投稿者: shoyuonline

  • 液体墨へのこだわり

    液体墨へのこだわり

    原点は固形墨

    固形墨の書き味を再現する。
    原点は固形墨より固形墨に近い表現ができる墨液造りのために、固形墨造りで最も重要な煤と膠を均質に混ぜる工程「混練り」を加えて造られています。
    職人の技術をデータ化して、コンピューターによる半自動制御にすることで、安定した高品質製造を実現しています。

    混練りとは煤と糊剤(膠)を均質に混ぜて、半ペースト状にします。丹念に練り込むことにより、糊剤(膠)で煤を包み込み、煤と煤が凝集できないようにして、同時に水に馴染むようにします。この工程が芯とにじみの表現に現れます。



    <混練りした煤の状態>
    取材中、混練りした煤をわけてもらいました。
    細かい粒子と粗い粒子が混在し、各粒子の周りを糊剤(膠)が包んでいるのが良い状態です。

    生産システム化により、高品質低価格を実現

    墨液の生産の多くはオートマチックに行われ大量生産を可能としています。
    これにより無駄なコストを削減し、高品質低価格な墨液をつくることを可能としています。

    墨運堂の墨液商品

    創業210年以上の墨造りに裏付された製墨技術をもとに、膠や煤などの素材研究も日々深められています。
    特に膠の研究においては大きな成果が得られ、多彩な墨造りへと繋げられており、生産が少なくなった墨専用膠の自社生産も可能にするなど常に研究し進化し続けています。
    弛まぬ素材研究が墨運堂の強みでもあります。


    発売より長年多くの方に愛用されている「玄宗」シリーズや高級墨液「天爵」「桐華」などの液体墨は、そのままで作品制作に使用できるよう高品質の液体墨として開発されました。
    さらに、膠の研究成果により開発した「書法一品」「龍光」なども、発売よりたくさんの方々から支持を得ています。




    玄宗

    「書き味」「のび」「紙への浸透性」「表具性」すべてを兼ね備えた液体墨として開発。




    天爵

    平均粒子径が40mμ(ミリミクロン)以下の微粒子の純植物性芯焚油煙(菜種油煙)を使用。




    桐華

    平均粒子径が30mμ(ミリミクロン)以下の微粒子の純植物性芯焚油煙(桐油煙)を使用。




    特選書法一品

    漢字作品用天然膠墨液/濃墨・紫紺系の黒。




    特選龍光

    膠に含まれるコラーゲンの働きが、伸びの良い滑らかな書き味を作り出す墨液。




    さをしか

    原料に高級とされる純植物油煙の桐油煙を使用した、かな条幅専用墨液。筆運びが軽く潤滑自在な線質を表現できます。




    天然膠の製品

    固形墨とほとんど同じ原料であるため、運筆の軽やかさやのびの良さ、滑らかさは抜群です。また固形墨との磨り合わせの相性も良いです。
    冬場の低温時は粘りを感じますが、湯煎などで温めていただくことで解消されます。
    使用期限は約2年ほどです。また、表具性は問題ありませんので、安心してご使用いただけます。
    ※墨運堂では身体に影響を及ぼす恐れのある添加物は一切使用されておりません。






    合成糊剤の製品

    書き味・のび・紙への浸透性などは、長年の研究によりかなり固形墨に近づいています。
    また、温度変化による影響を受けにくいため、一年を通して同じ書き味でご使用いただけます。
    使用期限は約5年と長期で(超濃墨液は約3年)、表具性は膠製墨液に比べて格段に優れています。
    淡墨用から超濃墨液まで幅広い製品を取り揃えていますので、作品制作の目的に合わせてお選びいただくことができます。



  • 固形墨へのこだわり

    固形墨へのこだわり

    墨造りに懸ける想い

    飛鳥時代に中国から伝来し、現代まで使い続けられている墨。実はその品質は進化しています。
    墨は煤と膠と香料で造られており、その組み合わせ(配合)の妙と職人の技術で幾種類もの墨が誕生します。

    墨運堂の代表的な墨「玉品」は、1955年の発売当時から今日まで数多くの方々に広く愛用され続ける製品。
    日々試墨と墨の研究を重ね、品質を第一にこだわりぬいてきた企業努力の成果の一つでもあります。

    時代の流れの中で、原材料の維持や職人の育成など、難しい問題が山積みではあるものの、墨造りは伝統産業であり、後世に伝えるべきものとしてこだわり続け、日本の美しい筆文字文化に貢献するために今も企業努力が続けられています。

    墨の三楽

    使って楽しむ(書き味・墨色) 見て楽しむ(墨の姿・形・肌) 遺して楽しむ(古墨にして楽しむ)
    この三楽を具備する墨が、成長と相俟って銘墨となります。
    墨運堂はこの「墨の三楽」を念頭に、独自の視座を持ちながら、時代に合致した『唯一無二』の墨造りに向け、日々研鑽を重ねています。

    たゆまない素材研究が墨運堂の強み

    創業210年以上の墨造りに裏付された製墨技術を元に、膠や煤などの素材研究も日々深められています。
    特に膠の研究においては大きな成果が得られ、多彩な墨造りへと繋げられています。
    また、生産が少なくなった墨専用膠の自社生産も可能にするなど、常に研究し進化し続けています。
    弛まぬ素材研究が墨運堂の強みでもあります。

    表現力を支える豊かな製品開発

    膠の研究により膠量を減らした黒味の強い「大玄」、平安時代の墨を再現した仮名用墨「ともしび」、多彩な墨色と綺麗なにじみが選べる「含翠(大和雅墨)」など、書画作品の表現の幅を広げる固形墨を開発。
    また、固形墨を細かく粉砕して練り直し液体墨にした「液墨」は、固形墨と同じ書き味・墨色として多くの先生方に利用されている逸品です。
    その他にも、発売より長年多くの方に愛用されている「玄宗」シリーズや高級墨液「天爵」「桐華」などの液体墨は、そのままで作品制作に使用できるよう高品質の液体墨として開発されました。
    さらに、膠の研究成果により開発した「書法一品」「龍光」なども、発売よりたくさんの方々から支持を得ています。

    表現力豊かな固形墨商品

    墨運堂では自社で行う膠の研究により、膠量を減らした黒味の強い「大玄」、平安時代の墨を再現した仮名用墨「ともしび」、多彩な墨色と綺麗なにじみが選べる「含翠(大和雅墨)」など、書画作品の表現の幅を広げる固形墨を開発しています。
    また、固形墨を細かく粉砕して練り直し液体墨にした「液墨」は、固形墨と同じ書き味・墨色として多くの先生方に利用されている逸品です。



    大玄

    膠量を減らした黒味の強い「大玄」



    ともしび

    平安時代の墨を再現した仮名用墨



    含翠(大和雅墨)

    多彩な墨色と綺麗なにじみが選べる

  • 第1回 書初めコンテストの受賞者発表

    第1回 書初めコンテストの受賞者発表

    第1回書初めコンテスト ノミネートの発表

    2018年1月1日に書遊Onlineでは「2018年の目標・抱負」をテーマにした「第1回 書初めコンテスト」の作品を募集しました。
    テーマである自分自身の目標と抱負を表現する書き方にとらわれない自由な発想の作品を200点近くご応募いただきました。

    魅力的な作品を多数ご応募頂きまして、誠にありがとうございました。
    WEBを通じて書道の楽しさをお客様が共感し書道の発展につながれば幸いです。

    今回のコンテストでの応募の中からノミネートされた書初め作品を発表させていただきます。

    書遊Online大賞【1名様】

    特賞【5名様】

    優秀賞【10名様】

    佳作【20名様】

    書遊Online大賞

    higuchifumiyo様

    書遊Online 第1回書初めコンテストの大賞は、higuchifumiyo様となりました。

    #書遊書初め

    Fumiyo Higuchiさん(@higuchifumiyo)がシェアした投稿 –

    【受賞理由】

    見ているこちらまで、心がまあるくなりそう

    「こころまあるく」という’ひらがな’で書かれた文字と人間らしいアナログな丸印。
    見ているだけで、笑顔になりそうな作品がとても印象的でした。
    かすれながらも繋がる円は、なんとしても’まあるく’しようという意思を感じました。
    また落款印もアクセントになって素敵だなと感じました。

    日々が幸せになりそうな作品

    この書初めは、家族がいるなら毎日笑顔が溢れそうです。喧嘩した日もこの作品があれば、すぐ冷静になれそうです。
    この一年で決めた一つのことですが、日々の行動全てがプラスに好転し、そして幸せになれそうな作品です。

    飾ると心に余裕が持てる

    こんな作品が部屋にあれば、いいなぁと率直に思いました。
    文字もそうですが、’こころがまあるく’なりそうな丸印のインパクトが強く、頭の中に絵全体が入って残るそんな印象です。
    部屋はもちろん、外に出かけた時もいつもこの絵が助けてくれそうな作品です。

