にはゆったりとした佇まいが残しており素敵な作品です。

    佳作:chichuan.s様

    【受賞理由】

    煌々の光るような書が素敵

    筆がよく動いて書かれており、疎密の作り方がなんとも絶妙でした。この書から煌々と光を照らしてくれる力を感じました。

    目標・抱負というテーマから書き手の方々の状況などが伝わり、表現方法含め面白いものだと感じました。

    以上、第2回 書初めコンテストの入賞者36名をご紹介いたしました。
    第2回目ということでしたが、300名近くご参加いただき、誠にありがとうございました。
    一般的な展覧会とは違い、Webを通じて世界中から書道というフィールドに参加できるので、このような企画を通じてこれからの書道の発展に貢献できればと思います。

    書遊Onlineでは、皆様が書道をもっと楽しめるように「書く」をテーマに書道を通じで皆様が楽しめるコンテンツを配信します。
    次回参加型のコンテンツ企画時は、皆様お気軽にご参加いただければ幸いです。

    第2回 書初めコンテストにご参加いただいた方々の作品

    本コンテストでは、受賞者以外にも素敵な作品を多数ご応募いただきました。
    本ページでご紹介していない魅力的な書初め作品も沢山ございます。以下にご紹介させていただきます。

  • うっとりする美しい装飾。かな作品に欠かせない「料紙」とは?

    うっとりする美しい装飾。
    かな作品に欠かせない「料紙」とは?

    「料紙」とは

    かな作品用に加工・装飾されたものを料紙とよびます。

    日本の書道史を語る上でなくてはならないのが、『かな』。
    平安時代に華やかな紙が開発され、気品漂う日本のかな文化が誕生しました。
    料紙の加工には、染紙、ぼかし染め、砂子振、金箔振、貝引きなど様々な手法が用いられ一枚の美しい紙が完成します。

    料紙のサイズ

    ・全懐紙 … 約36.5×48.5㎝

    ・半懐紙 … 約24.5×36.5㎝

    ・半紙判 … 約24.3×33.4㎝

    料紙のサイズは、漢字作品用の画仙紙とは異なる呼び名で表します。
    「全懐紙」「半懐紙」などのサイズの呼び名は平安時代に作られ、サイズは時代とともに変化していますが、現在もその呼び名が用いられています。

    現在では「全懐紙」(約36.5×48.5㎝)を基本に、半分にした「半懐紙」(約24.5×36.5㎝)の2種類のほか、大きな「特殊判」や、古筆の臨書にそのまま使用できる「古筆版」も作られるようになっています。
    また、画仙紙と同じ「半紙」「半切」サイズの料紙もございます。

    料紙の加工と種類

    ■ぼかし

    紙に色を染める加工で、柔らかくぼかしながら繊細に色付けが施されています。

    ぼかし

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    ■砂子ぼかし

    砂子(すなご)とは金や銀の箔を粉末にしたもので、ぼかした紙に糊をのせ、上から金や銀の粉を振り落として装飾されたものです。

    砂子ぼかし

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    ■切箔砂子ぼかし

    砂子ぼかしの上に金や銀の箔を種々な形に細かく切り貼付けて装飾されたものです。
    砂子よりもやや大きめの箔を用い、砂子の繊細で淡い輝きと箔の強い輝きが相重なると、より華やかに感じられます。

    切箔砂子ぼかし

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    ■具引き加工

    料紙の表面に胡粉を塗る加工が施されています。
    具引き(ぐびき)というのは紙の表面に胡粉を塗ることで、墨のりをよくする効果があります。

    具引き加工

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    また、料紙はドーサ引きというにじみ止めを施した紙が用いられます。
    ドーサ引きというのは、膠(にかわ)とミョウバンをお湯に溶かしたドーサ液を刷毛などで紙に塗って仕上げるニジミ止め加工のことです。
    かな文字は筆の先を使い、流れるように細い曲線で書くため、ニジミが多い紙ではうまく書けません。
    そのため紙の表面でサラサラと円滑に筆運びができるようドーサ引きをした紙を使用します。

    古筆臨書用紙とは

    平安時代から鎌倉時代にかけて書かれた和様書道のすぐれたものを「古筆」と言いますが、 この筆跡を学ぶうえで必要になるのが古筆臨書用紙です。
    寸松庵・継色紙・一條摂政集・高野切・針切・小島切・香紙切・本阿弥切・関戸本古今集、など。
    「清書用」・「練習用」、古筆の種類により異なる様式を再現しています。

    関戸本古今集

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    一度は使ってみたい、特別感溢れる希少な限定品

    伝統的な技法で、手のこんだ装飾を施した希少な料紙は、ずっと見ていたくなる美しさです。

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    ※限定品につき在庫がなくなり次第販売は終了となりますこと、予めご了承ください。

    書遊Onlineで販売中の料紙ランキング

    明日香 半紙判

    1. 明日香 半紙判

    繊維の風合いがある薄い紙で、5色にそれぞれ異なる模様が印刷されています。初心者向けで書きやすく、細字、かな、手紙文の練習や競書提出用など幅広く使用できるのもポイントです。

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    仮名貴族3

    2. 仮名貴族3 半紙判

    別漉き楮紙砂子入り。5色にそれぞれ違った柄が入っています。 砂子が入った上からさらに、砂子と白色の胡粉打ち風の印刷が施されています。 紙の色あいと柄共に、清楚でとても華やかな印象の料紙です。 少しにじみが出せるので、中字を書きたい方におすすめです。

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    かほり

    3. かほり 半紙判

    雁皮を主原料とした少し渋めの色に、花や波、七宝などの落ち着いた柄を印刷しています。筆滑りがよく初心者の方にもおすすめです。細字向きの料紙です。

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    まとめ

    創作意欲が掻き立てられるような美しい料紙。
    さまざまな色、装飾の料紙がございますので、つくりたい作品のイメージに合わせてお選びください。
    料紙と聞くと少し敷居が高い印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
    お手頃な価格の料紙も多く取り扱っておりますので、どうぞお気軽にお楽しみください。

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  • 墨液の気になる使用期限

    墨液の気になる使用期限

    墨液(液体墨、墨汁)には使用期限があります

    磨らずにすぐ使えて便利な墨液ですが、使用期限があるので注意が必要です。
    目安としては、墨液は1年以内に使い切ると良いでしょう。
    使用期限はおよそ2年程度。
    未開封であれば、保存環境や種類にもよりますが3年~5年程度は大丈夫だと言われています。
    開封後は劣化が進んでしまいますので、できるだけ早くお使いください。
    開封後は、1週間に1度定期的に容器を振ると劣化を遅らせることができると言われています。

