10月課題を提出いただいた中より各コース別で優秀な作品を掲載いたしております。
小学1年 実優さん
一文字一文字丁寧（ていねい）に一生懸命（けんめい）書（か）かれた努（ど）力の跡（あと）がしっかりと伝（つた）わってきました。漢（かん）字の造形（ぞうけい）も含（ふく）め、素晴（すば）らしい書（か）きぶりで秀作（しゅうさく）です。
小学2年 沙良さん
鉛筆（えんぴつ）書きの線質（しつ）にシャープさが出てきたことで、文字は小さくても立体感（かん）があり、余（よ）白の美（うつく）しさが出てきました。
小学3年 凪さん
起筆を決め、筆の穂(ほ）先のバネをしっかりと使えるようになり線質（しつ）が一気にシャープになり文字が明るくなりました。今後の更（さら）なる線質（しつ）向上が楽しみです。
小学3年 睦さん
起筆にしっかりと力を込（こ）め、強い線を表現（げん）できました。造（ぞう）形も安定し、小筆書きも漢字でしっかりと丁寧（ねい）に書けました。
小学4年 帆乃花さん
ゆっくりと丁寧（ねい）に運筆されたことで、線質（しつ）に重厚（こう）感が加わるも、線の方向性（せい）と余（よ）白の工夫で造（ぞう）形が安定しました。
小学4年 和弥さん
穂（ほ）先のバネを意識（しき）した起筆と線の方向性（せい）により、線質（しつ）と余（よ）白の意識（しき）の向上が見られます。文字の配置が少し詰（つ）まって見えたことは惜（お）しかったです。
小学4年 琴音さん
起筆を決めて、思い切って運筆出来たことにより、線に抑揚（よくよう）が出て、作品に勢（いきお）いを感じます。
小学5年 優衣さん
筆が取られたような渇筆（かっぴつ）の線がなくなり、運筆リズムが作品に反映（えい）するようになりました。徐（じょ）々に筆勢が増してくると更（さら）に楽しみです。
ペン字 真尋さん
ペンの運筆の勢いの良さが線質にキレを生み出し、余白の意識が文字の造形に安定感を加えています。
仮名 万奈美さん
一貫性のある運筆リズムと墨の濃さ・墨量の調整が功を奏し、直筆による線の強さが際立っています。見応えある秀作です。
仮名 博美さん
古筆の形臨の中にも個性の表現が加わり、頭のイメージと腕の動きが一致したようなダイナミックな書きぶりが非常に魅力的な作品です。線質も力強く、秀作です。
仮名 理香さん
直筆による穂先の開閉により、芯の通った線質による連綿線をはじめとする線の良さを感じることが出来ました。少し気になる線も見受けられますが、今後に期待します。
仮名 真波さん
思い切った運筆により線質が徐々に強くなってきました。行の流れも出てきましたので、この調子でより形臨のレベルが上がってくると楽しみです。
漢字 君江さん
思い切った筆勢、墨量や線の方向性の工夫により、作品に躍動感があります。右払いが少し遠慮気味なのが惜しかったです。
漢字 美緒さん
筆の穂先を使う意識と余白の明るさがマッチし、線質に強さが出てきました。あとは紙面に対する5文字それぞれの大きさバランスが整ってくると尚良いですね。
漢字 寛さん
線質が更に引き締まり、余白の工夫も相まってそれぞれの文字が明るく見えます。より運筆に安定感が出てくると楽しみです。
漢字 豊子さん
筆の穂先に集中し、線の細い太いのメリハリに加え、余白をしっかりと意識した造形は懐の大きさが感じられます。
漢字 史人さん
線質に更にキレが増し、黒と白のコントラストがとても美しいです。ただ、惜しかった点は囲まれた四角の中に強調された起筆があることで、余白が少し狭く感じたことです。
漢字 慶子さん
安定した線質に加え、線に抑揚の変化も出てきました。余白の活かし方も巧く、秀作です。
漢字 由美子さん
細い線の中にも秘められた力強さがあり、かつ、線の抑揚と余白の美しさが紙面全体をとても明るくしており、秀作です。
漢字 友子さん
運筆が軽やかになり、線にも伸びやかさが出てきました。あとは線の中に抑揚や力強さが出てくると更に良くなります。
漢字 真子さん
余白の意識から筆の穂先の使い方、右肩上がりの運筆により造形に落ち着きが生まれました。落款にも力強さが出てきました。
漢字 Antonellaさん
線質に筆の穂先のバネを感じる事ができ、造形も安定感抜群で余白も美しく、秀作です。
実用・ﾋﾞｼﾞﾈｽ いずみさん
穂先の用筆法が自然で、芯のある線質が静かながらも感じられます。全体的な二字熟語の配置揃えは惜しかったですが、次回に期待します。
実用・ﾋﾞｼﾞﾈｽ 恵子さん
起筆から収筆に向けての運筆をしっかり意識されたことにより、線質に一定の安定感が出てきました。
実用・ﾋﾞｼﾞﾈｽ 仁美さん
穂先のコントロール力が高まるにつれ、線質に安定感と伸びやかさが出てきました。余白の意識も感じられます。
実用・ﾋﾞｼﾞﾈｽ 舞さん
穂先により集中し、細い線を有効活用され、文字の中に余白の明るさがあります。また、造形バランスの工夫が随所に見られます。