    特賞

    特賞に選ばれたのは

    • yoko.eri.shinohara様
    • tamujunko様
    • bc770suu様
    • shodo_fukui様
    • __syuetsu__様

    の作品となりました。

    特賞:yoko.eri.shinohara様

    【受賞理由】

    躍動感があふれ、挑むことが実現しそう

    図太い文字も意思を感じますが、この作品からはとても動きがありそうな、なんでも挑戦してみようという意思を感じました。
    文字のかすれ感や線からも動きが感じられ、何事も飛び跳ねて足掻いてみるというイメージが強く印象に残りました。

    #書遊書初め

    Junko Tamuraさん(@tamujunko)がシェアした投稿 –

    特賞:tamujunko様

    【受賞理由】

    心が温まる生活、それが実現しそうな作品

    朱のにじみがとても温かみがあり、その笑顔も心が本当にポカポカしそうな作品です。
    どんな時でも心が温まりそうな作品で、見ている人が幸な心になりそうなイメージを感じました。



    すーさん(@bc770suu)がシェアした投稿 –

    特賞:bc770suu様

    【受賞理由】

    構図とテーマに惹かれました

    人と縁、人は人とつながる、それを大切にしたいという気持ちがとても伝わる作品です。
    人が’たいせつに’を囲って円を作っている構図は、全てのつながる人に対して、たいせつにというテーマを大事にしたいという意思を感じます。

    あゆさん(@shodo_fukui)がシェアした投稿 –

    特賞:shodo_fukui様

    【受賞理由】

    何としても飛び越えたいという意思を感じる作品

    この作品を見て正直心にグッとくるものがありました。
    自分自身の壁は人それぞれですが、それを何としても挑戦して飛び越えたいという気持ちが紙いっぱいに表現されています。
    これならどんな時でも飛び越えられるまで挑戦できると思います。



    秀越さん(@__syuetsu__)がシェアした投稿 –

    特賞:__syuetsu__様

    【受賞理由】

    応援したくなるほど率直な意思を感じました

    内容さることながら、とても強くまっすぐな文字から凛としたその気持ち、とても強い意思を感じます。
    結婚は人生の大舞台、それにふさわしい心構えをこの迷いのない文字から実現できると感じました。



    優秀賞

    優秀賞に選ばれたのは

    • sutera5様
    • minako_mrkm様
    • t.hiro_an様
    • yukiai_no_sora様
    • negoron_5656様
    • toshiouekusa様
    • shouka.2662様
    • xiaomeimeilin様
    • noripi.emoji様
    • sym201314様

    の作品となりました。



    藍月 Ueda Yukiさん(@sutera5)がシェアした投稿 –

    優秀賞:sutera5様

    【受賞理由】

    作品のモチーフが好印象

    正月の縁起物として人気の高い植物センリョウ(千両)。
    実を沢山つけるその姿は豊穣を表しますが、その飾らない作品の雰囲気が’よりそう’という言葉にぴったりでとても好印象でした。

    優秀賞:minako_mrkm様

    【受賞理由】

    エレキ音を発しそうな作風が魅力的

    エレキギターの音が本当に聞こえてきそう、そんな魅力あふれる作品です。
    文字から人間の感覚が刺激されるという面白い作品で、エレキギターも本当に上手くなりそうな気がしてきます。

    @t.hiro_anがシェアした投稿 –

    優秀賞:t.hiro_an様

    【受賞理由】

    リズミカルに動きだしそうな作品

    ’動きだす’全く動かないことでも少しずつ動いていきそうな印象を受けました。
    動くではなく、動きだすというところも少しずつかわっていく様が文字の一文字一文字から感じました。



    優秀賞:yukiai_no_sora様

    【受賞理由】

    まるで足跡のような遊び心ある一歩

    まるで文字が足跡のように一歩一歩進んでいるようでとても印象的です。
    歩んだ後に色がついていくような楽しさもあり、歩むことは苦ではなく楽しいという前向きさもよいと感じました。
    テーマに沿った落款印も魅力的で可愛らしさと遊び心あふれる作品です。

    根來孝明さん(@negoron_5656)がシェアした投稿 –

    優秀賞:negoron_5656様(河田彩伽様)

    【受賞理由】

    現実的で現代らしいテーマが面白い

    無課金ということをテーマに、大胆にスマートフォンを使った構図がとても面白い作品です。
    昔から続く書道と現代を象徴するようなテーマの融合は、とても新鮮で新たな世界を垣間見た気分です。

    優秀賞:toshiouekusa様

    【受賞理由】

    堅苦しさを感じない一生稽古が魅力

    稽古というと努力や我慢というイメージを持ってしまいますが、書体の遊びにより楽しく表現されていると感じました。
    この一生稽古なら努力の先に花があると信じて頑張れそうな気持になれます。今年一年とは言わず、ずっと飾っていたい作品です。



    湘花さん(@shouka.2662)がシェアした投稿 –

    優秀賞:shouka.2662様

    【受賞理由】

    眩い輝きを放つ大志に惹かれました

    黒い紙に黄金の文字、金色の輝きを最大限に引き出し、テーマである大志を輝かせた画風に魅力を感じました。
    目指す志が光り輝くものと信じて突き進む、そんな気持ちになれる作品です。

    優秀賞:xiaomeimeilin様

    【受賞理由】

    無理のない自然なふるまいを感じる

    一度歩いて、また歩く。少しずつでも進んでいく、決して無理して止まってしまわない。そんな印象を受けました。
    疲れたときでも、この作品をみると不思議と足が一歩出そうなイメージが好印象です。

    Noriko Takamiさん(@noripi.emoji)がシェアした投稿 –

    優秀賞:noripi.emoji様

    【受賞理由】

    笑顔と福で縁起がよく一年過ごせそうな作品

    優しい朱色と笑顔が福をより一層高めてくれそうな作品。
    文字と絵の相乗効果で毎日が幸せになりそうです。このような作品を頂いたらとても嬉しくなると感じました。



    琴さん(@sym201314)がシェアした投稿 –

    優秀賞:sym201314様

    【受賞理由】

    テーマと作風が面白い

    平穏無事というと何事もなく穏やかであるという意味であるが、作風は穏やかではない様子。
    ですが、妙に平穏である様を感じてしまいます。力強い書き方が穏やかさを強調しているようで、とても面白く映りました。



    佳作

    佳作に選ばれたのは

    • vanden_i_b_u様
    • shokasaya様
    • takatsugi_kishou様
    • chidorishuji様
    • jiamenjinai様
    • yama6739様
    • takeichi.kenso様
    • nana_l2l7様
    • naruo.syo様
    • nao_shodo様
    • kafu_matsunaga様
    • sacccccchinguuu様
    • sakura.kids.39様
    • kiwiland_163様
    • arthurdepadua_oficial様
    • iccoten様
    • springpink2001様
    • jackie031024様
    • akmamachandayo様
    • rtspmmama様

    の作品となりました。

    Vandenさん(@vanden_i_b_u)がシェアした投稿 –

    佳作:vanden_i_b_u様

    【受賞理由】

    何でも叶うそんな気になる作品

    百事叶、何事も叶うという意思を感じます。
    諦めずに挑戦するということ’叶’の文字から感じずにはいられない作品です。

    書家沙夜さん(@shokasaya)がシェアした投稿 –

    佳作:shokasaya様

    【受賞理由】

    叶う輝きを表現した面白い作品

    墨色に加えて、メタリックな施しをしているところに面白さを感じました。
    叶うということ、それは努力によって光輝くことをイメージさせられます。また無形のものを叶えて実現(有形)する、そんなイメージを感じ魅力的に映りました。

    佳作:takatsugi_kishou様

    【受賞理由】

    印象的な’一’で頑張れそう

    どんなに行き詰ったとしても、とりあえず一歩踏み出せそうな気持になれる作品です。
    たった’一’かもしれませんが、それがとても重要であることを再認識できそうなずっと飾っていたいと思える一枚です。

    佳作:chidorishuji様

    【受賞理由】

    まっすぐな気持ちが伝わる作品

    つよい力を純粋に望む正直な気持ちが好印象です。
    力強い作風で、どんな時でも負けない気持ちになれそうで、ここ一番の勝負時に力を貸してくれそうなそんな一枚です。



    きのさん(@jiamenjinai)がシェアした投稿 –

    佳作:jiamenjinai様

    【受賞理由】

    書の可能性と面白さを感じれる作品

    書に励む、テーマであるその言葉にモチベーションの高さ感じました。
    濃淡を生かした面白い作品で、書道の面白さに挑戦し、書に突き進む意思を感じる作品です。

    #書遊書初め

    やまさん(@yama6739)がシェアした投稿 –

    佳作:yama6739様

    【受賞理由】

    山の険しさを感じる作品

    山の険しさと楽しさを感じる作品で、魅力的にうつりました。
    時には母のような優しさと悪魔のような怖さを合わせもつ山を表現しつつ、それに挑む気持ちがくみ取れる作品です。