    原材料による違い

    墨液には、膠(ニカワ)を使用した「膠系」と、合成樹脂を使用した「樹脂系」の二種類があります。
    それぞれ特徴がありますが、「膠系」の墨液は固形墨の表現力に近い表現が可能な商品もある一方で、使用期限は「樹脂系」よりも短いとされています。

    -膠系墨液の特徴-

    1. 墨本来の自然な墨色を得ることが出来る。
    2. 墨本来の墨の伸びを得ることが出来る。
    3. 液状態を保つため膠の固まる性質を抑える 「塩分」が含まれており、表具を行うまでの乾燥期間として約1週間必要。
    4. 使用期限が短い。

    ▼ 膠系墨液『凛』

    凛

    -樹脂系墨液の特徴-

    1. 表具の際、ニジミの発生する可能性が低い。
    2. 力強さを表現しやすい。
    3. 墨本来の自然な墨色や伸びを得ることが難しい。
    4. 使用期限が膠系に比べて長い。

    ▼ 樹脂系墨液『玄宗』

    玄宗

    墨液でやってはいけない3つのこと

    墨液の品質を保つため、墨液を使う際に特に避けていただきたいことが3つございます。

    ・硯に出した墨液を元の容器に戻す ×
    ・樹脂系の墨液と、膠系の墨液や固形墨で磨った墨を混ぜる ×
    ・直射日光、高温、多湿の環境下で保存する ×

    硯に出した墨液を元の容器に戻す ×

    墨液は、空気に触れると劣化が進みます。
    そのため一度出した墨液を容器に戻してしまうと、容器の中の墨液全体で劣化が進んでしまうことになります。
    また、水で薄めた墨液を容器に戻してしまうとより劣化が早まります。

    樹脂系の墨液と、膠系の墨液や固形墨で磨った墨を混ぜる ×

    お好みの墨色を出すため、墨を混ぜるという場合もあるかと思います。
    膠系同士なら混ぜてご使用いただけますが、樹脂系と膠系を混ぜることはできません。
    膠系墨液と、同じ膠系の固形墨の磨り墨を混ぜて使う際、濃墨の場合は粒子が沈殿してしまうことがありますので少量ずつお試しください。

    直射日光、高温、多湿の環境下で保存する ×

    直射日光、高温、多湿の環境下では墨液の劣化を早めます。
    特に最近は7月8月の最高気温が35℃を超える日が多くなっており、真夏は墨液を冷蔵庫で保存するという方もいらっしゃいます。(※冷凍庫は厳禁)
    ただし、あまりに冷やしすぎると墨液が凝固してしまいますので適温を心がけましょう。

    墨液が劣化すると…

    腐敗するとドロドロとした墨液になります。
    防腐剤が入っている墨液だとそこまで腐敗が進むことはないかと思いますが、書いたときにツヤが無くなったり滲みがうまく出なかったりすることがあります。
    見た目やにおいで変化が感じられなくても、表具の際にニジミや変色が起きてしまう可能性があります。
    (購入後1年以内に使い切ることをおすすめします)

    硯に出した墨液が残ってしまったら

    一度容器から出した墨液は、その日のうちに使い切るようにしましょう。
    とはいっても、硯に出した墨液がたくさん残ってしまって、そのまま捨てるのはもったいない…というときもあるかと思います。
    その際は、フタが付いている硯や墨池に入れてしっかり封をして保管することもできます。
    ただしお早目にお使いください。

    書遊Onlineで販売中の墨液ランキング

    -膠系墨液ランキング-

    書芸呉竹 紫紺系

    1. 書芸呉竹 紫紺系

    250cc、500cc、1.0Lなど。
    純黒、青系もございます。

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    凛

    2. 凛

    500ml、2000ml。
    濃墨もございます。

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    皇壽

    3. 皇壽

    100ml、500ml、1000ml。

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    -樹脂系墨液ランキング-

    クロスケ

    1. クロスケ

    180cc10本セット、450本5本セット、1800ccなど。
    濃墨もございます。

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    花仙

    2. 花仙

    100cc、400cc、1.0L。
    茶墨、青墨もございます。

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    玄宗

    3. 玄宗

    200cc、500cc、2.0L。
    中濃、濃墨、超濃墨もございます。

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    まとめ

    墨液には使用期限があり、およそ2年程度。
    目安としては墨液は1年以内に使い切ると良いでしょう。
    開封後は劣化が進んでしまいますので、できるだけ早くお使いください。
    一度硯に出した墨液はその日のうちに使い切るように意識していただくと良いかと思います。
    もし残ってしまった場合は、墨液の容器に戻さず、封ができる別の容器に入れて保管するようにしましょう。

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  • 書道紙の正しい保存方法と「寝かせ方」

    書道紙の正しい保存方法と「寝かせ方」

    書道紙は文房四宝の中でも非常に大切な役割を果たす道具です。
    紙の厚さ、製法の違いにより多種多様な味わいを見せてくれます。
    書道紙の保存には万全の注意を払い、より良い作品づくりに活かしたいところです。

    正しい保存方法とは?

    書道紙の保存は、特に直射日光と湿気に注意が必要です。

    おすすめの保存場所

    直射日光が当たらず、風通しが良く、湿気が少ない場所をお選びください。
    桐ダンスの中、タンスの上などが良いとされています。

    おすすめの保存方法

    新聞紙や和紙で包むと、紙が呼吸しやすく、また直射日光から守ることができます。
    書道紙の下にすのこを置いて通気性をよくしたり、湿気対策として、吸湿剤や乾燥剤を利用するのも効果的です。
    また、防虫香(衣類用の防虫剤で構いません)を添えることで、虫食いの予防になります。
    ビニール素材などで密封されますと、紙が呼吸できなくなるため、シミなどの原因となりますのでご注意ください。

    紙を「寝かせる」とは?

    「紙を寝かす」という言葉がありますが、一般的に紙は漉きたてのものよりも数年経ったものが良い、と言われています。
    寝かせる期間は一概に言えませんが、10年寝かせるのが理想、という書家の方もいらっしゃいます。
    作りたい作品のテイストやご自身の好みによりますので、いろいろと試してみてお好みの期間を見つけていただければ幸いです。

    紙を寝かせるメリット

    紙を寝かせることによって余分な水分が抜け、紙の繊維が締まり、

    ①墨が紙に十分に浸透するが、にじみが少なくなる
    ②墨色が美しくなる
    ③かすれが美しくなる
    ④筆の紙離れが良くなり、書きやすくなる

    といった効果が得られます。

    紙は湿気を吸い、湿気を吐き出し、それを繰り返すことによって、糊気と水分を飛ばしていきます。
    その糊気や水分を飛ばして乾燥した状態の紙を『枯れた紙』といいます。
    この『枯れた紙』は、筆あたりが良く墨色の発色の良いのはもちろん、にじみとかすれを美しく表現することができます。
    紙を寝かせることによって、多少黄ばみやシミ(「星」と呼ばれる)が出ることもありますが、
    正しい保存方法であれば、逆に重宝がられる事もありますのでご心配には及びません。
    なお、にじみ止めや染料を使っている紙(料紙、加工紙、機械漉画仙紙 等)は、寝かせても意味がありません。
    長期保存するとかたくなったり、折れやすくなったりすることがありますのでご注意ください。

    紙も風邪を引く!?

