11月課題を提出いただいた中より各コース別で優秀な作品を掲載いたしております。
小学2年 凪さん
添削（てんさく）を重（かさ）ねるごとに、枠（わく）内にバランス良（よ）く、どっしりと書けるようになりました。漢（かん）字も右上がりを意識（いしき）して造（ぞう）形を整（ととの）えることを学びました。
小学3年 悠愛さん
筆使いにも慣（な）れ、力みなく運筆出来るようになってきました。線にも少しずつ抑揚（よくよう）が出てきました。余（よ）白の意識（しき）も自然（ぜん）体になってきました。
小学3年 帆乃花さん
今回も起筆に集中し、力強い線に加（くわ）え、どうすれば造（ぞう）形が安定するのかにも何度も挑戦（ちょうせん）しました。
小学3年 和弥さん
起筆が決まり、また、右上がりの意識（しき）が芽（め）生え、造（ぞう）形バランスも落ち着くようになりました。また、筆勢（せい）が出てきたことも良（よ）い傾（けい）向です。
ペン字 あゆみさん
ご自身の書き方の癖が抜け、自然体にペンが走るようになりました。それに伴い、余白が活き、文字が非常に明るくなりました。
仮名 万奈美さん
穂先のバネを意識して書かれた線質には内なる強さがあり、渇筆も活きています。行の流れ、余白の意識も行き届いており、練習による努力の成果が十二分に発揮されました。秀作です。
仮名 陽史子さん
添削を重ねるごとに、線質にこだわり練習を積み重ねてきました。清書作品は緊張感が出てしまいましたが、立体感とゆったりとした空間は表現できました。
仮名 齢美さん
ご自身で古筆臨書方法を探求され、その努力もあり、運筆リズムもさることながら、線質が非常に伸びやかになりました。行の流れ余白ともにしっかりと押さえて書けています。秀作です。
仮名 理香さん
古筆は変わりましたが、直筆による穂先の上下運動を意識し、線の太い細いの表現に挑戦されています。専用古筆用紙も使用され、臨書に向き合われています。
仮名 博美さん
古筆の形臨としては申し分なく、ご使用の紙に対して、絶妙の墨色加減でもあります。また、筆の穂先の開閉も抜群で、拡大臨書から原寸大臨書に切り替えたのも功を奏しました。秀作です。
漢字 富子さん
各文字の中の余白に集中し、静かな起筆ながらも、運筆に注力し、落ち着きのある作品に仕上がりました。
漢字 郁子さん
ご自身の書きぶりの好調さとその思いが線質の凄みに表れています。また、余白の意識もしっかりと出来ており、造形も安定しています。秀作です。
漢字 律さん
起筆でのタメが効き、運筆にも自信が出てきたことにより、線に深みが出てきました。また、余白の意識も徐々に活かされて、作品が安定しました。
漢字 香穏さん
毎月線質向上の為にはどうすべきかを考えながら取り組まれている成果が表れています。紙面に対する文字の大きさは今後の課題ですが、線質を鍛える意識は継続していきましょう。
漢字 三恵さん
造形バランスが取れるようになり、それに伴い、運筆リズムが良くなり、線質が伸びやかになってきました。今後がとても楽しみです。
漢字 君江さん
筆勢が出てきたことにより、線質の変化も見られるようになってきました。今後は紙面に対する文字の大きさも意識することで、更に良くなるでしょう。
漢字 強さん
キリッとした線質での書きぶりは統一されています。今回は左払いに若干てこづった感はありますが、余白の意識は継続されています。
漢字 寛さん
各文字の造形に注視し、特に、偏と旁に関する造形バランスの練習を積み重ねた結果、見応えのある造形に仕上がりました。
漢字 香苗さん
造形を整えるにあたり、一つの線の中にも変化がある事を意識して書き上げられました。文字の大きさも堂々としてきました。
漢字 弥佳さん
濃墨独特の表現は変わらずも、筆勢が出た分だけ線が引き締まり、造形に活かすことができました。
漢字 豊子さん
穂先の用筆法のコツが掴め、起筆が安定し、線質が良くなりました。その分、造形も落ち着き、半紙に対して文字の収まりもとても良くなりました。
漢字 真知子さん
横画の書き癖が抜け、造形も整うようになってきました。今後は運筆の技術も少しずつ習得していきましょう。
漢字 順子さん
造形・線質ともに素晴らしく、文字の中の余白も活きています。今後の上達ぶりがとても楽しみです。1行目と2行目の間隔が狭かったのが惜しかったです。
漢字 千晶さん
添削を重ねるごとに、造形・線の伸び・細かい線の方向性などを確実に学ばれました。それに伴い、線質も徐々に向上しています。
漢字 祐子さん
線に伸びやかさがあり、それに伴い、文字の中における余白の意識が活かされ、作品が明るく仕上がりました。
漢字 史人さん
真摯に練習を積み重ねた結果、起筆がしっかりと出来るようになり、線質に力強さが出てくるようになりました。
実用・ﾋﾞｼﾞﾈｽ すみ子さん
文字によって造形の特徴がある事を学ばれ、筆の穂先のバネをいかに使って強い線質にするかに取り組まれました。また、余白の活かし方も意識できました。