    佳作:takeichi.kenso様

    【受賞理由】

    今にも爆発しそうな気持を抑え込めれそうな作品

    我慢、自分の欲を殺してやり抜ける。
    どうしても爆発しそうな時でもこの朱色で表現された作品を見ると踏みとどまれそうです。
    それほどに、我慢という不自然な行為を力強く表現しているように感じます。

    Nanaさん(@nana_l2l7)がシェアした投稿 –

    佳作:nana_l2l7様

    【受賞理由】

    正しい行いこそに光があると思える作品

    大道を忘れない。人の行うべき正しい道であり、根本の道徳。
    人として正しいことを選択することで、温かい未来があるそんなイメージを受ける作品でとても前向きになります。
    温かみのある色をうまくグラデーションし、テーマである大道に希望を持たせているようで好印象な作品です。



    佳作:naruo.syo様

    【受賞理由】

    極めることを極めたいことで表現する面白さ

    日本語のスペシャリストになると、書で表現することに何か不思議な印象を受けました。
    母国語で表現せず、日本語で表現することに強い意志を感じ、その夢を応援したいと思える作品です。

    naoさん(@nao_shodo)がシェアした投稿 –

    佳作:nao_shodo様

    【受賞理由】

    とても愉快に歓べそうな作品

    とても大胆で変化を感じる作品です。
    歓ぶという揺れ動く感情を感じるがままに表現し、見ているだけで歓ぶという感情を日々大切にしたいと思えます。
    澱みがなく、文字が心に素直に入ってきます。

    佳作:kafu_matsunaga様

    【受賞理由】

    わが子のために頑張る、現実的で愛情あふれる作品

    日々生きるために頑張る、現実的な内容ですが、挫けそうになった時この一枚があれば、頑張れそうな一枚です。
    気持ちを形にすることの大切さを書を通じて感じとれる作品です。

    佳作:sacccccchinguuu様

    【受賞理由】

    全力で頑張れそうな作品

    ‘力’という文字がとても強調され、何事も力を出し切れそうな作品です。
    逃げたくなる時もありますが、この一枚でそんな後ろめたい気持ちを一掃できそうな、一年間自分を応援してくれる作品だと感じました。



    佳作:sakura.kids.39様

    【受賞理由】

    麻の葉模様で描かれたテーマが印象的

    麻の葉模様を背景に描かれた、一日一生。
    麻の葉模様は、子供が健全に丈夫に成長するという意味が込められています。
    テーマである一日一生の文字との組み合わせが印象的で、毎日毎日大事に生きることを意識できそうな作品です。

    mihiroさん(@kiwiland_163)がシェアした投稿 –

    佳作:kiwiland_163様

    【受賞理由】

    余裕が持てそうなテーマが好印象

    何事も笑い飛ばす。黄金色でかかれたその文字は、毎日みているだけでとても前向きになれそうです。
    不規則な書き方と墨色と黄金色の組み合わせは、何事も臨機応変に対応できる気配を感じさせます。

    佳作:arthurdepadua_oficial様

    【受賞理由】

    沢山の書初めが印象的

    書初めを天日干しする行為に面白さを感じました。
    また沢山の書初めを書き並べて、模索している感じも楽しさが伝わり好印象です。

    奈央子さん(@iccoten)がシェアした投稿 –

    佳作:iccoten様

    【受賞理由】

    無邪気で素直な気持ちが感じられる一枚

    子供の素直な気持ちが表れた、可愛げのある作品だと感じました。
    ひらがなで書かれた文字は、無邪気で応援したくなる内容です。



    佳作:springpink2001様

    【受賞理由】

    高く飛びたつイメージをうまく表現

    翔るのごとく、動きが合って高く飛び立ちそうなイメージです。
    何か踏みとどまりそうなとき、この一枚があれば、一歩踏み出し高く飛び立つまで助走できそうです。

    Jackieさん(@jackie031024)がシェアした投稿 –

    佳作:jackie031024様

    【受賞理由】

    心に刻み込みたい深いテーマの作品

    萬里一空、どこまで行ったとしても目標を見失わず努力する。とても素敵な言葉です。
    書体と言葉がうまく混ざり合い、とても素敵な作品だと感じました。

    momoさん(@akmamachandayo)がシェアした投稿 –

    佳作:akmamachandayo様

    【受賞理由】

    素直に共感できるテーマが魅力

    忍耐力、力強くかかれたその文字や跳ね方に今年のテーマを感じます。
    自分に負けない気持ちが表現され、毎日見ていると自然と強くなりそうなそんな作品です。

    佳作:rtspmmama様

    【受賞理由】

    テーマを表す書体が魅力

    色即是空、『般若心経』等にある言葉です。
    万物の真理のような言葉ですが、この一枚で常に柔軟に先入観なく物事に接することができそうです。
    無形を感じさせる文字とテーマが見事にマッチした作品です。





    十人十色、「書くこと」+「書初め」の楽しさを存分にいただきました。

    以上書初めコンテストの入賞者36名をご紹介いたしました。
    第1回目ということでしたが、200名近くご参加いただき、誠にありがとうございました。
    参加型コンテンツとしては、夏に行った「うちわコンテスト」と合わせて2回目となりました。
    一般的な展覧会とは違い、Webを通じて世界中から書道というフィールドに参加できるので、このような企画を通じてこれからの書道の発展に貢献できればと思います。

    書遊Onlineでは、皆様が書道をもっと楽しめるように「書く」をテーマに書道を通じで皆様が楽しめるコンテンツを配信します。
    次回参加型のコンテンツ企画時は、皆様お気軽にご参加いただければ幸いです。

    書初めコンテストにご参加いただいた方々の作品

    書初めコンテストの受賞者以外にも素敵な作品を多数ご応募いただきました。
    本ページでご紹介していない魅力的な書初め作品も沢山ございます。以下にご紹介させていただきます。

    第1回書初めコンテストにご参加いただいた作品一覧»

  • 会員登録方法について

    会員登録方法について

    登録の手順

    書遊Onlineでの会員登録は以下をご参考に行ってください。
    「会員メニュー」から会員登録する方法と、商品をお選びいただいたあと「カートを見る」画面から会員登録する方法がございます。

    「会員メニュー」から会員登録する方法

    手順1:新規会員画面へ移動する。

    以下画像の赤枠の場所をクリックして、新規会員画面へ移動します。

    パソコンでの画面

    会員メニュー内に「新規会員」へのメニューがあります。

    PCでの会員登録方法

    「新規会員」をクリックしていただきますと下記のような画面が表示されます。
    内容をご確認いただき、緑色の「会員情報の登録」ボタンをクリックしてください。

    PCでの会員登録方法
    スマートフォンでの画面

    スマートフォンの場合、メニューをタップした中に新規会員画面へのメニューがあります。

    手順2:メールアドレスを入力し、仮登録する

    新規会員登録の画面で、メールアドレスを登録します。

    1.新規会員登録の画面

    登録するメールアドレスを入力します。

    2.仮登録完了

    仮登録が完了し、記入したメールアドレスに仮メール完了通知が届きます。
    メール内に記載されている本登録URLをクリックすると、新規会員登録画面に遷移します。

    ※メールに記載されている本登録URLは一度しかクリックできません。

    新規会員画面に移って、画面を消してしまったりした場合は、再度同じメールアドレスで仮登録してください。

    3.仮登録する時に、既に会員登録されていると表示された場合

    メールアドレスを入力し、既に会員登録されていると表示された場合、赤枠内に記述されている「 パスワードを忘れた方はこちら>> 」をクリックし、パスワード再設定画面に移ります。