    一方で、十分に寝かせていても保存方法を間違えると、墨をのせたときに斑点のように白く浮き上がってしまうといった「紙が風邪をひく」という現象が起こります。
    寝かせ方によって、漉きたての紙よりも質を低下させる事もありますので、紙の保存には十分な注意が必要です。

    まとめ

    作品づくりに欠かせない書道紙。保存方法に気を付けることで、作品の質もぐっと上がります。
    正しい保存方法で紙を寝かせて、筆あたりの良さやかすれの美しさを味わってみてください。

    また、近年は紙が製品化されてからお客様の手に渡るまでの期間が昔と比べて数カ月早まっており、紙の自然乾燥期間が短くなっております。
    そのため、お客様のお手元に届く時点では昔のような乾燥期間を経ておらず、ニジミが治まりきらない状態に近いため、多くの紙に「ニジミ止め」が施されています。
    このニジミ止め効果は、数カ月毎にニジミ止め効果が高まるため、昔のように紙を寝かせ過ぎると全く墨の入らない紙質に変化してしまう恐れがあるのが実情となっております。

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  • 硯の選び方

    硯の選び方

    硯は良い墨色を得る上で重要な役割を果たします。
    「硯は一生もの」といわれるように、できるだけ良質の硯をご予算に合わせてお選びください。
    用途やスペースに合わせて、大きさからお選びいただくのも良いですし、
    石によって特徴がありますので、お好みの石の種類から選んでいただくのも良いかと思います。

    硯の大きさ

    硯の大きさをあらわす単位は吋(インチ)で、 1吋(インチ)= 約2.5cmです。
    メーカーによって若干の差がありますが、硯は一般的には下記のようなサイズとなります。

    3吋・・・縦7.5cm×横6.0cm
    4吋・・・縦10.0cm×横7.0cm
    5吋・・・縦12.5cm×横8.5cm
    6吋・・・縦15.0cm×横10.0cm
    7吋・・・縦17.5cm×横11.5cm
    8吋・・・縦20.0cm×横13.0cm
    9吋・・・縦22.5cm×横14.5cm
    10吋・・・縦25.0cm×横16.5cm

    また、和硯では、四五平(しごひら)や五三寸(ごさんずん)などといった、伝統的な表現で大きさを示しているものもございます。

    二五度(にごたび)・・・・縦7.5cm×横4.5cm
    三五度(さんごたび)・・・縦10.5cm×横4.5cm
    四二寸(しにすん)・・・・縦12.0cm×横6.0cm
    四五平(しごひら)・・・・縦13.5cm×横7.5cm
    五三寸(ごさんずん)・・・縦15.0cm×横9.0cm
    小四六(こしろく)・・・・縦16.5cm×横10.5cm
    正四六(せいしろく)・・・縦18.0cm×横12.0cm
    大四六(おおしろく)・・・縦19.5cm×横13.5cm

    硯の各部の名称

    墨を磨るところを「丘(おか)」、磨った墨を溜めるところを「海(うみ)」と呼びます。
    硯の表面を「硯面(けんめん)」、裏面を「硯陰(けんいん)」と呼びます。

    硯の選び方

    大きさで選ぶ

    かな/実用書には・・・・・・3吋~5吋
    漢字半紙/かな条幅には・・・6吋~7吋
    漢字条幅用には・・・・・・・8吋~10吋
    ※お稽古などに持ち運びをされる方はご自宅用とは別に持ち帰り用の硯をお持ちになると便利です。
    ※上記はあくまでも目安です。

    石の特徴で選ぶ

    硯には石の産地によって名前がついています。
    それぞれ石の色や特徴がちがいますので、ぜひお気に入りの硯を見つけてください。

    ■雄勝硯(おがつすずり)

    和硯の代表的産地である宮城県で作られる硯

    黒色硬質粘板岩で光沢・粒子の均質さが優れ、その特性は純黒色で圧縮・曲げに強く給水率が低く、化学的作用や永い年月にも変質しない性質を持っています。
    ※2011年3月11日の東日本大震災により、和硯の代表的産地が壊滅的被害を受けました。
    現状といたしましては、安徽省で採れる石を、宮城県 仙台市、石巻市桃生郡雄勝町にて仕上げ加工して出荷させて頂いております。
    現在雄勝硯を改め、雄勝加工硯と称して販売しております。

    ■細羅紋硯(さいらもんけん)

    安くて墨おりが良い硯

    中国江西省の竜尾山一帯及び、芙蓉渓に沿った地域 から採れる硯。
    薄い板状の岩が層になっている石材を縦割りに切り取り硯に仕上げており、横目の細かい文様(羅紋)が特徴です。
    安くて墨おりが良いので、初心者の方におすすめです。

    ■宋坑端渓硯(そうこうたんけいけん)

    初心者も手にしやすい価格が魅力

    中国広東省肇慶市高要県に面する斧柯山一帯で採れる硯。
    端渓硯の中でも最もリーズナブルな価格が魅力です。
    茶色がかった石色が特徴で、石質は比較的硬く墨おりも早い硯です。
    硯面がギラギラしたものや赤味が強いものは、非常に硬質な石質となることが多い為、注意が必要です。

    ■新麻子坑端渓硯(しんましこうたんけいけん)

    深紫系の石色で石紋も美しい

    三大名坑の一つ新麻子坑、中国広東高要県に面する斧柯山一帯で採れる硯。
    色艶が良く、石色は深紫系の色で石紋の美しさも人気の理由です。
    紋様のバラエティーは老子に次ぎ、磨墨にも優れています。
    鋒鋩のキメが非常に細かいのが特徴です。
    鋒鋩があまり強くない為、こまめに硯の手入れをしてください。

    ■坑仔巌端渓硯(こうしがんたんけいけん)

    墨おりは非常に良くキメの細かい石質

    中国広東高要県に面する斧柯山一帯で採れる硯。
    老坑の南上の山腹に位置していることから、老坑端渓硯に酷似したものが多く見られます。
    比較的小さめの硯が多くなりますが、墨おりは非常に良くキメの細かい石質で、眼(ガン)と称する石紋が出る硯もあります。
    石色は紅紫色を基調としており、老坑端渓硯に比べて石が乾いている為、石声が金属音に近い音を出します。

    ■老坑端渓(ろうこうたんけいけん)

    端渓硯の中でも最上級

    中国広東高要県に面する斧柯山一帯で採れる硯。
    端渓硯の中でも最上級といわれており、高価なものでは数十万円するものもあり、多くは淡紫色をしています。
    墨おりは非常に良く、墨が溶けるようにおりていく感じを受けます。
    硯を水で濡らすと様々な紋様が現れるものもあります。
    古くから端渓第一といわれていましたが、現在は採掘を中止しており、大型のものは入手困難です。

    容姿で選ぶ

    硯の色・形・彫刻には様々な種類があり、高級な硯の場合は二つと同じものは存在しません。
    楕円型のものと角型のもので迷われておられる方が多いですが、ご自身のお好みでお選びいただいて問題ありません。
    彫刻もお好みでお選びください。
    彫刻があるものを好まれる方、ないものを好まれる方、どちらが良いということは全くございません。
    お好みでお選びください。

    鋒鋩(ほうぼう)で選ぶ

    硯面に無数にある微細な凸凹のことを「鋒鋩(ほうぼう)」といい、墨を磨る上で大切な「やすり」の役目を果たします。
    良い硯といわれるものは、鋒鋩がきめ細やかで、なめらかで墨色の良い墨が磨れます。

    ※鋒鋩は永久的なものではございません。
    鋒鋩が摩耗して墨が磨りにくくなったら、硯専用の砥石で研いで鋒鋩を立たせる必要がございますので、ご注意ください。
    ※最近は、硯を店頭に並べる際に、美しく見せる為に化粧を行うことが多く、触っただけでは判りづらくなっております。
    また、化粧を施した硯を最初にご使用になられる際は、一度砥石をかけられると非常によく墨を磨ることができます。

    重量感で選ぶ

    同じ硯でどちらを購入しようか…と迷われた場合は、重い方をお選びください。
    見た目では判りづらい硯の目の詰まり具合を判断する基準となります。

    まとめ

    良い硯で良い墨を磨る。最高の贅沢です。
    硯にこだわることで、墨が磨りやすく、奥行のある良い墨を磨ることができます。
    書遊Onlineでは、さまざまな大きさ、種類、価格帯の硯を取り扱っております。
    ぜひお気に入りの硯を見つけてください。

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  • 「興福寺二諦坊 古式墨鉄型」で造る墨

    「興福寺二諦坊 古式墨鉄型」で造る墨

    室町時代の古式墨鉄型で作る「至高の墨」

    この度、書遊Onlineでは、新しい「令和年号」と「奈良墨の伝統的工芸品指定」を記念し、当社秘蔵の約680年前(室町時代)の「鉄製の墨型」を用いて漆墨(最高級菜種油煙墨)を製造いたしました。
    現在の墨造りは油煙墨が主流ですが、平安時代までは松脂を含む松の木を燃やして採取した松煙から造る松煙墨が製造されていたとされ、油煙墨は鎌倉時代に製造を開始、室町時代に奈良の地で確立したとされています。

    約680年前、時を超えた「鉄製の墨型」

    この室町時代に奈良興福寺二諦坊で墨造りに用いられたとされる約680年前の「鉄製の墨型」が、大日本製墨株式会社の時代より当社に代々受け継がれており、この度令和元号記念墨として当時の墨を最高の材料と最高の技術で復元いたしました。
    墨の製造は、奈良墨 老舗古梅園のご協力により当社秘蔵の「古式鉄型」を用い、独自に採取された「最高級菜種油の油煙」と現在では幻と呼ばれる至高の膠「阿膠」を掛け合わせて「至高の墨」の完成が実現しています。

    最高級菜種油から採取した最高の「煤」

    古梅園では独自の採煙蔵で最高級菜種油を土器に入れ、藺草(いぐさ)で作る灯芯に火をともし、土器の覆いをかぶせてその内側についた煤煙を採る昔ながらの方法で採煤されています。
    火が灯される灯芯は200本。炎の大きさや油の種類で煤の質が決まるため、常に熟練の職人が張り付き、200の揺れる炎の煤のつき方が偏らないよう、土器を20分おきに回し、火の加減や油の量にも気を遣いながら繊細な作業が均一に管理されています。

    煤にもこだわった究極の墨造り

    煤の優劣は、灯芯(藺草の皮をはいで取り出した芯を結ったもの)の太さや油の種類によって決められますが、粒子の細かな上質な煤を得るためには、元々4段階に作り分けられる内の最も特別な高級品にのみ使用される灯芯( 太さ5~6㎜ )が使用されています。
    灯芯を結うだけで1~2年の修業が必要といわれるほど灯芯作りは難しく、固く細く巻くほどに粒子が細かく質の良い煤が得られ、墨色に厚みが出るといわれており、こうした技と時間と手間を掛けて採煙されたキメ細かな粒子の最高級の煤から「至高の墨」が造られました。

    幻と呼ばれる究極の膠「阿膠」

    墨造りにおける 膠(にかわ)の役割は極めて重要で、墨の成形・粘度調節・煤の定着に加え、墨色や伸びに大きな影響を及ぼします。
    日本の墨に使用される膠は、牛・馬などの動物の皮や骨を煮込んで得られる膠を使用しますが、この「至高の墨」には最高級で幻とされる 「阿膠」 を使用いたしました。
    膠の断面が特に美しい、トロミがあり透明感のある類を見ない高品質な膠です。

    阿膠 (あきょう) とは

    古来より膠産地として名高い中国山東省東阿県産の黒驢馬から採取されたもので、古梅園が代々受け継がれてきた限りある在庫を切り崩し、この度の「至高の墨」造りに用いていただきました。

    奈良墨の神髄 古梅園が創る「至高の墨」

    室町末期に造墨家として創業した古梅園。
    製墨法が最も発展した江戸時代、古梅園は幕府の許可を得ながら、中国の造墨家との交流、研究を重ねより一層品質の良い墨をつくるようになり、その技は今もなお引き継がれています。440余年を経て培われた伝統の技と製法は、奈良墨の神髄ともいえます。

    代々継承した秘伝で造る墨

    採煙から配合、練り、乾燥、墨づくりのすべての工程において、昔ながらの製法で造り続ける古梅園。
    全国でも「煤採り」から墨を製造しているのは古梅園のみ、まさに唯一無二の存在です。
    気の遠くなるような手間暇は、本物という一級品を製造するための妥協を許さない姿勢の表れです。

    多くの作家から支持される古梅園の墨

    これだけの工程を経て造り上げられた墨は、作家の期待を決して裏切らない確かな製品ばかり。
    プライドを掛けて造られた製品は、墨を磨る水の準備から始まり、気温・湿度にまで気を配り、墨の磨り方、硯の合わせ方、紙の吟味…と作家の制作意欲をかきたてます。
    「墨液」なる便利なものを利用する人が年々増える中、「墨」にしか出せない理想の墨色を求められる、本物を愛してやまない作家から絶大な信頼を得ています。