    4.パスワードを再設定

    既に会員登録されていると表示された場合は、パスワードを再設定画面にてメールアドレスを入力します。

    パスワードを再設定画面にてメールアドレスを入力すると、入力したメールアドレスに再設定を案内するメールが届きます。

    届いたメール記載されたURLをクリックし、パスワード再設定画面にて、パスワード再設定し、登録完了となります。

    パスワード再設定完了後、ログイン画面でメールアドレスと先ほど設定したパスワードを入力し、ログインします。

    手順3:お客様情報を入力し、本登録完了

    お客様の情報を登録し、会員登録完了となります。

    本登録完了後、登録メールアドレスとパスワードでログインします。

    「カートを見る」画面から会員登録する方法

    手順1:「カートを見る」画面へ移動する。

    商品をお選びいただいたあと(カートに入れたあと)、以下画像の赤枠の場所をクリックして、カート画面に移動します。

    カート画面に移動

    カートの中身をご確認いただき、「次へ進む」ボタンをクリックしてください。

    「ショップ会員にログイン・新規登録する」をクリックしてください。

    手順2:お客様情報を入力し、本登録完了

    下記のような表示が出ますので、右上の「会員登録をする>」をクリックしてください。
    会員情報の入力画面に移動します。

    お客様のお名前やメールアドレスなどの情報をご入力いただき、「ショップ会員登録する」をクリックしてください。

    「ショップ会員に登録しました」と画面に表示されますと、登録完了です。
    「ショッピングカートに戻る」ボタンより、お戻りください。

  • うちわコンテストの受賞者発表

    うちわコンテストの受賞者発表

    今夏、書遊Onlineでは「夏」をテーマにしたオリジナルの「うちわ」コンテストを開催しました。
    参加資格は特になく、年齢制限、書道経験者、未経験者でも文字を書く方法や道具は何でもよいという「うちわ創作コンテスト」で、初めてにもかかわらず、沢山のご応募がありました。
    この度は、魅力的な作品を多数ご応募頂きまして、ありがとうございました。

    沢山のご応募の中から「夏」をテーマで審査し、ノミネートされたうちわ作品を発表させていただきます。

    特賞

    masayo.japan様

    映えある特賞に選ばれたのは、masayo.japan様のうちわとなりました。

    【受賞理由】

    涼しさが欲しい夏にぴったりな繊細な色使い

    うちわから夏らしい涼しさがとても伝わってきました。
    金魚が泳ぐ様、波の躍動感、青の美しさどれをとっても納得のいく内容で本コンテストの特賞となりました。
    文字も墨色ではなく白色で表現され、青色から水色にかかるグラデーションと白色の文字が涼しさをより際立たせているように感じました。
    こんな素敵なうちわが手元にあるだけで、夏の暑さが吹き飛ぶように感じます。

    優秀賞

    優秀賞に選ばれたのは

    • bluetopaz.mav25様
    • keihou_oumeian様
    • miyukisumiya様
    • tomoko_kuzukami様
    • yoko_morishige様

    のうちわとなりました。

    優秀賞:bluetopaz.mav25様

    【受賞理由】

    夏を感じる歌と日本の夏を感じる絵

    万葉集の歌を使い、夏が来たと感じるうちわでした。
    自然な夏が感じられ、これから来る夏を自然に受け入れ楽しむ、そんな気にさせられる…そんな素朴さが良く、優秀賞となりました。
    また歌の漢字も若干もじっているところ面白さを感じました。

    優秀賞:keihou_oumeian様

    【受賞理由】

    赤と黒の金魚の対比、水草の美しさが魅力的

    全体的に墨色で表現された落ち着きのあるうちわ。
    ボケた点で表現された緑の水草が透明感のある涼しさを感じさせます。
    金魚の泳ぐ様もまるでうちわの中で泳いでいるかのようで、夏をこのうちわで乗り切りたい、そんな気持ちにさせるうちわです。俵万智さんの歌も作品とマッチしてとても魅力的です。

    優秀賞:miyukisumiya様

    【受賞理由】

    ビタミンカラー(檸檬)と涼しさが両立し、夏を乗り切る大人の元気さが魅力

    青の涼しさではなく、檸檬を使ったスッキリした清涼感に魅力を感じる作品です。
    黄色を中心としたビタミンカラーで清涼感だけではなく、このうちわで夏を乗り切る元気がもらえそうな魅力が優秀賞となりました。

    優秀賞:tomoko_kuzukami様

    【受賞理由】

    表題と表現がシンプルで違った夏の側面を感じることができる

    あめつちのうたを題材に、シンプルな表現でスッと心に夏が響いた作品です。
    何かこのうちわを持っていると、暑い夏の夜でもしんしんと楽しみめるような感覚です。
    仮名だけで表現された、あめつちのうたが夏とマッチしてとても魅力的な作品です。

    優秀賞:yoko_morishige様

    【受賞理由】

    暑い夏でも優しく涼しく過ごせそうな魅力がある

    初夏に開花する蓮を可愛く表現したうちわで、思わず微笑んでしまいそうです。
    葉っぱにたまった水玉も涼しさを感じさせ、今夏を楽しく幸せに過ごせそう…そんなところが魅力的に感じ、優秀賞となりました。

    ジャンル賞

    ジャンル賞に選ばれたのは

    • flora.seed.arbor様
    • kasumi.gypsophila様
    • keisyunakagawa様
    • kisenjp9様
    • minako_mrkm様
    • momonomi839様
    • m.yochinmi.heureux.amour様
    • syouen_syouen様
    • t.hiro_an様
    • xiaomeimeilin様

    のうちわとなりました。

    ジャンル賞:flora.seed.arbor様

    【受賞理由】

    伝統的な行事である夏の七夕が魅力的

    涼しいことも大事ですが、夏の行事として伝統的な七夕。
    夏のテーマを見事に表現した作品でジャンル賞となりました。

    ジャンル賞:kasumi.gypsophila様

    【受賞理由】

    見ただけで夏が伝わってくる

    夏を感じるキーワードがわかりやすく表現され、夏を感じずにはいられないうちわです。
    見ているだけで、夏が待ち遠しい…そんな気持ちになりました。

    ジャンル賞:keisyunakagawa様

    【受賞理由】

    金魚の細かな色使いに感銘を受けた

    美しく表現された金魚から夏をすくいとれたうちわです。
    余白の使い方、金魚の描き方、その表現にただ心を奪われ、夏が楽しみになるような作品でした。

    kisenさん(@kisenjp9)がシェアした投稿 –

    ジャンル賞:kisenjp9様

    【受賞理由】

    花で装飾するアイデアが魅力

    花で装飾し、それが花風鈴となっている…涼しさを感じずにはいられない作品です。
    花も清涼感のある色で見ているだけで風が吹いてくるような素敵なうちわです。

    ジャンル賞:minako_mrkm様

    【受賞理由】

    花火が放つ火花と切箔柄が夏を表現

    ただ花火ということではなく、切箔の紙の柄がまるで花火の閃光をイメージさせる味のある作品と感じました。
    飛び散る花火がこれから来る夏をイメージさせてとても魅力的にうつりました。

    momonomiさん(@momonomi839)がシェアした投稿 –

    ジャンル賞:momonomi839様

    【受賞理由】

    夏には欠かせない星がテーマ作品

    七夕の織姫と彦星に代表される夏の大三角があるように、夏から星は切り離せません。

    そんな夏の星を表現した作品に魅力を感じ、ジャンル賞を取得となりました。

    ジャンル賞:m.yochinmi.heureux.amour様

    【受賞理由】

    常夏を素直に感じることができた

    赤色で書かれた盛夏。これから来る夏の空気感を素直に感じました。
    盛夏、まさに一番暑い時期だからこそ、このうちわであおいでみたい。そんな気持ちになれるうちわです。

    ジャンル賞:syouen_syouen様

    【受賞理由】

    涼しさとユーモアを感じることができた

    おすそわけという言葉がとても印象的でこのうちわで風を頂きたい。そんな気持ちになりました。
    お福分けという意味もある、おすそわけ。とても縁起も良さそうなうちわです。

    @t.hiro_anがシェアした投稿 –

    ジャンル賞:t.hiro_an様

    【受賞理由】

    涼しさと夏祭りにいるような感じを受けた作品

    涼しさと夏祭りにいるような雰囲気が感じされたうちわです。
    青もとても涼しそうな色で、このうちわであおがれるととても気持ちよさそうな気がします。

    ジャンル賞:xiaomeimeilin様

    【受賞理由】

    味のあるかわいい金魚から夏を感じた

    盛夏という文字を真っ赤な金魚が盛り立てる。不思議と夏を感じたうちわです。
    金魚の顔が魅力的で、これから来る夏に楽しさを感じてしまいました。

    沢山のうちわ作品が見れて本当に楽しかった…それが素直な気持ちです。

    以上、特賞と優秀賞、ジャンル賞のうちわをご紹介させていただきました。
    この度は、書遊Onlineうちわコンテスト2017にご参加いただきまして誠にありがとうございました。
    本コンテストは、文字以外の要素が沢山ありテーマと合わせてみると、夏という季節を多面的に感じることができました。これも参加型のコンテンツならではの楽しさであったと感じます。
    書遊Onlineでは、皆様が書道をもっと楽しめるように「書く」をテーマに書道を通じで皆様が楽しめるコンテンツを配信します。
    次回参加型のコンテンツがある場合は、皆様お気軽にご参加いただければ幸いです。

    うちわコンテストにご参加いただいた方々の作品

    うちわコンテストの受賞者以外にも素敵な作品を多数ご応募いただきました。
    本ページでご紹介していない魅力的なうちわも沢山ございます。以下にご紹介させていただきます。