    室町時代の墨を蘇らせる「南都墨原始二諦坊古式」の墨型

    南都・奈良時代より興福寺二諦坊において、仏様にお供える灯明から出る煙煤を用いて墨が造られたといわれており、当時主流であった松煙採煤から油煙採煤へと移行、確立したのが室町時代とされています。
    その中心にあったのが「興福寺二諦坊」。興福寺で造られた油煙墨は、これまで造られていた松煙墨とは墨色、艶、磨り心地など品質で圧倒的に優位に立ち、全国にその名を轟かせ、江戸時代には「奈良と言えば南都油煙」といわれるまでになったとされています。

    その当時、興福寺二諦坊で造られた油煙墨の墨型(鉄製)が、この度の「至高の墨」で使用した室町時代に興福寺二諦坊で実際用いられていたとされる約680年もの時を超えた墨型で、当時の姿を留めたまま現存する「南都墨原始二諦坊古式(鉄製)」の墨型は、唯一無二といわれています。

    「奈良墨」として初めての伝統工芸品

    平成30年に日本伝統的工芸品に認定された奈良墨の「初めての伝統的工芸品」として、「至高の墨」を発売いたします。
    最高級の素材と最高の技術、そして680年という時を経て造られる「至高の墨」は、豊かさと潤いを与える工芸品としてもお愉しみいただけます。

    令和の元号を記念した墨

    「至高の墨」の企画は、令和元号の記念に最高の墨を造りたいという想いから、日本製墨書遊が企画し古梅園様に製造を担っていただきました。
    680年の時を経て現在に蘇った鉄の墨型と最高の材料と最高の技術で生み出したこの記念墨は、熟練職人も納得の仕上がりで、極めて密度が高く、驚くほどに滑らかな磨り心地をお愉しみいただける逸品中の逸品に仕上がりました。

    選りすぐりの素材と製法で作る至高の墨、書遊Online限定25丁販売。

    室町時代に興福寺二諦坊で使われていた唯一無二の墨型、最高の煤と最高の膠、創業440余年の墨造りの老舗「古梅園」の技術を結集して完成した逸品中の逸品。
    「令和年号」と「奈良墨の伝統的工芸品指定」の記念墨として、書遊Online企画墨として25丁のみの限定販売を行います。

    古式墨 鉄製の墨型

    今から約680年前の室町時代に作られた日本で1つしかないと言われる非常に希少価値の高い墨型。

    至高の素材「阿膠」

    極わずかな墨にしか使われない高級膠である阿膠、高級煤の油煙で作る贅沢な墨。

    墨造りの神髄「古梅園製」

    創業400年、室町時代から培ってきた技術と製法で多くの作家から支持されてきた墨造りの老舗。

    興福寺二諦坊古式墨 1.3丁型

    用途
    あらゆる書画に向く
    サイズ
    約86×21×15 mm / 箱:183×117×40 mm
    分類
    最高級油煙墨
    墨色
    濃墨:艶のある純黒/淡墨:美しい茶系の黒。
    価格(税込)
    77,000円

    最高級の煤と膠を用い、最高の技術で製造した当製品は、密度の高い仕上りで、驚くほどに滑らかな磨り心地をお愉しみいただける仕上りです。

    商品購入ページへ
  • 2021年書初めコンテストのお知らせ

    2021年書初めコンテストのお知らせ

    作品応募テーマ

    Work entry theme

    来年の目標・抱負をテーマに2021年の書初めをご応募くださいませ。
    年齢制限なし、文字を書く方法や道具に制限はございません。
    書初めで新年の幕開けを楽しみましょう!!!

    書初めのテーマ

    2021年度の目標・抱負

    応募日程

    2021/1/1(金)~2021/1/17(日)投稿分まで

    出品料

    無料

    出展方法

    Instagram(インスタグラム)にて募集を行います。
    Instagramでハッシュタグ「#書遊書初め2021」をつけて写真をアップするだけと簡単です。

    ※スマートフォンでInstagramのアプリをインストールする必要があります。
    インスタグラムのインストール方法などは以下をご参考にいただければと思います。

    参考:Instagramのインストール方法と使い方

    出展後の流れ

    作品をInstagramにて投稿し、結果発表までの流れは、以下となります。

    作品応募期間
    2021年1月1日(金)~17日(日)

    受賞者への結果連絡日
    2021年1月22日(金)

    コンテスト結果発表について
    2021年1月29日(金)に当サイトと書画WEB展覧会にて発表します。
    ※結果発表ページは、当日営業時間終了までに公開いたします。
    ※書画WEB展覧会とは、弊社が運営するWEB上で作品を展示するサービスです。


    出品規定

    Listing provision

    紙について

    1. 紙の大きさは半切以下のサイズで作成ください。
    2. 紙質は問いません。(色紙、紙など)

    書き方について

    1. 表現自由です。文字に加えて絵柄が入っても問題ありません。
    2. 色も自由です。(墨、顔彩、カラー墨液など)

    その他の規定

    1. 必ず出品者本人が書いたものとします。
    2. おひとり何枚投稿していただいても構いません。
    3. 写真加工をしていただいてもよいですが、実物と色が大幅に異なるほどの加工は避けてください。
    4. 作品内容が大幅にテーマから逸脱しているものは審査対象になりません。

    審査と入賞内容について

    本コンテストの審査は、書遊Onlineのスタッフが厳選かつ慎重に選びます。
    字の上手さだけではなく、書の楽しさが伝わる作品を審査基準とします。
    受賞者には書遊Onlineで使えるクーポンプレゼントします。
    また 「書遊Online大賞」「特賞」「優秀賞」「佳作」の計36名は、当サイトの入賞結果ページと書画WEB展覧会にて掲載いたします。

    書遊Online大賞

    【1名様】 クーポン1万円 + 書画WEB展覧会掲載

    特賞

    【5名様】 クーポン5000円 + 書画WEB展覧会掲載

    優秀賞

    【10名様】 クーポン3000円 + 書画WEB展覧会掲載

    佳作

    【20名様】 クーポン1500円 + 書画WEB展覧会掲載

    審査結果発表方法と受賞者発表の流れ

    審査結果は1月29日(金)に書遊Onlineショップ内及び、書画WEB展覧会にて発表致します。
    ※書画WEB展覧会とは、弊社が運営するWEB上で作品を展示するサービスです。

    1. 受賞者の方には事前にインスタグラムにて当店からご連絡いたします。
    2. インスタグラムのショートメッセージにて住所・氏名・電話番号・年齢を返信お願いいたします。
      (審査期間内に連絡が取れない場合は受賞を無効とさせていただく場合がございます。予めご了承ください。)