    うちわコンテストにご参加いただいた作品一覧»

  • 掛軸をかける

    掛軸をかける

    大切な掛軸やお気に入りの掛軸は、季節や好みで飾って楽しみたいものです。
    丁寧にゆっくりと扱えば、難しくありません。作品をより大切に飾って長く楽しみましょう。
    ここでは紐のほどき方から掛軸のかけ方までをご紹介します。

    紐のほどき方

    ①まず巻緒の端を引っ張り、紐の結びをゆっくりとほどいていきましょう。
    片手に掛軸を乗せ、もう片手で紐を手前に引きます。掛軸は回さずに巻緒の端を動かして紐をほどきます。


    ③巻緒は掛軸の裏面に垂らし、床の間の下座方向に移動させます。
    (床の間の位置はご家庭によって異なりますので、床柱のある方が下座になります。)

    ④巻緒をほどいたら平らなところに掛軸を置きます。風帯がある場合は、風帯の折れを直しましょう。

    掛軸をかける

    掛軸をかける前に、高さの位置を決めることが大切です。
    掛軸というのは本来座って鑑賞しますので、座った時に掛軸を少し見上げるくらいが適度な高さです。
    掛軸の高さを調節したい時は「自在(じざい)」という道具を使います。先に金具に自在をかけて好みの位置に調節し、高さを決めてから、掛軸をかけます。
    高さの調整が必要な場合は掛軸をかける前に自在を使って高さを調整しましょう。

    ⑤右手に矢筈(やはず)を持ち、左手は掛軸の中央あたりで下から添えるようにして軽く持ちます。矢筈を掛軸にかけたらそのまま上にゆっくりと持ち上げ、掛緒を金具に引っ掛けます。

    ⑥右手の矢筈(やはず)を置き、両手で軸先を持ち、ゆっくりと下へおろします。
    座って鑑賞するときに、少し見上げるくらいがちょうどいい高さの目安です。

  • 掛軸を大切にしまう

    掛軸を大切にしまう

    掛軸を大切にしまうために

    次に飾るときまで大切に保管し、長く愛用するにはどんな風にしまえばいいか悩むことも多いのではないでしょうか。
    日本の暮らしに寄り添い、掛軸を大切にしまう方法をご紹介します。

    掛軸をおろす

    ①掛軸の近くに矢筈(やはず)を置き、まず掛軸の両端を両手で持ち、下からゆっくりと大きく巻き上げていきます。一文字近くまで巻き上げたら手を止めましょう。左手をそっと添えて掛け軸を支えます。右手に矢筈を持ち、矢筈の先端を使って紐を持ち上げて、掛軸をゆっくり外しましょう。

    たたんで巻く

    ②風帯がある掛軸の場合は下図のように右の風帯を上へ置き、左の風帯から順に折り目に沿ってたたみます。左右の風帯がたためたら巻き上げます。

    ②巻紙の端を巻緒に通し、2~3㎝挟みます。

    ③巻紙の反対側の端を一周させて掛緒にくぐらせます。くぐらせたら広がらないよう手で押さえておきましょう。

    結ぶ

    ④巻緒を手前にもってきます。

    ⑤巻緒を締め付けすぎないように3回巻き付けます。(掛軸は回転させないようにします。)

    ⑥巻緒を親指で掛緒にくぐらせます。

    ⑦巻緒を10㎝くらい引き上げます。

    ⑧ひねらないように気を付けながら、右側の掛緒にくぐらせます。

    ⑨左右の長さを調節します。

    桐箱にしまう

    ⑩湿気から守るため、掛軸全体を薄い和紙で包みます。和紙をたたんで桐箱の底に敷いても構いません。

    ②桐箱に表具用の防虫香を入れます。

    ③掛軸の向きを確認して、桐箱に掛軸を収めましょう。

    掛軸の向き

    桐箱の端の枕には向きがあります。幅が広いほうに八双がくるように収納してください。

    フタの向き

    桐箱のフタにも向きがあります。
    微妙な段差や木目など、向きを確認して無理な力を与えないようゆっくり閉めましょう。

    ④最後はタトウに入れて完成です。湿気の少ない暗所に保管してください。

    最低でも年に1回か2回は、天気の良い日に虫干しをしましょう。掛軸を虫食いやカビから守ります。

     
  • 掛軸に関する道具

    掛軸に関する道具

    掛軸をかけて飾ったり、外して保管するときなど、掛軸を扱う場面で色々な道具が存在します。
    「どんな風に使うものなのか」「どんなことをすればいいのか」掛軸にまつわるあれこれについてご紹介します。
    大切に仕立てた掛軸も丁寧に扱い、長く愉しみましょう。

     

    矢筈[やはず]

    掛軸を高い位置に掛けるための道具です。
    羽根付など色々なタイプがあります。

    風鎮[ふうちん]

    軸先に吊り下げて楽しむ装飾品です。元々は掛軸が風で揺れ動くことを鎮めるものでした。
    常に軸先に掛けたままでは風鎮の重みで掛軸を傷めてしまいますので、掛軸の掛け始めに限ってお使いいただくことをお薦めします。
    素材は陶器・石・金具など様々です。

    自在[じざい]

    掛軸の高さを調節するのに便利な道具です。
    金属や木製のものがあります。

    防虫香[ぼうちゅうこう]

    桐箱に掛軸を保管するときは、「表具用」の防虫香をお使いください。
    樟脳やナフタリンは掛軸を傷める原因になります。

    虫干し[むしぼし]

    桐箱に保管している掛軸は1年に1回か2回程度、春秋の晴天の日に日陰で陰干しすることで湿気をとり、虫食いやカビから防ぐ効果があります。

     
  • いつも持ち運べる 万年毛筆スターリーナイト

    いつも持ち運べる 万年毛筆スターリーナイト

    手紙やあて名書きにさっと取り出して使えるスマートなペン

    万年毛筆を使用すれば、気軽に毛筆で文字を書くことができます。お手紙や、宛名書きなどさっと取り出して使っていたらかっこいいですよね。

    今回紹介する種類は、持ち手が本革で出来ていますので、若い方から年配の方まで幅広くお使いいただけるデザインです。
    穂先に天然のイタチ毛を使用していて、使うほどに手になじみます。レザー調のしっかりとした化粧箱に入っているので、

    ご自身で使う筆記具にはもちろん、贈り物にもおすすめの商品です。

    他にもシルバーのエレガントなデザインの物もありこちらは女性にもおすすめです。

  • 筆の洗い方・お手入れ

    筆の洗い方・お手入れ

    書の道具のお手入れはとっても大切です。
    日々のお手入れ次第で良い筆もすぐにダメになってしまいます。
    きちんとしたお手入れ方法をご紹介しますので、初めての方はもちろん、経験されている方でも改めて確認してみてください。

    筆の洗い方

    書道筆には毛質・大きさ・太さなど、用途ごとにいろんな筆があります。
    その中でも基本となる太筆と細筆のお手入れ方法についてご紹介します。
    新しい筆のおろし方については、別に紹介しておりますのでそちらをご覧ください。

    太筆の洗い方

    ①毛の根元部分をもみほぐすようにぬるま湯でしっかり洗います。
    流水でも溜め水でもどちらでも構いませんが、30~40℃前後のお湯で洗うようにしましょう。

    筆の毛というのは、見えていませんが毛の差し込み部分の奥まで入り込んでいます。
    見えていない部分に入り込んだ墨を取り除くことができれば、毛が傷まず、毛が腐ったり抜けたり、筆が割れる現象が起こりにくくなります。
    とはいうものの、差し込み部分の中までは直接洗うことはできませんから、
    毛の根元部分を重点的にもみほぐすような感じで、触ってみればコリのようなものがあると思いますので、一見墨が落ちてないように思うかもしれませんが、何度も何度も洗うことがとても大切です。

    洗っても洗っても墨が出てくるものですが、できるだけ粘り強く墨を取り除くように洗ってください。

    ②洗い終えた筆は、やさしく毛をしぼるような感じで水分を取り除きましょう。

    ③指で穂先をきれいに整えます。また、筆櫛を利用して、傷んだ毛を整えることで乾燥後に筆が綺麗になります。

    ④洗い終えた筆は筆吊りなどに吊るして自然乾燥させましょう。
    筆が乾ききらないうちに再び使ってしまうと毛の差し込み部分が常に湿った状態になり、毛が腐る原因になってしまいます。毛が腐ってしまうと、抜け毛や切れ毛ができやすくなり、穂先ごと抜けてしまったり割れてしまいますので注意しましょう。

    細筆の洗い方

    細筆はもともと糊で固められた「固め筆」の状態で販売されています。
    細筆は毛の3分の1程度をおろして使いますから、使い終わっても洗う必要はありません。
    洗わない方法でお手入れを行いましょう。