    皆様の新年に対する書初めを書遊Onlineスタッフ一同お待ちしております!!
    本コンテストを通じて、書の楽しみを共有できれば幸いです。どうぞよろしくお願いします。

    イベントへの問い合わせは下記ページのフォームのよりお願いいたします。

    書初めコンテスト サンプル

    書初めコンテストのサンプルです。テーマは「2021年度の目標・抱負」です。
    表現、色は自由、文字に加えて絵柄が入っても問題ありません。(色:墨、顔彩、カラー墨液など)


    Instagramのインストール方法と使い方

    How to Instagram
    本解説の画像はApple iphoneを元にしておりますが、その他スマートフォンでも同じように設定していただけます。

    ▼Apple storeでInstagramをダウンロードする

    手順:1

    Apple StoreやGoogle Playをタップします。

    手順:2

    画面下部の虫眼鏡をタップし、検索窓にinstagramと入力します。Instagramが表示されましたらダウンロードします。

    手順:3

    ダウンロードが完了しましたら、開きます。

    手順:4

    Instagramが起動し、各種情報入力へ進みます。

    ▼Instagramに各種情報を入力する

    Instagramを利用するために、各種情報を入力します。

    手順:1

    電話番号またはメールアドレスで登録をタップします。

    手順:2

    電話番号かメールアドレスを入力します。ここでは、電話番号を入力します。

    手順:3

    ショートメッセージかメールアドレスに認証コードが届きます。

    手順:4

    instagramに戻って認証コードを入力します。

    手順:5

    名前とパスワードを入力します。パスワードは短すぎると登録できません。

    手順:6

    友達検索に関する項目がでてきますが、必要なければスキップします。

    手順:7

    これで、Instagramを利用することができます。

    ▼作品を撮影してアップする

    手順:1

    写真投稿のアイコンをタップします。

    手順:2

    【写真】をタップします。

    手順:3

    カメラへのアクセスを許可します。

    手順:4

    書初めを撮影します。

    手順:5

    好みのフィルターをかけます。(Normalが自然です)

    手順:6

    【キャプションを書く】をタップします。

    手順:7

    #書遊書初め2021と記入し【シェア】します。これで、コンテスト応募完了です。

    今年は、書初めを始めよう!

    書遊Onlineにて「書初め」に関する記事を掲載しております。
    書初めにご興味がある方は、是非ご覧いただければと思います。

    https://shoyu-net.jp/?mode=grp&gid=1528444

  • 因州和紙の魅力

    因州和紙の魅力

    書道紙の全国シェア約50%を占める因州和紙

    因州和紙は、書道紙の中で全国トップクラスの生産量を誇る鳥取県東部(旧因幡国)特産の和紙です。
    書道や書画・水墨画に用いる画仙紙の生産量は日本一となる全国の約50%を占め、書画に適した風合いの良い画仙紙として利用されています。

    中でも三椏(みつまた)を主原料とした因州画仙紙は、 きめが細かく、筆運びが滑らかなことから「いくら書いても筆が傷みにくい」や「墨がかすれることなく長く書ける」という意味で 「因州筆切れず」といわれ、特に仮名書作品用として重宝される高品質の書道用紙として数多くの書道ユーザーに親しまれています。
    また、和紙としては日本で初めて経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されています。

    書道紙に向いた天然繊維を活かし、優れた特徴を持つ因州和紙

    因州和紙の特徴は、天然繊維の特徴を活かした温かみとしなやかさです。
    酸化しにくい因州和紙は自然な強さを持つことから実用性に優れ、「他の和紙で一枚書くうち二枚書け、滑らかで早く筆がすすむから墨も減らない」と言われています。

    手間をかけてつくる最高品質の紙

    因州和紙は楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)などの靱皮繊維を原料とし、これらの長い繊維を均一に絡み合わせ、一枚一枚を漉きあげて乾燥する伝統的な製法で作られます。
    非常に手間の掛かる製法ですが、熟練の職人による長年培われた技術と経験から、最高品質の紙が作られています。

    因州和紙の制作工程

    因州和紙は、原料づくりから始まります。

    1. 原料作り
      作りたい和紙によって原料を選び、柔らかくして煮やすくするために水に浸しておきます。
    2. 煮る
      不純物を取り除く工程で、和紙に必要な繊維素だけを取り出します。
    3. 水洗い、晒し
      繊維素だけを残すため、清流にさらし不純物を取り除きます。
    4. 叩解
      結束した繊維を機械で叩き解します。繊維をほぐすことで、紙漉き時に原料の特徴を引き出すことが出来ます。
    5. 紙漉き
      漉舟に水をはり紙料を入れて汲み上げます。紙全体が均一な厚みになるように漉きます。
    6. 脱水
      漉いた紙の形を崩さないように、十分に水分を取り除きます。
    7. 乾燥
      脱水した紙を一枚づつ干板に張り付けて乾燥させます。
    8. 裁断
      包丁と切り板と定規のセットで行う伝統的な「手裁ち」や、機械で裁断を行います。

    因州和紙の原料について

    因州和紙の主な原料は、楮(こうぞ)・雁皮(がんぴ)・三椏(みつまた)の3種の中から目的の和紙に適した原料を選択し、紙漉きが行われます。
    江戸時代には因州和紙の原材料である楮と雁皮は重要な原料として、亀井侯文書に「切ってはならない木」と記され、これらの原料と品質を高める綺麗な清流に恵まれ、紙漉きの技術が発達しました。

    因州和紙の歴史と伝統

    因幡国での和紙生産の歴史は古く、8世紀前半(奈良時代)のものが確認されており、これは日本で最古期のものとして奈良の正倉院に保存されています。
    江戸時代には鳥取藩に上納する藩の御用紙(ごようし)や、庶民が使う紙として盛んに生産され、また藩の輸出品となり、保護策がとられています。
    因州和紙が現在のように全国的な知名度を確立したのは、第二次世界大戦後のことで、西洋紙の普及にともなって全国的に和紙の生産が急速に衰退する中、新しいタイプの和紙を生産し続けた結果、全国的なシェアを獲得するに至りました。

    伝統工芸としての因州和紙

    因州和紙は和紙としては日本で初めて経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されました。
    伝統的工芸品の指定にあたっては、

    • 製造過程の主要部分が手作りであること
    • 伝統的技術・技法によって製造されること
    • 伝統的に使用されてきた原材料であること

    などの要件規定が定められ、「手すき和紙」の伝統技術を継承する因州和紙は、この要件を満たしていると認定され、1975年(昭和50年)に全国の和紙の産地の中で一番早く「伝統的工芸品」の指定を受けました。
    現在でも6名の伝統工芸士が、因州和紙の製造技術の伝承と向上にあたっています。

    音風景百選に選ばれた因州和紙

    因州和紙の紙漉きの際、静かな山中で清らかな水に溶かした楮や三椏の繊維を簀桁を揺らせて紙を漉き上げる「ちゃっぽん、ちゃっぽん」という音が、伝統的な風物詩として評価されています。
    音環境を保全する上で特に意義があると認められた因州和紙の紙漉きは、1996年(平成8年)に環境庁(現在は環境省)による「残したい”日本の音風景100選”」として、伝統的な地場産業の音、生活との関わりの深い音と評価されています。

    原料にこだわった因州の機械漉き

    因州和紙は全ての和紙が手漉きというわけではなく、機械漉きの紙も漉かれています。
    機械漉きと聞くと、常に均一な商品が製造できるように聞こえますが、均一の紙を漉くことは非常に難しく、日々変化する気候や素材の個体差の見極めによって、職人の経験と技術と勘で機械の温度や速度を巧みに操りながら、因州の機械漉き和紙が作られています。
    「手漉きに劣らぬ品質と風合いの紙」は、日々研究が行われ、着実に技術が磨かれ続けています。

    安価で高品質な紙への挑戦

    習字や書道の練習は、繰り返し繰り返しの反復練習の練習量が非常に重要なことから、消費者が買い求めやすい価格に抑えた製品を作ることも重要な使命です。
    様々な効率化を図り、製造コストを極限まで抑える努力が日々行われ、高品質でありながら低価格の製品が製造されています。

    書遊Onlineで人気の因州和紙のご紹介

    因州和紙の中でも、書遊Onlineで特に人気がある商品をご紹介いたします。
    どれも納得のいく紙ばかりです、是非一度お試しくださいませ。

    極品玉蘭箋

    春蘭箋

    蘭渓半紙

    楮紙

    唐紙

    白鶴

    学生白鳳

    因州画仙 飛鳥

  • うちわコンテスト2019受賞者 発表

    うちわコンテスト2019受賞者 発表

    うちわコンテスト2019 受賞作品の発表

    2019年7月1日に書遊Onlineではうちわを使って「夏」を表現する「夏うちわコンテスト2019」の作品を募集いたしました。
    見ているだけで楽しくなる「夏」をテーマにした「うちわ」が多数ご応募いただきまして、ありがとうございました。

    普段使うものを書道でより面白いものに変える、書道の楽しさを広げ書道の発展につながれば幸いです。

    今回のコンテストでの応募の中からノミネートされた書初め作品を発表させていただきます。

    特賞【1名様】

    優秀賞【5名様】

    常夏賞【10名様】

    特賞

    miyukisumiya様

    書遊Online 夏うちわコンテスト2019の特賞は、miyukisumiya様となりました。

    【受賞理由】

    とける色彩がアイスかけ合わさって美しい

    まずとびこんできたのは、美しすぎる色彩でした。
    このグラデーション感、じっと見入ってしまいます。綺麗です。
    優しい色合いですが、煌めくネオンのような印象も受け目を引きます。
    配色は子供をらしさを象徴する組み合わせですが、アイスという食べ物と絶妙に溶け込んでいるように感じました。

    そして、コーンの焼き目もおいしそうです。

    幸運になりそうなうちわ

    とても幸せになりそうな色合いだとも感じました。気分が滅入っていても、見たら上向きになりそうな…
    あおげば、風が起きる…だけではない気がする「うちわ」です。
    朝から使えば、嫌なことも忘れて、良い一日を満喫できそうです。
    アイス付近にあるのは、水引でしょうか?運気も上がりそうな「うちわ」です。

    文字と絵の関係

    ”yammy”、素敵な文字と今にもとろけそうなアイスが絶妙なバランスです。
    このソフトな絵に黒い文字を上手く合わせているのが、凄いなと感じました。
    デザイン的には、黒とソフトなイメージは真逆ですが、それがお互いを引き立てあっているのかぁ、と妙に納得した作品です。

    優秀賞

    優秀賞に選ばれたのは

    • kubo_kosen
    • dreamai.musiccircle
    • yoko.eri.shinohara
    • y_horinouchi225
    • etegami_tamayura0729

    の作品となりました。

    優秀賞:kubo_kosen様

    【受賞理由】

    とけるような星が美しい

    夏といえば、七夕。そんな星がテーマになる夏うちわ。青と黄色の星々がとても綺麗です。
    色合いがとても繊細で、まるでクリスタルがちりばめられたような星が印象的です。
    薄くにじみ出た青色が夜空を感じさせ、神秘的です。
    持っているだけで、優しい気持ちになりそうな「うちわ」です。

    優秀賞:dreamai.musiccircle様

    【受賞理由】

    和を感じる優美。美しい夏を表現

    日本の粋を感じるうちわです。 水面にうちわが投影されて、涼しさが増します。 そして、この繊細なグラデーション…心に響きます。 書体のイメージも水に溶けそうで、まるで金魚の池をのぞき込んでいるようです。

    優秀賞:yoko.eri.shinohara様

    【受賞理由】

    花火がもう一度見たくなりました。

    このうちわを見てると、このあと音が鳴りそうな…そんな気分になります。 まさに今、花火を見ている…そんな錯覚を起こさせてくれます。 黒色がとても印象的です。新月を思わせる夜空に輝く花火の色がとても綺麗です。

    優秀賞:y_horinouchi225様

    【受賞理由】

    夏の爽快な気持ちよさを感じる

    走りたくなるような白い浜、浜から空に向けて濃くなる青色が見事に夏を表現していると感じました。
    夏の暑さを気持ちよく受け入れた作品だと感じました。
    暑と書かれた文字ですが、このうちわを見ていると妙に涼しく感じてくるので不思議な印象があります。

    優秀賞:etegami_tamayura0729様

    【受賞理由】

    つい食べたくなってしまうほど魅力的なかき氷

    食べたくなります、このかき氷。苺のシロップの色合い、氷の色合いがきれいで印象的ですが、背景の星や文字も面白いと感じました。 文章の内容も、納得がいきます、可愛いですね。 鮮やかなストロー柄もかき氷を引き立ててますし、うちわの骨が後光のように映って、作品全体が「かき氷」を盛り上げている印象を受けます。

    常夏賞

    常夏賞に選ばれたのは

    • shouka.2662
    • rie.lovers
    • suiryu141
    • maru.k.shodo
    • yoshikobanba
    • yuririn1021
    • uhakew
    • xiyetaoli
    • kousen710
    • kimutan_zakka