    ①いらなくなった半紙やティッシュペーパーなど、水分をよく吸い取る紙を用意します。

    ②用意した紙に水を数滴たらします。

    ③穂先部分だけを②の上で寝かせるようにして墨を拭き取ります。
    筆を寝かせて穂先を整えるような感じで回転させながら、ゆっくり丁寧に墨を拭き取ることが大切です。
    おろした部分と固めたままの境目部分に墨がたまりやすいのですが、固めてある部分がほぐれてしまわないように慎重に拭き取りましょう。墨が薄くなってきたら終わりです。

    ④指で穂先をきれいに整えます。

    ⑤洗い終えた筆は筆吊りなどに吊るして自然乾燥させましょう。

    お手入れ中に細筆がさばけてしまったら・・

    細筆は何度も何度も繰り返しお手入れをしている間に毛の根元部分までさばけてしまうことがあります。
    そうなると、穂先だけを使って書く小さな文字や細い文字が書きにくくなります。
    その時はそのまま毛の全体を洗ってしまい、他の用途でお使いいただくか、「筆固め糊」でもう一度糊固めをし直してからお使いいただくとよいでしょう。

    筆を扱うときの注意点

    • 使用後の筆や洗い終わった筆にはキャップをしないでください。毛が腐ってしまいます。
    • 筆を洗うときには、洗剤などは使用しないようにしてください。
    • 筆はできる限りやさしく洗うようにしてください。
    • 洗い終えた筆は、十分乾燥させてからお使いください。

    筆は休ませながらお使いいただくことが一番です。
    長くお使いいただくためにも、お気に入りの筆は2~3本ご用意いただき、順に使うことが筆を長持ちさせる秘訣です。
    きちんとしたお手入れをして、お気に入りの筆を大切に使い続けたいものですね。

  • 紙の表裏・上下

    紙の表裏・上下

    紙の表裏

    紙にも表裏があります。
    どちらが表か分からなくなった時はまず紙の表面を触ってみると良いでしょう。

    一般的に、スベスベしたなめらかな方が表、ちょっとザラザラしたほうが裏です。
    紙を漉く時にすくい上げる行程で表裏ができるため、表面に凹凸のある面が裏になり、均等な面が表です。

    手触りの質感で判断するとわかりやすいですね。

    手漉きの紙の場合、他にも表裏を見分けられる方法があります。それは紙の裏面に見られる「刷毛目」です。

    紙を作る工程を考えるとその理由が分かります。

    手漉きの紙を作られる時には大きな鉄板に貼りつけて紙を乾かす工程があります。

    鉄板と紙の間に空気が入らないように刷毛で裏面を撫でるため、よく見れば手漉きの紙の裏面には刷毛の跡(刷毛目)があるのがわかります。機械漉きの紙では大きな機械式に代わり、そういった手作業はありませんので、刷毛目がつくことはありません。刷毛目があるかないかが大きなポイントです。

    紙をよく見ないと刷毛目がわかりにくいかもしれませんが、表裏を判断する上で有効な手段だと言えます。

    刷毛目がない場合も考えてみましょう。

    実は手漉きの紙でも機械漉きの紙でも、製造工程の時点で紙に表裏が生まれます。

    手漉きの紙でいうと、すのことの接着面が紙の裏になります。すのこに接着している面は凹凸が生まれるためザラザラとした質感になります。
    機械漉きの紙は、毛布と巨大なローラーに挟まれて出来上がりますから、毛布があたっている面が紙の裏になります。

    刷毛目のような特徴がないため、なかなか目で見るだけでは見分けが付きにくいところかもしれません。

    大きなサイズの紙を購入したときも、表裏が分かりにくいことがありますね。
    画仙紙や中国の宣紙など大きなサイズの紙は1反が4つ折りに畳まれています。

    この場合は折り畳まれている内側が表になります。

    紙の上下

    紙の上下を見分けるには、まず紙に模様があるかないかで考えてみましょう。
    文様や植物柄など、紙に柄があるものがあります。

    植物柄などには上下がありますから、柄の向きを考えると分かりやすくなります。

    上下区別なく使える連続紋様がありますので、その場合はどちらでも構わないでしょう。

    柄などがなく無地の場合は上下の区別はありませんから、お好みでお使いいただけます。

    四角形の色紙などでも、上下の区別に悩む方も多いのではないでしょうか。
    色紙の場合は、無地や金縁無地のものは上下の区別なくお使いいただけます。もし柄や色などがある場合は、それぞれに上下が考えられます。例えば、上下に模様がある色紙なら、模様と色紙の端の余白が多いほうが上で、少ない方が下になります。

    砂子の散らしが入っているものは、散らしが細かい方を下に、大きい方が上になります。平均的に散らしが入っている場合は、散らしの余白が多い方が上に、少ない方が下にくる方がバランスよく美しいでしょう。

    色が付いたものの場合は、景色で考えるとわかりやすくなります。

    空をイメージする青色系は上に、土をイメージする茶色系は下にするとよいでしょう。

    濃淡がある場合は、濃い方を上に、淡い方を下にするとよいでしょう。

  • 書道紙のサイズ

    書道紙のサイズ

    書道の紙といえば、何が思い浮かぶでしょうか?
    実は書道紙のサイズには種類や呼び名がたくさんあるのです。
    あらかじめ規格サイズに裁断されていますので、ご自身の目的にあった紙のサイズを選びましょう。
    種類が多くて分かりにくいかもしれませんが、目的や用途から選んでいただくと難しくありません。
    書道紙のサイズについて、これから分かりやすくご紹介いたします。

     書道紙の基本サイズは四尺画仙

    書道紙の中で最も基本となっているサイズは、四尺画仙(よんしゃくがせん)です。
    寸法は、約69×136㎝。別名を「全紙(ぜんし)」・「小画仙(しょうがせん)」・「四尺物(よんしゃくもの)」と呼んでいます。
    「四尺画仙(全紙)」を基本とし、これをタテ半分に裁断したものを「半切(はんせつ)」・「条幅(じょうふく)」と呼んでいます。公募展などに出す作品用には、公募展で決められたサイズがありますので、指定のサイズに合わせます。公募展のサイズは、額装したときのサイズですので注意しましょう。
    書遊Onlineでは特寸サイズの中からお選びいただけます。

    代表的な紙のサイズ

    代表的な紙のサイズや呼び名を大きいものから順に表にまとめました。下図と合わせてご覧ください。

    No. 紙のサイズ ふりがな サイズcm(横×縦) 別名称
    1 2×8尺 2かける8しゃく 約60×240cm 2×8(にはち)
    2 尺八屏 しゃくはっぺい 約53×234cm 中国規格のサイズ
          約53×228cm 日本規格のサイズ
    3 六尺画仙 ろくしゃくがせん 約96×180cm 大画仙
    4 3×6尺 3かける6しゃく 約90×180cm 三六(さぶろく)
    5 2×6尺 2かける6しゃく 約60×180cm 二六(にろく)
    6 五尺画仙 ごしゃくがせん 約84×150cm 中画仙
    7 四尺画仙 よんしゃくがせん 約69×136cm 全紙(ぜんし)・小画仙(しょうがせん)・四尺物(よんしゃくもの)
    8 聯落ち れんおち 約53×136cm ―
    9 半切 はんせつ 約34.5×136cm ―
    10 八つ切 やつぎり 約17.5×68cm ―
    11 全懐紙 ぜんかいし 約36.5×48.5cm ―
    12 半懐紙 はんかいし 約24.5×36.5cm ―
    13 半紙 はんし 約24.3×33.4cm ―

    よく使われる紙のサイズと呼び名

    四尺画仙(よんしゃくがせん)

    寸法は、69×136cm。別名を全紙(ぜんし)・小画仙(しょうがせん)・四尺物(よんしゃくもの)と呼びます。

    半切(はんせつ)

    寸法は、34.5×136cm。半切は四尺画仙(全紙)をタテ半分に切ったもので、伝統的に最も使われてきたサイズです。

    聯落ち(れんおち)

    寸法は、53×136cm。全紙を3/4にカットしたサイズです。
    公募展などで使用される、53×228cmの紙を同じ呼び方で呼ぶ場合もあります。
    しかし、現在では『本当の聯落ち』を使用する頻度が減っていることから、『聯落ち』とは「紙の幅」を指していることが多くなっています。
    この場合、「聯落ち」≒「聯落ち幅」≒「53cm幅」と解釈する必要があることも少なくありません。
    つまり、長さの確認を必ず行うことが必要になります。

    尺八屏(しゃくはっぺい)

    中国規格のサイズで、寸法は約53×234cm。日本規格のサイズは、約53×228cmです。
    長さに約6cmの差があることになりますが、いずれも公募展用として広く使用されています。

    2×8(にはち)

    2尺×8尺(寸法約61×242cm)のことですが、通常、「2×8(にはち)」というのは公募展での額サイズを指します。公募展などによく使われる最も大きいサイズです。注意が必要なのは、公募展のサイズは額装したときのサイズになりますので、「2×8(にはち)」の額サイズにマット部分を見せて作品を飾る場合は、少し小さめの53×228cm(1.75尺×7.5尺)の紙をお選びください。
    また、額一杯に作品を収め、マット部分を見せずに飾る場合には、60×240cmの紙をお選びください。

    2×6(にろく)

    2尺×6尺(寸法約60×180cm)のことですが、「2×8(にはち)」と同様、「2×6(にろく」というのは公募展での額サイズを指します。
    「2×6(にろく)」の額サイズにマット部分を見せて作品を飾る場合は、少し小さめの約53×170cm(1.75尺×7.5尺)の紙をお選びください。額一杯に作品を収め、マット部分を見せずに飾る場合には、60×180cmの紙をお選びください。



    書遊Onlineの紙はこちら>>

  • 奈良のかわいいお土産

    奈良のかわいいお土産

    あまり知られていませんが、奈良は墨と筆発祥の地。
    正倉院にも古代の筆や墨が保存されています。

    そんな歴史ある奈良のメーカーだからこそ作る事ができた商品が沢山あります。

    今回は行楽シーズンにあわせて、「古代時代の墨」を再現した商品や神事に使われていた「縁起の良い筆」など、可愛いお土産やプレゼントにぴったりの商品を紹介します。

    大和・墨人形 -墨運堂-

    1200年以上前、奈良のいや古大路を歩いていたであろう官吏、官女をモデルとして戦前まで作られていた人形墨です。
    人形が着ている衣装の色も鮮やかで、奈良の都を思い起こさせる色合わせです。

    ほっこりする表情も可愛いですよね。

    顔や衣装、すべて手塗りのため一つとして同じものはありません。飾って楽しむのもおすすめです。

    過去の墨を再現した古代墨1.7丁型 -墨運堂-

    正倉院に保存されている墨は全部で15挺、すべてこのような舟形をしています。
    また、奈良で発掘された墨も同様の形をしていたため、当時墨と言えば舟形をしていたと推測されています。

    こうした古代人のロマンを秘めた形を復元した商品がこちら。

    「昔は墨は舟形をしていたから1挺と数えると言われているようだよ」と土産話とともにプレゼントしていてみてはいかがでしょうか。

    東大寺鴟尾墨 -呉竹-

    奈良東大寺の金色の鴟尾(しび)のモチーフがとってもカッコ良い、人気の墨です。
    鴟尾(しび)は飛鳥時代・奈良時代の瓦の伝来に伴い、飛鳥時代に中国唐から伝わったとされる屋根の飾りです。

    室町時代には鯱(しゃちほこ)に変わっていくため、奈良時代ならではの形ですね。

    火除けのまじないの意味もこめられていると云われている縁起の良いモチーフは贈り物にもおすすめです。

    奈良人形墨セット -呉竹-

    奈良の伝統工芸「一刀彫り人形」の立雛が、何と墨で作られています。
    一つ一つ手で彩色された着物のの柄もとても華やかです。

    高さ12~15㎝のペアの人形はひな祭りの時期お部屋に飾っても素敵なインテリアになります。

    奈良のお土産として、ぜひおすすめしたい商品です。

  • 書道紙の「手漉き」と「機械漉き」

    書道紙の「手漉き」と「機械漉き」

    書道に使う紙は、製法によって「手漉き」と「機械漉き」に分けられます。
    もともと書道紙は手漉きですべて作られていましたが、西洋から洋紙(機械漉き)の技術が伝わり、機械漉きでも作られるようになりました。
    一般に、“手漉きの紙=よくにじむ”、“機械漉きの紙=にじみにくい”という印象を持たれる方が多いのですが、実際にはそういうわけではありません。
    ニジミに関しては、サイジング剤(にじみを止める薬)という薬剤で調整し、紙の原料の配合によってもニジミの程度に差が出ます。
    機械漉きの技術が近年進化し、手漉きに近い機械漉きの紙もあります。
    書遊Onlineでは、製法のほか、ニジミやすさの目安を載せております。
    書道紙を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

    こちらのコラムでは、日本の和紙における「手漉き」「機械漉き」の製法の違いと見分け方、特徴についてご紹介いたします。

    手漉き紙の製法

    手漉きの紙漉きの様子

    煮熟(しゃじゅく)

    手漉きの原材料を煮て、必要な繊維質を取り出します。
    和紙は、主に楮(こうぞ)・雁皮(がんぴ)・三椏(みつまた)を原材料に作られます。
    ソーダ灰を入れて煮ると白い紙になり、 何も入れずに煮ると自然の生成り色の紙になります。

    煮熟

    晒し(さらし)

    煮た繊維質をたっぷりの水に晒します。
    木の皮を煮ることで出てくる灰汁(あく)を洗い流します。
    昔は川の水を使って行われていましたが、今では大きな桶を使いたっぷりの水で晒しています。

    晒し

    叩解(こうかい)、叩打(こうだ)

    繊維質を叩き、繊維と繊維以外のものに分離させて、さらに細かい繊維を取り出します。
    叩きほぐすことで繊維がほぐれ細かく柔軟になります。
    不純物を取り除き、純度の高い良質の和紙にするためです。
    叩解した原料は一度脱水します。

    攪拌

    再度たっぷりの水の中で攪拌し、「とろろあおい」を混ぜます。
    とろろあおいの根を細かく潰して水に漬けておくと、ねばねばとした液体になります。
    このとろろあおいが、楮の繊維を均一に水の中に広げ、簀の上での水の引き方を調節する役割を果たすのです。
    攪拌がだんだん進むと、どろどろのお粥のようになり、繊維がふわふわと水面に浮いてきます。
    叩解が不十分だと、きちんと分散されないため漉き溜まりができる原因になったり、粗く腰の弱い強度の低い紙になってしまいます。

    紙漉き

    溶液を入れた漉舟(すのこ)を上下左右に揺らしながら漉いていきます。
    以前は、漉舟を漉槽に沈めてそれを持ち上げて濾していましたが、大きな紙だと均一な厚みで漉くことが難しいため、漉舟を固定して上から溶液を流し込むスタイルになったそうです。
    揺らして漉く方法は「流し漉き」と言われ一般的な手法ですが、すのこを動かさずに水分を落とす「溜め漉き」と言われる手法もあります。
    地域によって作り方が少し異なります。
    流し漉きは均一に漉くのが難しいとされています。

    紙漉き
    紙漉き
    紙漉き

    水抜き

    圧力をかけて余分な水分を落とします。
    一枚一枚漉いた紙をある程度まとめてひとかたまりにし、水抜きします。
    水抜きしない作り方をする地域もあります。

    漉いた紙をひとかたまりにする

    乾燥

    天日で乾燥させます。
    カチカチに乾燥するまで約10日間ほどはかかるそうです。
    カチカチに乾燥した紙の塊を、今度は一枚ずつはがすために水に浸します。
    浸しすぎても紙が破けてしまうし、水が少ないとはがれないため、とても慎重に作業を行います。
    大きな鉄板をアイロンのように熱し、そこに一枚ずつはがした紙を大きな刷毛を使って空気が入らないよう貼りつけて乾燥させます。
    手漉きの和紙の裏面に刷毛のあとが見られるのはこのためです。
    今ではほとんど鉄板が使われていますが、昔は木の板に貼り付けて天日乾燥させていました。

    刷毛で貼り付け
    乾燥

    ついに和紙の完成です。
    それぞれの工程で、職人の熟練の技術が必要とされる手漉きの和紙。
    ようやく出来上がった和紙は、必要なサイズに裁断されて製品になります。

    機械漉き紙の製法

    全てにおいて手漉きとは比べものにならなほど大きな機械を使います。
    大きな機械を使うことで、手漉きに比べて効率的に大量生産が可能となります。

    機械漉きの機械

    離解(りかい)

    大きな釜で機械を使い攪拌しながら、原料を煮ます。
    手漉きとは違い、パルプが主原料です。

    離解

    叩解・洗浄

    大きな釜で繊維質を叩き、繊維と繊維以外のものに分離させて、さらに細かい繊維を取り出します。
    叩きほぐすことで繊維がほぐれ、細かく柔軟になります。
    さらにたっぷりの水の中で攪拌していきます。
    ここでも手漉きよりも大きな機械で行います。

    紙漉き、脱水

    大きなベルトコンベアー式の機械を使い、すのこの代わりに硬い毛布を使用して紙を漉きます。
    毛布伝いに水分が下に落ち、紙の素が毛布の上に残ります。
    その後、いくつかの巨大なローラーで圧力をかけ、脱水を行います。