    の作品となりました。

    常夏賞:shouka.2662様

    【受賞理由】

    実際に風がふいているよう

    マーブル調の背景と文字が見事に融合した「うちわ」と感じました。
    実際は見えない空気の流れが見えているようで、このうちわで風を起こしたくなりました。

    常夏賞:rie.lovers様

    【受賞理由】

    うちわの形を活かしたアイデア

    三日月をうちわで創り出したアイデアが素晴らしいと感じました。
    月と文字もバランスも気持ちよく、月が出ていない日中でも月夜の雰囲気を味わえそうです。

    常夏賞:suiryu141様

    【受賞理由】

    サーフィンの墨絵とタイトルのマッチ感

    とても関心をうけた「うちわ」です。荒々しい波に乗ったサーファーを見事に描いた作品です。
    波のしぶき、波の動き、サーファーがとるバランス、まるで今にも絵全体が動き出しそうな「うちわ」です。
    文字のタイトルも納得の画力です。

    常夏賞:maru.k.shodo様

    【受賞理由】

    舞う葉が優しい涼しさを感じさせる

    受賞作品は、9枚目の「涼」です。
    透明感ある色が涼という文字にうまく溶け込んでいるように感じました。
    葉の色、濃淡がそれぞれ違って、見ていて落ち着きます。
    和紙を重ねてつくった風鈴も涼しげです。

    常夏賞:yoshikobanba様

    【受賞理由】

    純和風感が夏に合う

    濃淡が感じられる朝顔の葉が見ていて涼しげな朝露を感じさせます。
    朝顔と文字を書きつつ、余白が綺麗に取られて見ていて気持ちよいバランス感があります。
    一息つくときに使ってみたいうちわです。

    常夏賞:yuririn1021様

    【受賞理由】

    和紙の特徴を上手く使ったうちわ

    和紙はご自身で貼られたのでしょうか、紙質含め表現方法が面白い作品です。
    デフォルメされた朝顔と力強い和紙の組み合わせがたうちわがが夏の暑さを滲ませます。

    常夏賞:uhakew様

    【受賞理由】

    陽と海、夏の海を違った視点で表現

    海という文字が陽とともに溶けて揺らぐ、とても印象が残った「うちわ」です。
    光の揺らぎを文字にも与えて、文字と絵全体で夏の海を表現しているとても気持ち良い作品です。

    常夏賞:xiyetaoli様

    【受賞理由】

    夏に呑みたい泡ビール、POPな絵が印象的

    美味しそうな夏ビールの泡しぶきまで、可愛く表現しているのが好印象でした。
    そのままポスターにも使えそうな絵柄で、夏の居酒屋を思い出しました。

    常夏賞:kousen710様

    【受賞理由】

    折り紙をつけた面白い発想のうちわ

    綺麗な柄の折り紙が印象的です。
    淡い色の朝顔が涼しげな夏をイメージさせて、盛り立てています。

    常夏賞:kimutan_zakka様

    【受賞理由】

    食べてしまいたい宇治金時

    夏といえば、かき氷、おいしそうな宇治金時の絵が印象的です。
    小豆、氷、白玉全て細かく描かれ、本物のようです。輝く小豆の立体感、面白いです。

    夏の表現が十人十色、書く楽しさを感じた夏うちわコンテストでした。

    以上夏うちわコンテストの入賞者16名をご紹介いたしました。
    見ていて楽しくなる「うちわ」が沢山応募され、あれもこれもいいなと思いながら見ておりました。
    字もそうですが、絵柄も入る「うちわ」なので皆様のそれぞれの夏があって見ていて不思議な気持ちになりました。
    このような企画を通じてこれからの書道の発展に貢献できればと思います。

    書遊Onlineでは、皆様が書道をもっと楽しめるように「書く」をテーマに書道を通じで皆様が楽しめるコンテンツを配信します。
    次回参加型のコンテンツ企画時は、皆様お気軽にご参加いただければ幸いです。

    うちわコンテストにご参加いただいた方々の作品

    うちわコンテストの受賞者以外にも素敵な作品を多数ご応募いただきました。
    今思うと、もっと受賞枠を増やしてご紹介できればと思いました…
    本ページでご紹介していない魅力的な書初め作品も沢山ございます。以下にご紹介させていただきます。

    夏うちわコンテスト2019 応募うちわはこちらから» 
    #書遊うちわ2019 / #shoyuuchiwa2019
  • 墨運堂 書道・伝統工芸の発展支援

    墨運堂 書道・伝統工芸の発展支援

    求めた墨に出会える「永楽庵」

    以前より「墨の相談室」を設け、メールや電話で墨の相談が行われていたようですが、墨色や書き味については文章や口頭では表現しづらく、もどかしさを抱えていたところ、誰にも気兼ねなく試墨ができる場所として墨運堂 本社/工場内に用意されたのがこの永楽庵です。

    「百聞は一見にしかず」。百選墨を含む180種類以上の墨の中から、自分の手に合う書き味や感性に合う墨色を見つけることができる空間となっています。

    墨運堂 永楽庵: https://boku-undo.co.jp/eirakuan.html

    墨造りが堪能できる「墨資料館」

    墨運堂の西ノ京工場敷地内に併設している「墨の資料館」。
    階段を上がると墨の香りが漂いはじめ、窓越しに墨造り職人達の墨づくりの風景を見ることができます。

    当資料館は、近鉄電車西ノ京駅下車すぐの場所にあり、近くには世界遺産である薬師寺や唐招提寺もある奈良の人気エリアに存在しています。
    3階建ての墨資料館の2階には、墨職人の工房があり、実際の職人による墨の型入れ作業が見学できる他、希望者には有料で自分だけのオリジナル「にぎり墨」の体験ができる場所になっています。

    普段は見ることができない墨の原料である油煙や松煙、膠や龍脳などの香料を展示し、貴重な資料や記念墨なども揃っています。
    奈良の伝統である墨造りと匠の技に触れられる貴重な体験ができるスポットとして、一年を通して全国からたくさんの見学者が来館しています。

    墨運堂 墨の資料館: https://boku-undo.co.jp/sumi_museum.html



    がんこ一徹長屋

    がんこ一徹長屋は、伝統工芸の技術を持つ職人たちの仕事風景を無料で見学ができる場所です。
    風情ある2階建て2棟からなる建物に、伝統工芸の匠が集まっています。

    2019年現在、奈良筆「博文堂本舗」、一刀彫「志清」、一刀彫「和希」、大和うるし「大和漆工芸杉村」、赤膚焼「大塩恵旦」、組紐「ならくみひも鳳美」、茶筌「左京工房」の7種類の伝統工芸の匠が集まる他、オリジナル軸を調整できる「筆軸工房」、手作り布製品工房「文々風」、書道用品アンテナショップの10軒が長屋に入っています。

    伝統工芸を見て愉しめる場所

    がんこ一徹長屋は、伝統工芸を創る仕事風景を見学できるほか、展示物を購入することもできます。
    奈良に息づいた伝統工芸職人のこだわりの数々を直に触れれるので、書道ユーザーのみならず一般の方でも愉しむことができます。

    墨運堂 がんこ一徹長屋: https://boku-undo.co.jp/ganko_ittetunagaya.html