    紙漉き、脱水

    乾燥

    大きなドラム型のアイロンをあてて巻きながら、直接乾かします。
    アイロンをあてた面がツルッとしたきれいな紙の表になります。
    紙の裏面には毛布があてられていますので、手漉き紙のような刷毛目が紙に残りません。
    ドラムから出てきた紙をロール状に巻き取り、各サイズに裁断します。

    乾燥

    「手漉き」と「機械漉き」の見分け方

               
    手漉き機械漉き
    紙の裏面 刷毛目がある。刷毛目がない。全体的にうっすらと毛羽立ち(毛布の跡)がある。
    すのこ目(すの目とも) すのこ目がある。すのこ目がない。

    刷毛目

    手漉きの和紙は、乾燥させる際に大きな刷毛を使うため、紙の裏面に刷毛目が残ります。
    ちなみに、厚い紙には腰の強い刷毛を使うため刷毛目がしっかりつきますが、薄い紙には柔らかい刷毛を使うため刷毛目はうっすらです。

    すのこ目

    紙を漉く際に、手漉きの場合はすのこ(すだれ)を使うため、紙の表面にすのこ目(すの目)という縦横の線ができます。
    手漉きに似せた機械漉きの紙にも、すのこ目がある場合があります。

    手漉きのすのこ
    すのこ目(すの目)

    “手漉きの紙=よくにじむ” ではない理由

    ニジミは、原材料の配合や薬品によるニジミ止めで調整できる

    機械漉きだからニジミが少ない、手漉きだからニジミが多いというイメージをお持ちの方も少なくないようですが、実際にはそういうわけではありません。
    機械漉きでも手漉きでもニジミの調整を行うことができます。
    近年はニジミの少ない紙が好まれる傾向があるので、相対的にニジミが少ないように調整されている紙が多くなっています。
    和紙は主原料である楮・三椏・雁皮の割合が多くなればなるほどニジミが少なくなりますし、薬品を使ってニジミの調整をする場合もあります。

    ニジミの調整(サイジング)が行われるようになった背景

    昔は紙が漉かれた後、工場で一定期間寝かされた上で出荷され、問屋様・小売店様での寝かす期間を経て消費者に届き、さらには消費者が一定期間紙を寝かした上で使用されてきました。
    完成後の紙を「寝かす」工程が、いくつもの段階でなされていたのです。
    近年では、消費の減少とともに紙を「寝かす」という工程が省略されるようになってきています。
    そのため、消費者が購入後すぐに使用できるようにと、薬品を用いてニジミの調整を行うようになっています。
    このニジミを調節する薬品をサイジングと呼び、おおよそ10段階に分けられ、ニジミが調整されています。
    工場から消費者の手に渡るまでの期間を想定して調整が行われているため、消費者は紙を寝かすことなくすぐに使うことができるようになっています。
    すぐ使えて便利な反面、ニジミ止めが施された紙は「紙を寝かす」ことで紙質が大きく変わり、別の紙と思えるほどに変化してしまうことがあるので注意が必要です。 (一方、ニジミ止め加工が施されていない紙は「紙を寝かす」ことで水分や糊気が飛び、ニジミが抑えられたり、紙が締まることで書きやすい紙になります。)

    紙の出荷

    その他にも書道紙には、ニジミ止めに胡粉(ごふん)が使われているものもあります。
    胡粉が施された紙は、さらっとした手触りとマットな質感で白色が美しいのが特徴です。
    表面に細かい粉をまぶしたような質感なので、筆運びに少し引っかかりを感じますが、墨とのコントラストが美しくニジミにくい紙だと言えるでしょう。

    玉山

    ▲ 胡粉が使われている書道紙「玉山」

    まとめ

    書道紙の「手漉き」「機械漉き」についてご紹介しました。
    「こんな表現がしたい!」と思ったときに、「なら、こういう紙を使えばいいんだ」ということがわかるようになると書道がもっと楽しくなります。
    今回は書道紙の製法による違いをご説明しましたが、手漉き紙といっても、もちろん種類によって書き味は全く異なります。
    機械漉きでも同様です。
    さまざまな紙をお試しいただき、書道紙の奥深さを体感していただけますと幸いです。

    書遊Onlineでは、800種類以上の書道紙を取り扱っております。

    『書道紙』はこちら>>

  • 贈り物にも最適!本格写経セット

    贈り物にも最適!本格写経セット

    写経を始めたいと思っておられる方や、プレゼントにおすすめの写経セットをご紹介します。
    写経は様々な効果が得られると言われ、「気持ちがシャキッとする」「すがすがしい気分になれる」と写経を体験する方が増えており、
    特に女性を中心に人気が出てきています。
    ゆっくりと墨を磨ったり、集中する時間を持つことで毎日が充実します。

    写経の効果関連記事

    http://syoyu-e.com/article/column/syakyou_1

    水差しや筆置きまでそろっているので、届いた日から本格的に写経を始めることができます。
    全てを出してみるとこんな感じです。

    <セット内容>

    • 筆「写経筆」 1本
    • 墨「呉竹1.0丁」 1個
    • 硯3.5度 1面
    • 文鎮 2個
    • 水差し 1個
    • 写経のしおり 1冊
    • 写経お手本 1冊
    • 写経用紙 15枚

    セットに入っている写経のしおりには写経の功徳について、写経の書き方、般若心経の意味などが書かれています。初めて写経に取り組まれる方も安心して楽しく取り組むことができますね!
    お手本と、写経用紙が15枚入っています。最初はお手本を写して書くと始めやすいですよ。

    墨は学習、実用向け呉竹の「智印呉竹」で純黒の落ち着きのある墨色です。
    硯は「角上朱硯3.5度」羅文石ですみおりが良いのが特長。適度に硬度があって硯面がすりへりにくい硯です。

    入っている箱は、書いた作品を入れておくことができそうです。

  • 美文字は得することばかり。「今日から美文字!」便箋セット

    美文字は得することばかり。「今日から美文字!」便箋セット

    お手紙を美しい字で書けたら…
    と考えたことはありませんか?
    人気の「今日から美文字!」シリーズ商品なら時間をかけずにお手軽に実現できます。
    文字は人を表すように、美文字であると得することばかりです。
    今回紹介する便箋セットはさらにお手紙も書けるようになる商品です!

    お手紙は相手への気持ちもこもるので、字の練習する機会にはとても良いですよね。
    「今日から美文字!便箋セット」は3通りの方法で練習をすることができる、とても楽しいセットです。

     1.”時間をかけずに文字を改善!”美文字テキストと水書き練習用紙で練習

    コツをつかんで時間をかけずに文字を改善する方法を教えてくれる
    「美文字テキスト」を読みながら、水を使って何度も書ける、便利な美文字練習用ペン・専用用紙で練習してみましょう。
    インクを使わないので、机や手をよごさず気軽に始めることができます。

    2.”実際に美文字筆ペンで書いてみる”練習帳

    セットには文字の基本から、住所まで練習できる練習帳がついています。
    朝活や、夜寝る前のちょっとした時間に練習帳を広げて実際に書いてみましょう。

    3.”手紙を書こう!”手本付き便箋セット

    コツがつかめてきたら、手本付きの便箋セットで実際にお手紙を書いてみましょう。
    手紙でよく使うフレーズが書かれたお手本や、手紙の書き方をまとめた解説用紙がついているので安心して書き始めることができます。
    セットには伝統ある簀(す)の目のある越前和紙の便箋が15枚と長形4号の封筒に合う宛名書き台紙がついています。(※封筒はついていません)

    文字を練習したいと考えている方、練習したいな、というお友達へのプレゼントにもおすすめです。

  • 贈り物で喜ばれる”大人の小さな書道セット”

    贈り物で喜ばれる”大人の小さな書道セット”

    ちょっとお手紙を書くとき、写経に行くとき、そばにあると便利な小さな書道セットをご紹介します。
    大人の小さな書道セットは、贈り物として大好評でプレゼントにぴったりです。

    メーカーオリジナルの陶磁器硯がセットになっています。
    硯の丘の部分がざらざらしていて、しっかりと墨を磨ることができます。

    硯の両サイドには金色の七宝模様がはいっていて、とてもかわいいですね。

    七宝模様は円満・財産・子孫繁栄などの意味が込められた吉祥模様。

    プレゼントにしても、見た目がよく好印象です。

    手紙や葉書を書く時、熨斗袋・祝儀袋などの表書きを書くときにご使用ください。
    文庫本と比べてもコンパクトなサイズ。

    持ち運びにも便利なサイズなので、写経に行く時にもおすすめです。

    可愛い見た目は机の上に置いておいてもお洒落です。

    継筆は馬毛で持ち手はプラスチックでできています。
    こだわりの道具を使用されたい方は懐中筆やお好みの筆・墨を買い足すのも、おすすめです。